志葉家十八代目当主にして現シンケンレッド。
10年前に両親を失い、外道衆と戦う為に剣とモヂカラを鍛えてきた。
両親の死を目の当たりにし、多くのモノを託されたことを切っ掛けに目が死んでいる。
血のつながった家族は妹の小町なのだが、どうやら姉と呼ぶべき存在がいるらしい。
性格は原作の八幡とは違い、卑屈ではないが■■■であることを自覚しているので誰も戦いに巻き込まない為に他人を寄せ付けない人見知りになっている。
本格的に外道衆が攻めてきたので、入学したばかりの高校を休学することになった。
本人に自覚はないが、シスコンである。
【小町】
八幡の実の妹。志葉家の屋敷に共に暮らしており、黒子と共に家事をしている中学二年生。
剣の稽古を八幡とずっとしてきたので、生身でナナシと十分戦える。
モヂカラの才能もあり、陰から八幡のサポートをしている。
本人は知らないが、家臣や黒子達の間ではアイドルになっている。
―――『隙間』、それは『この世』と『あの世』の境間。化け物達の入口であり出口。だから、決して除いてはいけない。なぜなら、三途の川から外道衆がやってくるからだ。
そんな化け物達に立ち向かうため、世の為人の為に戦う侍達がいた。
「控えおろう!このお方を何方と心得る!よぉく聞け、外道衆共!此方に御座すのは300年の歴史より貴様達を葬ってきた侍の末裔、志葉家十八代目当主である、シンケンレッド・志葉八幡様だ!」
それは、顔に火の文字か書かれた仮面と全身真っ赤な侍の姿だった。
「さあ、大人しく隙間に帰るか、殿の刀の錆となるか「爺」はっ!」
「長い。」
「え。いやしかし、戦いと先ずは・・・・・・」
「外道相手に聞かせても意味がないだろう。いざ、参る!」
赤き侍は刀【シンケンマル】を腰から抜き、ナナシの群れに走り出していった。
◇
今から10年前、血祭ドウコク率いる外道衆と先代志葉家当主率いるシンケンジャーとの戦いがあった。
しかし、激化する戦いの中、ドウコクは志葉家の本拠地に攻め込んできた。その際、4人のシンケンジャーと先代の当主は瀕死に追い詰められた。
先代当主は最後の力を使い、ドウコクを封印し、外道衆を三途の川に追い返すことに成功した。
だが、その代償は高く、先代の当主はそのまま死亡。他の四人も二度と戦えない体となってしまう。
そして俺は・・・・・・
―――いいか八幡!今日からお前がシンケンレッドだ!
―――父さん・・・・・・。俺は・・・・・・
―――これからたくさん辛い目にあうだろう。それでも、この世を、多くの人を守る為に、耐えなければならない。すまない、お前に全てを押し付けるこんな父を許してくれ。
―――・・・・・・わかった。だから安心してよ父さん。
―――最後に・・・・・・小町を・・・・・・頼んだぞ
―――父さん?父さーーーーん!
あの日からだな。俺の目のハイライトが無くなったのは。
親父は死に、俺にシンケンレッドと獅子折神、そして妹の小町を託した。
俺はこの命に代えても、この世をあの人が戻るまで守らなくちゃならない。
・・・・・・肝心のあの人があの性格だからなぁ。
―――よいか八幡!私は必ず帰ってくるからな!絶対に死ぬでないぞ!死んだら姉上、泣くからな!絶対に泣くからな!
やっべ、めっちゃ心配だ。あの人、本当に習得して戻ってこれるのか?ポンコツだしなぁ・・・・・・
っと、そういえば爺がもうすぐ次の世代のシンケンジャーがここに来るって言ってたな。
正直、俺一人で十分だと思っている。一度も顔を合わせたこともない赤の他人を戦いに巻き込むのは不本意だ。
だが、これからの戦いは間違いなく激化するだろう。そうなれば、俺一人では対処できなくなる。
やはり、憎まれ役になるだろうが、言うしかないか。もし言えば、しばらくの間小町は口をきいてもらえないだろう。だが、必要なことだ。
たとえ家臣になるであろう奴らに嫌われることになろうとも、俺は覚悟が無い奴と共に戦う気は無い。
「お兄ちゃーん!黒子さんがご飯出来たって!いつまで稽古してるのさ!」
「ああ、今行く」
もう夕飯の時間か。剣の腕はともかく、モヂカラの修行はまだまだ未熟。
今だにアレを使いこなせてないからな・・・・・・はぁ、早く帰ってきてくれないかなぁあの人
続く
ども、ゼルガーです
久しぶりに執筆しました。いやー、やっぱり書くのは楽しいです。
某動画でシンケンジャーを一話から放送していたので、久しぶりにシンケンジャー熱が入りました。
pixivには志葉家当主の俺が高校に通うのは間違ってないか?という戦いの後の話。つまり、俺ガイル本編を書いていましたが、三年くらいエタってました。いや、すんません
向こうではネタバレになっていることが多く書いてありますが、こちらではそれを伏せて書いていきます。某姫の事とか、小町に苗字を名乗らせない事とか。
ではまたノシ