俺が志葉家当主なのはまちがっている。   作:ゼルガー

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第二幕「人の為に強く戦う気持ち」

俺を含む一族は現代において異端であり、異質で異常。俺もそう思う。時代錯誤だし、今時殿様や家臣なんてはやらない。

 

しかし、それでもこの体制は続けなければならない。かれこれ300年も続いているのだ。いや、続けなければならない。それもこれも全て、隙間の向こうにいる外道からこの世を守るためである。

 

でも、時代錯誤な侍人生っていうのはやはり現代社会では生きにくい。

 

余談だが、歴代シンケンジャーの活動は日本政府公認であり、巨大兵器にあたる侍巨人の保有を認める、戦いの被害による損害賠償の責任を負わないと権限を与えられている。

 

まあ、アヤカシや外道衆を相手にできるのは俺たちしかいないから任されているってのが大きいんだろうな。

 

俺はコミュニケーション能力というのが低く、人見知りだった。おかげで今に至るまで友達ができた試しがない。俗にいうぼっちと言う奴だ。べ、別に寂しくねーし。

 

で、俺は何を言いたいか。それは・・・・・・

 

 

「学校に行かなくていいなんてサイコー」

 

「うわ、珍しくめっちゃいい笑顔だよお兄ちゃん。そしてキモい」

 

「おい、キモいって言うなよ。傷つくだろ小町」

 

「え?今更傷つくの?」

 

 

小町ちゃん?それ、ひどくね?

 

 

「お兄ちゃん?学校行かなくていいって喜んでるけど、下手したら留年するってことだよ?来年受験しなくちゃならない小町もどうなるかわからないんだよ?それなのにサイコーは無いでしょサイコーは」

 

「あ、いや・・・・・・悪かったな」

 

 

確かにこれは俺が悪かった。俺はついこの間終えたが、小町は来年受験だったな。

 

黒子にお茶を入れなおしてもらい、少しすすって気を入れなおす。うん、美味い。

 

 

「そうだよな。お前もそうだが、爺が呼び出した顔も知らない家臣達も自分の生活を置き去りにしてきてもらうんだよな。・・・・・・正直に言えば、来てほしくないがな」

 

「まだ行ってるの?爺ちゃんも言っていたでしょ?一人で外道衆を相手にするのは危険すぎるって。今は何とかお兄ちゃんだけで戦えてるけど、二ノ目になったアヤカシは獅子折神だけじゃ無理だよ?」

 

「そーなんだよなぁ。まあ、実際にそいつ等が背中を預けてもいい家臣かどうかは、会ってから考えるがな」

 

「もう!相変わらず捻くれてるんだから」

 

「あの人よりはマシだろ。もし、あの人だったら容赦なく切り捨てるぞ。例え、身内に甘い人であるあの人でもな」

 

 

これだけは断言できる。例え、俺と小町を溺愛する姉バカであろうと、この世と人々の命を守るためなら、身内相手でも容赦はしない。

 

昔、ここを去る前に何度も稽古してもらったら、普段の姉バカな性格は無くなり、容赦のかけらもない修羅だった。ああ、今も俺と小町にとってはトラウマだよ。

 

 

「で、その呼び出してもらってる家臣さんたちは何時来るの?」

 

「さあな。黒子達が迎えに行くと言っていた。なるべく早く連れてくると言っていたが・・・・・・」

 

 

 

ともう一度茶を飲もうとしたときだった。

 

下手に設置されているスキマセンサーが大きな音を立てて鳴り響いた

 

 

「アヤカシか・・・・・・場所は●区か」

 

 

ここからだと少し距離があるか。仕方ない、馬を呼び出すか。

 

 

「小町、黒子達に他の家臣を底に連れて行くよう指示しろ」

 

「うん!死なないでね」

 

「当然だ、俺は死なん」

 

 

そう、俺は死ぬわけにはいかないんだ。

 

俺はショドウフォンで馬を呼び出し、アヤカシが出現した現場に向かった。




ども、ゼルガーです


≫シンケンジャーの活動は日本政府公認であり、巨大兵器にあたる侍巨人の保有を認める、戦いの被害による損害賠償の責任を負わないと権限を与えられている。

これは小説版シンケンジャーの公式設定です。
まあ、銃刀法違反のある現代で侍という存在や巨大兵器の所持と戦闘を許されているんですから、政府公認なのは当然ですね。

家臣4人の性格は原作通りかどうか

  • キャラ崩壊上等
  • 原作通りがいい
  • 基本的に原作通りで稀に崩壊
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