俺ガイル短編集   作:ゼロ少佐

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Belive

とある平日の朝

 

いつも通り登校していると、

 

1人で泣いている少女が居た

 

 

 

流石に放置するわけには行かないので 道の端に自転車を止め少女の所に駆けつける。

 

 

 

八幡「どうしたんだ?」

 

 

 

そう呼び掛けると少女はこちらの方を見た

 

見た目的には川崎の妹と変わらない位だな

 

 

 

少女「グスッ お母さんとはぐれたの」

 

 

 

迷子かこの子の母親は何をしているんだ

 

 

 

八幡「どの辺でお母さんとはぐれたか分かるかい?」

 

 

 

あっちの方と指を指す

 

指を指した方は大通りで人が多く、手を繋いでなければ

 

こんな小さな子ではすぐにはぐれてしまうだろ

 

 

 

八幡「そっか、じゃあ一緒にお母さん探しに行こっか」

 

 

 

手を繋いであげ、大通りの方へ出ていく

 

 

 

八幡「君のあ母さんってどんな服来ていたの?」

 

 

 

できるだけ優しい声を出し 少女に母親の事を聞き出す

 

 

 

特徴を纏めるとロングスカートを履いていて

 

上は黒っぽい服を着ているとの事だ

 

これだけでは特定するのも難しいな

 

 

 

人混みの中を歩き 交番が近くにあるのでそこへむかう

 

先生には先に遅刻する旨を伝えてある

 

 

 

交番の前に着くと

 

 

 

少女「ママ!ママーー!!」

 

 

 

お母さんを見つけたのであろう

 

走ってお母さんの元に駆けつけて行った

 

 

 

隣にはお巡りさんがいて、探す手伝いをしてもらっていたようだ。見つかって良かったな

 

 

 

ママ「貴方が!この子を連れていったのね!!」

 

 

 

は?と声が漏れる 俺はこの子が心配で

 

一緒に貴方を探していただけなのに

 

 

 

ママ「お巡りさん!この人を捕まえて頂戴!」

 

 

 

八幡「ちょ!ちょっと待ってくださいよ!俺はこの子が1人で泣いていたから交番に連れてこようと思って!」

 

 

 

声を遮られた

 

 

 

ママ「そんな言い訳はいいわ!何よその目は

 

犯罪者みたいな目をして!その目が証拠よ」

 

 

 

は?目が腐ってるから悪いのか?

 

なんだよそれ…俺はただ…助けたかっただけなのに…

 

 

 

涙が溢れてきて俺はその場を逃げ出した

 

そして、自転車を放置した場所に戻ってきた

 

 

 

警官「ちょっと待ちなさい!」

 

 

 

八幡「何ですか、俺はもう学校に行かなければならないので」

 

 

 

警官「君は、あの子を助けようとしただけなんじゃないのか?」

 

 

 

分かってくれる人はいた

 

 

 

八幡「そうですよ…それなのに何なんですか…

 

目が腐ってるだけで悪いんですか!それだけで悪人になるんですか!善行をしただけなのに…俺は…」

 

 

 

その場を逃げ出した

 

誰にも会いたくなかった

 

何も信じたくなかった

 

 

 

そしてそんな中、学校に着いた

 

 

 

教室に行くと丁度国語の授業中で、休み時間に

 

平塚先生に呼び出された

 

 

 

平塚「比企谷、どういう事だ 何故そんなにも遅刻が多いんだ」

 

 

 

八幡「すみません」

 

 

 

平塚「何か言い訳はあるか?」

 

 

 

八幡「いえ…」

 

 

 

そんな時に他の先生がこちらにやってきた

 

 

 

先生「君が比企谷君だね、ちょっと来なさい!」

 

 

 

平塚「先生、待ってください 今は私と話をしている最中ですよ」

 

 

 

先生が静止しようとする

 

 

 

先生「平塚先生は生徒指導でしたよね、ならここで本題に入ります」

 

 

 

先生「実はさっき苦情の電話が来た

 

総武高の生徒がうちの娘を誘拐しようとした

 

特徴は猫背で目つきが悪い アホ毛の生徒だと

 

言っていた」

 

 

 

平塚「どういう事だ!比企谷!」

 

 

 

ビクッ体が震える

 

 

 

八幡「俺は…何も」

 

 

 

先生「しらばっくれるな!お前が登校してきた時間

 

それに特徴も全部一致してるんだよ!」

 

 

 

八幡「違います…俺はただ」

 

 

 

