合法ロリ大学生と見切れ男子   作:にゃん太班長@元アクセンティア

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キャラ崩壊してるかもしれませんが温かい目で見逃してください。
お願いします(懇願)


合法ロリと見切れ男子

「今日も疲れた~~」

 

「そうですね、今日はお客さん多かったですし」

 

今日もスティーレの営業を終え、従業員の面々は各々仲良く帰り支度を始めていた。

 

 

その中でも妹属性を演じている星川麻冬は、いつもより早く身支度を済ませロッカーのカギを閉めた。

 

 

「じゃあお先に、お疲れ様。」

 

「麻冬さん、お疲れ様~~」

 

「お疲れ様です」

 

「お疲れ様です、麻冬さん」

 

「ええ、お疲れ様」

 

 

夏帆と苺香、美雨に返事をし、更衣室を後にする。

 

今日はプミキュア関連の書籍の販売日ということもあり、自然と普段よりも早足になる。

 

 

「麻冬さん、お疲れ様デス。少しだけよろしいデスカ?」

 

 

厨房の脇を通り過ぎたところで、店長であるディーノに呼び止められる。

 

 

「何かしら、ちょっと急いでいるから手短に頼むわ」

 

「わかりました、明後日なんデスが、店内の給湯器の調子が悪くて、設備点検するのでお休みになります。麻冬さん明日お休みでしたよね

 

それだけ伝えようと思いまして。」

 

「そうわかったわ、お疲れ様」

 

「お疲れ様デス。」

 

「お、星川早いな、お疲れ」

 

「秋月君、お疲れ様」

 

 

ディーノとの会話を終え、秋月に挨拶をしスティーレを後にする。

 

街灯が煌々と照らす道をやや早歩きで進む。

 

目指す先は、ひょんなことで知り合いとなった男の勤めている駅前の書店だ。

 

いつものように書店の入り口を抜け、サブカルの新書が陳列されている場所に早足で向かう。

 

陳列されている場所にたどり着き、目当てのプミキャアの書籍を探す。しかし、今日販売であるその書籍はどこにも見当たらなかった。

 

(少し出遅れたわね、もう売りきれたかしら)

 

「あの、何かお探しでしょうか…………って麻冬さん!?」

 

「あら、こんばんは」

 

この見切れている男性こそ、最近ひょんなことで知り合いになったイトウである。スティーレの常連で麻冬に告白をえしてきてあえなく玉砕したが、紆余曲折あって友達からという形で付き合っている。

 

 「つかぬことを聞くけれど、今日販売のプミキュアの本ってもう在庫はないのかしら」

 

「プミキュアですか……ちょっと待っててもらってもいいですか。バックヤードで確認してきますので」

 

「ええ、お願いするわ」

 

数分ほど待っていると、イトウが笑顔で本を抱えて近づいてきた。

 

「麻冬さん、これでしょうか?」

 

「ええ、これで間違いないわ、ありがとう」

 

「それはよかったです。これで最後の一冊だったみたいで……ほんとによかったです。」

 

自分のことのように喜んでいるイトウを少し照れ臭く思いながら書籍を受けとった。

 

「ありがとうね、お店に来たときはサービスするわ」

 

「いえ、そんな当然のことですから。」

 

「じゃあ、私ほかに買うものがあるから」

 

「はい、ごゆっくり買い物してください。」

 

イトウはバックヤードに消え、麻冬は小説コーナーに歩を進めた。

 

レジで会計を済ませ、出口へと向かうとちょうどシフトが終わったのかイトウが従業員入り口から出てきた。

 

「また会ったわね、シフト終わり?」

 

「はい、今日は帰るだけです。」

 

「そう、じゃあまたお店で「あの、一緒に帰りませんか?駅まででいいので」……いいわよ」

 

「ありがとうございます!!」

 

普段なら一人で帰るところだが目的地も同じことだし断るのもおかしいので一緒に帰ることにした。

 

「ちょうど、明後日にお店に伺おうと思っていたのでよかったです。」

 

「明後日は、店内点検の日だから定休日になるそうよ」

 

「え!!そうなんですか。まいったな」

 

「ええ、なんでも給湯器の調子が悪いらしくて、ごめんなさいね」

 

「給湯器ですか。この時期は寒いですから、給湯器ナシはきついですね。」

 

「ええ、ほんとうに最近は冷えるわよね、寒いの苦手だから嫌なのよね、この季節」

 

「ですね~~。あっ、でしたら明後日出掛けませんか?麻冬さんが良ければですが」

 

「いいわよ、特に予定もないし」

 

「え、いいんですか!!」

 

「ええ、予定もないし今日のお礼もしたいし」

 

「あ、ありがとうございます!!」

 

二人で他愛のない話をしていると麻冬の乗る電車がホームに入ってきた。

 

「じゃあ、私これに乗るから」

 

「はい、あとでメールで連絡するのでよろしくお願いします。」

 

「ええ、じゃあ明後日ね」

 

「はい、明後日に」

 

イトウがそういうとちょうど電車のドアが閉まり、電車が緩やかに動き始めた。

 

 それから30分ほどたち、家に帰宅し、入浴をすませ自室で髪を乾かしていた。すると、スマホのバイブが鳴った。

 

メールアプリを開くとやはりイトウからのメールが届いていた。

 

 

『こんばんは

 

夜遅くにすみません。

 

 

さきほどのことですが、アイサツ!の劇場版が公開されているので、映画館に行きませんか。

 

お返事待ってます。ではおやすみなさい。」

 

 

 

「そういえば、今日公開だったわね。忙しいかったから忘れてたわ」

 

まだ、イトウにアイサツ!が好きだと伝えたことはなかったがプミキュアが好きということからアイサツ!も好きかもしれないと思ったのだろう。

 

麻冬はメールに返事を打ち込み、送信を押した。

 

心なしかその口元は微笑んでいた

 

 

そのころ、イトウ宅

 

 

スマホが通知を知らせ、イトウがスマホを恐る恐る手に取る。真冬からのメールを確認した彼はガッツポーズをして「よし!!」と叫んでいた。

 

 

「こんばんは。

 

映画の件、私も見たかったからうれしいわ。

 

明後日はよろしくね。

 

では、おやすみなさい。」

 

 

 

 




ブレンド・Sはいいぞ……
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