携帯獣異聞録シコクサバイバー   作:桐型枠

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 三人称視点です。




どくガス使いはご用心

 

 

 

 市役所の上空から戦場を見下ろすヨウタは、アキラのあまりにもあんまりな戦いぶりに軽く戦慄(ドン引き)していた。

 露払いをワン太に頼んだうえで、自身はただひたすら蹴り、縛り、吊るす。せめて死人が出ないようにと、ヨウタはただ祈るばかりだ。

 

 レインボーロケット団の下っ端たちの、ポケモンの練度は低い。彼らにとってポケモンとは悪事の道具でしかないため、「鍛える」という概念が無いからだ。

 そんなポケモンたちが、ヨウタの手によって鍛え抜かれたワン太に勝てる道理はない。

 また、アキラの位置取りが巧いということもある。彼女は常にポケモンとの間に下っ端を配するようにして動いている。これでは迂闊に放った攻撃は味方に当たってしまう。圧倒的優位のはずなのに捉えきれない――下っ端たちの焦燥は、目に見える以上のものがあるだろう。

 

 

(それにしてもワン太……なんだか妙に張り切ってないかな?)

 

 

 ふと、なぜだかヨウタはワン太の動きが普段と比べて鋭いことに気が付いた。

 これまで暴れられなかった鬱憤を晴らすためか、チャムの足爪が食い込んで痛いからか、あるいは見た目は美少女のアキラがいるからか……いずれにしても、動きが良くなっている以上問題はないということにして、ヨウタはモク太に指示を出して四階のガラスに空いた大穴に飛び込んだ。

 

 市役所の中に入ると、戦闘の音はより大きくなる。モク太と共に現場に向かうと、「ばけのかわ」の首部分が折れ千切れ、満身創痍になりながらも果敢に会議室の扉を守り続けるミミ子の姿があった。

 

 

「ミミ子!」

「ギュギュ……」

「ちっ、来やがったか!」

 

 

 ヨウタの声に安心したのか、ゆっくりと身を横たえるミミ子。換わるようにしてその前方に躍り出たモク太が、「かげうち」によってレインボーロケット団員をポケモンごと叩き伏せた。

 

 

「野郎、下じゃなかったのか!?」

「どういうことだ、報告じゃ駐車場に……」

「こっちにもいるのか!? どうなっている!?」

 

 

 彼らの混乱は深い。アキラがワン太を連れていることで、ヨウタも駐車場にいるという勘違いも起きているようだ。

 加えて、そのアキラに対処するために多くの人員が駆り出されている。この階に送り込んでいた人員を割いたのだろう。

 しめた、とヨウタはモク太へハンドサインを送った。「リーフストーム」の合図だ。

 

 

「クォォォッ!!」

「「「うわあああああああっ!!?」」」

 

 

 前触れ無しに放たれた、切れ味を持つ木の葉を伴う暴風。レインボーロケット団員とそのポケモンたちはその表皮を切り裂かれ、猛烈な勢いの風に翻弄され、吹き飛ばされていく。殆どの団員が気を失い、あるいは動くことすらできなくなったタイミングを見計らい、ヨウタは会議室の中に向かって呼びかけた。

 

 

「大丈夫ですか!?」

「!? ……き、君は? さっきの女の子の友達かね?」

「とも……はい、そうです!」

 

 

 ヨウタの問いかけに応じたのは、くたびれたワイシャツを身に着けた壮年の男性だ。その手には空のモンスターボールが握られており、先の発言と併せ、彼がアキラによってミミ子を預けられたのだと推察できる。

 

 

(……アキラ、もしかしてかなり猫被って接してたんじゃ……?)

 

 

 一方、ヨウタは僅かながらそんなことを考えた。

 そもそも彼女がヨウタのことを「友達」だなんて形容するとは思えない。しいて言うとするなら「仲間」だろう。人質にされていた人たちを落ち着かせるためにそうしたのだとすればつじつまは合うが、違和感が拭えないのは確かだった。

 

 

「助けに来ました。ここは危険ですから、早く外に出ましょう!」

「あ、ああ! ありがとう!」

 

 

 わっ、と会議室に歓声が広がる。よほど重度の緊張に晒されていたためか、涙を流していたり、へたりこんでしまっているような者もいた。

 

 

(アキラが戦ってるのは、正面側……)

 

 

 その中でも、ヨウタは必死に考えを巡らせる。

 アキラが戦っているところに向かうのは一番の愚策だ。彼女の戦いに巻き込まれれば、一般人はただでは済まない。

 そもそもを言うなら、一階に降りること自体が危険だが、それはどうしようもない、とヨウタは飲み込んだ。敵がいたとしても自分が倒せばいい。その決意のもと、男性から受け取ったミミ子のボールに彼女を戻し、人質たちを先導しようとした――まさにその時だった。