先生「ただ?なんだ お前がやった事は犯罪なんだぞ!!」

 

 

 

強く怒鳴ってくる

 

そんな時にプチんと何かが切れた

 

 

 

八幡「あなたもそうやって何も聞かずに決めつけるんですね!あの子の母親と同じだ 俺はただ1人で泣いている少女を助けたかっただけだ…それがどうして俺が悪人扱いされなきゃならないんだ!」

 

 

 

そういい、部屋を飛び出す

 

 

 

平塚「待て!比企谷!」

 

 

 

教室には戻らず1人で屋上で黄昏れる

 

人なんてもう信じない…

 

もう誰も助けない 関わらない

 

 

 

そんな時に1人の生徒がやってきた

 

 

 

めぐり「久しぶりだね、比企谷君」

 

 

 

八幡「何ですか、用がないなら出ていって下さい

 

今は誰とも話したくありません」

 

 

 

めぐり「あはは、ごめんね でもさっきの会話聞いちゃったから そういう訳にはいかないかな」

 

 

 

さっきの会話…

 

 

 

八幡「貴方も俺を貶しに来たんですか 帰ってください どうせ俺は目付きの悪い犯罪者なんですから」

 

 

 

近づいてくる先輩を拒絶し丸くなる

 

 

 

 

 

めぐり「ううん、君はそんな子じゃないよ」

 

 

 

優しく髪を撫でていく

 

 

 

めぐり「その子を助けたかったんだよね?放っておけなかったんだよね」

 

 

 

めぐり「正しい事をしたんだよね」

 

 

 

今優しくされたら、また涙が…

 

 

 

グスッ ヒッグ

 

 

 

嗚咽を漏らす

 

 

 

めぐり「今はいくらでも泣いていいよ」

 

 

 

そういいギュッと抱きしめてくる

 

 

 

俺は彼女に身を任せ大泣きする

 

 

 

 

 

屋上のドアの前

 

 

 

平塚「先生、こういう事ですよ…後でちゃんと比企谷に謝って下さい それに私も…」

 

 

 

先生「私は…なんて事を…1人の生徒を信じる事もできずただカッとなって怒鳴りつけ、真相も明らかにせずに」

 

 

 

平塚「誰だって間違いはありますよ

 

だからそれを治していけばいいんです」

 

 

 

先生「はい…」

 

 

 

 

 

 

 

めぐり「もう、落ち着いた?」

 

 

 

八幡「…はい、すみません城廻先輩」

 

 

 

めぐり「いいの、気にしないで 君はいい事をしたんだから本来は感謝されるべきなんだしね…それに辛くなったら私の所においで いつでも慰めてあげるから」

 

 

 

八幡「はい ありがとうございます」

 

 

 

教室に行きバックを部室へ向かう

 

もう時刻は放課後を迎えており

 

 

 

八幡「うす」

 

 

 

結衣「ヒッキー!どこ行ってたの!?」

 

 

 

雪乃「あら、遅刻谷君今まで何処をほっつき歩いていたのかしら」

 

 

 

いつもならどうもない言葉だが

 

今の俺には少し辛かった

 

 

 

平塚「雪ノ下、その辺にしておけ

 

比企谷は何も悪くない」

 

 

 

雪乃「どういう事ですか?」

 

 

 

平塚「比企谷、話していいか?」

 

 

 

好きにしてくださいといい

 

部屋を出る マッ缶でも買いに行こう

 

 

 

帰ってきたら物凄くシーンとしていた

 

 

 

八幡「どうした、お前ら」

 

 

 

雪乃「比企谷君…その見少しだけ直したわ

 

貴方にもそんな良心が残っていたのね

 

ではなくてその、比企谷君今回は良くやったと思うわ

 

奉仕部部長として誇りに思うわ

 

貴方のそういう所好きよ」

 

 

 

結衣「ヒッキー!凄いね!」

 

 

 

い、いきなりなんだお前ら

 

びっくりするじゃねぇか

 

 

 

めぐり「良かったね、比企谷君

 

君には分かってくれる仲間が居るんだよ だから君は1人じゃないよ」

 

 

 

八幡「城廻先輩…

 

そうですね 俺には奉仕部がありましたね」

 

 

 

その後その苦情の件は

 

俺に駆けつけてきた警官の方と

 

先生で対処してくれた

 

 

 

そして全てが片付いた今日…俺は城廻先輩に告白する

 

助けてくれたあの人に…一緒に寄り添いたいと思う先輩に

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