俺ガイル短編集   作:ゼロ少佐

4 / 9
比企谷君の心の声が聞こえてくるのだけれど

季節は冬

 

頭の悪いカップル達が外でイチャイチャして

 

問題を起こす季節だ

 

 

 

比企谷君ぽく少し考えてみたのだけれど

 

少しきもいわね やめましょう

 

 

 

冬休みが終わり学校が始まって

 

数日程が経った

 

学校があろうが、なかろうが私には関係ない事なのだけれど 奉仕部の2人と会えるのは少し楽しみな私が居る。

 

 

 

由比ヶ浜さんとお話して、比企谷君と噛み付きあう

 

日常を私はそれなりに気に入っている

 

 

 

その点を踏まえるとやはり学校がある方が

 

私としては楽しいと思う

 

 

 

そんなどうでもいい事を考えながら

 

部室に向かった…

 

部室の鍵を開け、部屋に入り暖房をつける

 

 

 

高校の教室は冷暖房完備なので有難い

 

夏は暑く 冬は寒い中過ごさずに済む

 

 

 

いつもの自分の席につき 一息つく

 

 

 

ピロン

 

 

 

由比ヶ浜さんからメールが来た

 

今日は三浦さん達とカラオケに行くから

 

部活を休みらしい

 

 

 

という事は久しぶりに比企谷君と二人きり

 

になるという事ね…

 

 

 

ガラガラ

 

 

 

八幡「うす」

 

 

 

比企谷君がやってきた。

 

いつも見たく背を曲げ腐った目でこちらを見てくる

 

 

 

雪乃「こんにちは、比企谷君 相変わらず目が腐っているのだけれど、また何かやらかしたのかしら?」

 

 

 

八幡「何もしてないし、むしろデフォルトだ」

 

 

 

雪乃「そう言えばそうだったわね…この世の中を象徴するような腐った目をしているけれど比企谷君にとってはいつも通りだったわね」

 

 

 

いつも見たく毒舌を吐き

 

彼の返答を待つ、別に私はドSという訳では無いのだけれど 彼とこうやって言い合う時間は中々に楽しいものだ

 

 

 

八幡「はいはい、そうでしたね」

 

 

 

(ったくそんなに言わなくても良いじゃねぇか…俺だって少しは気にしているんだから…)

 

 

 

え、今のは何?

 

 

 

雪乃「ご、ごめんなさい 貴方がそんなに目の事を気にしているだなんて 思ってもなかったから」

 

 

 

八幡「あ、え?今口に出てたか?」

 

 

 

(うっわ、恥ずかしい…雪ノ下に気にしてる事がバレてしまった…)

 

 

 

また聞こえてきた…これは一体何なの?

 

 

 

雪乃「あ、えぇ あまりにも気持ち悪かったから つい聞き取ってしまったのよ、あんまり怪しい事ばかりしていると通報するわよ」

 

 

 

嘘をついてしまったわ…でもどうしてあんな声が

 

聞こえてきたのかしら?

 

それとも本当に比企谷君が口に出してしまっただけ?

 

 

 

八幡「す、すまん…」

 

 

 

(やっぱり俺嫌われてるのかな。まぁ、俺みたいな生きてても認知すらされないようなやつを雪ノ下が好きになる訳無いよな…自分で言ってて悲しくなってきたわ)

 

 

 

こ、これは比企谷君の心の声なの?

 

でも普段の彼と全然違うわ…

 

 

 

 

 

雪乃「いえ、私も言いすぎたわ ごめんなさい」

 

 

 

八幡「お、おぉ」

 

 

 

(雪ノ下が謝っただと!?もしかして調子でも悪いのか?さっきだっていつもより棘が強かったし…)

 

私の心配をしてくれるのは嬉しいのだけれど

 

私が謝るのってそんなに不自然かしら?

 

 

 

 

 

 

 

そこから特に話すことも無く

 

本を読んでいた

 

 

 

八幡「……どうした?そんなチラチラ見てきて」

 

 

 

(さっきから様子へんだし 体調悪いのか?

 

こいつすぐ無理するから心配なんだよな…)

 

 

 

っ!!比企谷君が私の事を心配してくれている

 

べ、別に嬉しくは無いのだけれど

 

悪い気はしないわね

 

 

 

雪乃「い、いえ何でもないわ…」カァァ

 

 

 

意識しては駄目よ

 

比企谷君には悟られないようにしないと

 

 

 

八幡「あんまり無理するなよ」

 

 

 

(また体調でも崩されたら 由比ヶ浜が心配するだろうしな…俺もだけど)

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「きょ、今日はこれまでにしましょ」

 

 

 

八幡「そうだな」

 

 

 

(今日はこのままだったけど、明日はいつも通りだったらいいな…ったく俺らしくねぇな)

 

 

 

本当に貴方らしくないわよ…そんな不意打ちばっか

 

 

 

八幡「そ、そのなんだ、もし困った事があったら頼ってくれよ?」

 

 

 

彼が照れくさそうにそう言った

 

心の声は聞こえなかった…

 

多分本心なのだろう

 

 

 

雪乃「えぇ その時はよろしくね」

 

 

 

いつか話さないといけない時が来るかもしれない

 

でも今はこの状況を楽しんでみてもいいと思う

 

だって私は比企谷君の事が好きだから

 

比企谷君の事をもっと知りたいから

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。