 

 

「……!」

「おや」

「むっ……」

 

 

 階下からの足音が二つ。階段を登ってきたうちの一人は、赤いフードを被った男。

 そしてもう一人は――――

 

 

「……ランス!」

「アサリナ・ヨウタ! やはりおまえですか……」

 

 

 レインボーロケット団幹部の一人、ランス。

 ヨウタは一瞬彼のことを認識できなかった。ガーゼを張りつけ、包帯を巻き……アキラに殴られたことで骨折したか、ひどく腫れてしまったのだろう。痛々しい治療の跡が、その整った容貌を隠していたためだ。

 とはいえ同情して良い相手でもない。ましてや加減などもってのほかだ。もう一人の素性も分からない。

 ヨウタは、一番の相棒のボールを握った。

 

 

「アサリナ・ヨウタ……か」

「お前は!?」

「マグマ団幹部、ホムラ」

「マグマ団……ランスを助けに来たのか!」

 

 

 マグマ団は、ロケット団と統合した組織のうちの一つだ。当然、ヨウタとすればこれを見過ごすことはできない。

 二対一という不利な状況だが、狭い室内で、かつポケモンたちもちゃんと回復している。負ける気はなかった。

 対して、ホムラはヨウタの言葉に僅かに額に皺を寄せると、一つ息をついてボールを取り出した。

 

 

「……まあ、そういうことでいいだろう。行け、グラエナ」

「ゥガアッ!!」

 

 

 ホムラが繰り出したのは、黒と灰色の体毛を持ったポケモンだ。その反応を察知して、ヨウタのカバンの中からロトムが呼びかける。

 

 

「グラエナ、『あく』タイプのポケモンだロト!」

「分かった! ライ太!」

「ッサム!」

「くっ……直接のぶつかり合いなど主義ではないというのに……! マタドガス!」

「ガガガァ……」

 

 

 同時に、ヨウタとランスが二体目のポケモンをそれぞれ繰り出した。

 互いに向かい合う形で二体ずつのポケモンが並び立つ。

 一見すれば状況は互角、しかし――と、ランスは顔をしかめた。

 

 ――この場所は、狭すぎる。

 

 それは、元々が人が使うためだけにデザインされた施設であるというのが大きいだろう。ポケモンが存在しない世界の建築物なのだから、ポケモンバトルを想定しているつくりであるはずがない。ただ戦うというのも、容易なことではないだろう。

 しかし。

 

 

(何故笑っている?)

 

 

 ヨウタは、自信を感じさせる笑みを、僅かながらに浮かべていた。

 ポケモンの練度の差があることは確かだが、ヨウタは人質たちを守らなければならない。それは背後に攻撃を通してはならないということだ。場合によっては全ての攻撃を自身とそのポケモンだけで受けきる必要もあるだろう。

 彼はそれが「できる」と確信しているのだ。そうした上で、勝てる、と。

 

 三人とそのポケモンは、互いに適度な距離を測りながら、動き出した。

 

 

「ライ太、『バレットパンチ』! モク太は『かげうち』だ!」

「サッ!」

「クアァッ!!」

 

 

 弾丸の如き速度でライ太の拳がグラエナに迫り、モク太は周囲の影を操り、矢のようにしてマタドガスへと撃ち放つ。

 超高速の一撃だ。当然ながら、回避は極めて難しい。しかしホムラは冷静にそれを観察しながら、グラエナに指示を出した。

 

 

受けろ(・・・)グラエナ。そして食らいつけ、『ほのおのキバ』だ」

 

 

 あえて「受ける」という判断。腹部に叩きつけられた剛腕による一撃と影の矢は、確かに痛烈なダメージを与えた。だが同時に、グラエナはライ太の腕に火炎を纏う牙を食いこませた。

 

 

「マタドガス、『どくガス』を撒きなさい。ただし相手は彼ではなく、その背後だ」

「ガッガア……」

 

 

 対して、ランスはヨウタではなく彼の守るべき人間――人質に向かって「どくガス」を放射させる。

 これもある意味では正しい判断だ。そもそも、ランスではヨウタに敵うほどの実力を持たない。ならば、彼の「弱点」を突く。そうすれば、少なからず彼に手傷を負わせる結果になるだろう。

 

 ――――だが。

 

 

「モク太、『おいかぜ』!」

「クォォォッ!」

「ち……マタドガス、自分で出したものなのだから「のみこむ」のです!」

「ガッ!? ガゴオオオオ……!」

 

 

 ヨウタもまた、その程度のことは予測できている。

 一度はランスにしてやられた彼だ。だからこそ、こういった手段を取るだろうと理解していた。マタドガスの分類は「どくガスポケモン」。この状況でやることなど一つしか無いだろう。

 

 

「そんな無意味な小技に時間をかけるな。グラエナ、ジュナイパーに『イカサマ』!」

「ガアゥッ!!」

「ライ太、行かせちゃ駄目だ! 割り込んで!」

「サァァァ!」

 

 

 自ら牙を放し、黒く輝くグラエナの爪がモク太に迫る――その直前に、ライ太は己の腕を無理やり二匹の間に潜り込ませた。

 「イカサマ」は相手のポケモンのエネルギーを逆用して、その攻撃力をそのまま相手にぶつける技だ。ライ太――ハッサムの攻撃力は群を抜いて高い。弱点を突かれるかたちになるモク太よりもダメージは小さいだろうが、それでも被害は甚大だ。

 しかし、甚大であるからこそ、輝く技がある。

 

 

「『きしかいせい』!」

「――――ムァァッ!!」

「ギャウウッ!」

「……戻れ!」

 

 

 片腕にめり込んだ爪を抜かず、返さず――むしろ引き込むようにしながら、ライ太は音よりも早く、グラエナの頭に一撃を叩き込んだ。

 こうなってしまえば最早戦闘はできない。それを察したホムラは、グラエナをボールに戻して別のボールを手に取った。

 

 

「行け、コータス」

 

 

 次いで現れるのは、亀形のポケモン。背中から黒煙を噴き上げようと一瞬体を揺らすが、その直前にホムラの手によって止められた。この場でそんなことをすれば、相手のみならず自分たちの視界も塞がれてしまうからだ。

 更に言うなら、それに伴って消火設備が作動する可能性もある。有効範囲の狭い「ほのおのキバ」は、この状況に最も適した技だった。スプリンクラーを作動させるようなことはなく、仮に作動させたとしても、口の中だけで作用する効果であるため、影響が少なかったからだ。

 

 対して、コータスの技は有効範囲が広く、直接的に炎を吐く、噴き上げる……といった使い方が多く、水びたしになってしまえば悪影響を受ける可能性が高いことだろう。

 モク太とライ太に対して有利なタイプ相性であることには違いないが、高威力の技をまともに扱えない以上、不利は明らかだった。

 

 ふう、とホムラは一つ息を吐いた。

 

 

「流石に腕が立つ。どうだ、アサリナ・ヨウタ。我々マグマ団に従う気はないか?」

「ホムラ! まさかおまえ、そのつもりで……」

「冗談のつもりなら笑えないよ。あなたたちは全員倒すと決めてるんだ」

「何もレインボーロケット団に、というのではない。『マグマ団に』だ。彼らとはただの協力関係に過ぎない」

 

 

 はあ? と、常なら絶対に出すはずもない威圧的な態度で、ヨウタは聞き返す。

 

 

「何をどう言い繕っても変わらないだろう。どう違うって言うんだ」

「マグマ団の目的は、支配ではなく発展だ。陸地を増やすことで人類の発展を促す。それがマグマ団の目的だ。決して、人を虐げたいわけでは――――」

「どれだけの人が迷惑をかけられて、苦しんでると思ってるんだ! そう思ってるなら最初からレインボーロケット団になんて協力するべきじゃないだろ!」

「必要な犠牲だ」

「ふざけるなッ!! どんな目的があっても、それで人を傷つけることを正当化するなんて最低だ!」

「青臭い啖呵を切るのは結構ですがね、言っている場合ですか? マタドガス、『ヘドロばくだん』!」

「ンガガァッ!」

「!」

 

 

 ランスのマタドガスが攻撃を行ったのは、まさに絶妙なタイミングだった。

 どくタイプの攻撃が効果の無いライ太が前に出て攻撃を防ごうとするが、その細身の身体では炸裂したヘドロ全てを防ぎきることはできない。ポケモンならともかくとして、人間が……ヨウタがその毒液をわずかにでも受けてしまえば、すぐに即効性の毒が全身に回るだろう。

 

 ――――それを、ヨウタは壁を駆け上がって回避した。

 

 

「は……?」

 

 

 ランスは唖然とした。

 何だ今のは。意味が分からない。彼はいったい何をした?

 ランスを殴り倒したアキラ、彼女の身体能力なら理解できる。しかし、では、これは?

 

 困惑するランスだが、実情はと言うとごくシンプルなものだ。アキラの身体能力が異常なだけで――ヨウタの身体能力も、非常に高いということ。

 彼はアローラ地方の「島めぐり」を制覇したトレーナーだ。アローラの特殊な環境下で行われる数々の「試練」は、自然とヨウタの身体を鍛える結果となっていたのだ。そこに加えて、スカル団にエーテル財団、レインボーロケット団という、三つもの「ルール無用」を体現した組織との戦い。トレーナーが狙われることなど日常茶飯事であり、そうなるたびにヨウタの回避技術は磨かれていった。

 

 彼は、知略という面では迂闊なところがある。しかし、ポケモンバトル――戦いという面に限って言うなら、隙は無い。

 

 

「モク太、『かげぬい』だ!」

 

 

 宙返りして着地しようとするその最中に発せられた指示に応じ、モク太は影の矢を複数放った。

 ランスとホムラ、マタドガスとコータスの影に突き刺さった影の矢が、彼らを縫い留める。バトルからの離脱を許さず、また、その行動を多少ながら制限する、ジュナイパーという種族にのみ許された妙技。一瞬のうちに広がる静けさの中、ランスはこの戦いの趨勢が完全に彼らの方に傾いたことを理解した。

 そして、最悪の事態になったとも。

 

 静かになった(・・・・・・)ということは、つまり。

 

 

 ――――カツン。

 

 

 足音と共に、電気が弾けるような音が階下から発せられた。

 

 

「――――!!!!」

 

 

 ヤツだ。間違いない!

 全力でランスの脳が警告を発し、顔面が痛烈な痛みを訴える。それほどまでに、ランスにとって彼女の存在は鮮烈だった。

 

 ――――カツン。

 

 どこからともなく現れて、作戦を破綻に追い込み部下たちをなぎ倒し、ランスの顔面に拳を叩き込んで文字通り鼻っ柱を折った少女。

 まさか、この短時間で階下のレインボーロケット団員を全滅させたなど、ありうるのだろうか?

 

 ――――カツン。

 

 有りうる。

 流石にポケモンに勝てるほどの能力ではないはずだ。だが、それでも「まさか」と思わせるような迫力がある。実力がある。

 ポケモンを出す前にやられれば。あるいは出した後でも、指示を出す前にやられれば。

 

 ――――カツン。

 

 悪鬼羅刹か修羅の類か、いずれにせよ、その存在は作戦の失敗と共にトラウマとして刻み込まれてしまっていた。

 

 

「ホムラ、この状況はいただけません。撤退しましょう」

「そうしたいところだが……これでは」

 

 

 モク太の「かげぬい」は、敵の逃走を防ぐ効果を持った技だ。技の特性上、「テレポート」などの逃走用の技すらも効果を発揮できない。

 ランスはアキラへの対策として、普段は運用しないケーシィを取り寄せて手持ちに加えていたのだが、これではまるで意味が無い。

 では、「かげぬい」を破る別の方法――モク太を倒すことはできるか?

 否。不可能だ。あまりにもレベル差がありすぎる。

 

 

「絶対に逃がすものか……!!」

 

 

 オマケに、ヨウタは何があろうともランスたちをここで仕留めるつもりだった。

 そして、階下から現れるのは拳の鬼。敵対者に一切の慈悲も容赦も与えない怪力乱神。出遭ってしまったが最後、ランスもホムラも文字通り、物理的に打ち砕かれることだろう。

 

 そこで不意に、ランスはこの場に来る前に持ち込んでいたアイテムの存在を思い出す。

 

 

「ホムラさん! マタドガスに攻撃しなさい!!」

「!? ――――コータス! 『こうそくスピン』!」

 

 

 一瞬の思考の交錯。ランスの意図を察したホムラは、即座にコータスに命じて高速で回転させた体をマタドガスへぶつけさせた。

 ランスがマタドガスへ投げ渡したのは、「だっしゅつボタン」――逃げられない状態を無視できる、数少ないアイテムの一つである。

 瞬時にマタドガスがランスのボールに戻り、代わるようにしてランスの目前に黄色い体色のポケモン、ケーシィが姿を現した。

 

 

「ッ、逃がすか! ライ太、『バレットパンチ』!!」

「コータス、受け止めろ! 『まもる』!」

 

 

 ケーシィの前方にいたコータスの甲羅を中心として描き出された真円の波動は、逃がすまいとして放たれた一撃を見事に受け止めて見せた。

 

 

「詰めが甘かったですねアサリナ・ヨウタ! 今回は勝負を預けます。しかし、次はこうはいきません!」

「ランス!!」

「ランス、言っている場合か! 早くしろ!」

「分かっています! ケーシィ! 『テレポ――――」

 

 

 ――その瞬間、雷鳴が轟いた。

 足音は無く、ただひたすらに鋭いだけの、音ですら無い気配を感じる。ほんの一瞬にも満たない間隙(かんげき)の中、「それ」は雷霆の如き速度で彼らの背後から現れる。

 

 

「ッ!?」

「逃がすものかァァァァァ――――――ッ!!」

「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

「ごはッ!!?」

「げえッッ!!?」

 

 

 ――紫電を伴う白い影。

 勢いをつけて飛び込んでくるその少女(かいぶつ)は、一撃のもとにランスの顎を蹴り砕いていった。

 

 

 








 ホムラはアニメに出演した時のキャラクター造形をイメージしております。


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