携帯獣異聞録シコクサバイバー   作:桐型枠

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狂奔のかぜおこし

 

 伝説のポケモンとは、そもそも「戦い」になることすら極めて難しい。

 どれだけ弱点を突こうとも、どれだけ戦術を練ろうとも、そしてどれだけポケモンたちを鍛えようとも、それだけでは「戦い」にはなり得ない。生物としての基盤が違いすぎるからだ。

 

 それでも、ポケモンという枠組みに収まっている以上は、相応の時間の鍛錬を積み、場数を踏み、作戦を立てることで、ある程度まではそれに並び立つことができるほどに高められる。

 

 ――しかし、人間はどうだろうか。

 

 

「か……はっ……」

 

 

 ヨウタは、頭から血を流しながら、崩落しかかったビルの屋上に横たわっていた。

 

 

(……しまっ……た、なぁ)

 

 

 出血で霞がかった視界の中、ヨウタは自分の不手際を呪う。

 

 怪我の原因は、突如として戦法を変えたイベルタルによって繰り出された「ぼうふう」だ。

 通常のポケモンの枠を遥かに超えた、超広範囲の爆風じみた一撃。成熟しきっていないヨウタの身体はいともたやすく吹き飛ばされ、屋上の突起物や壁面に体や頭をしたたかにぶつけていた。アルミの破片によって頭部が裂けて血が噴き出し、ぶつけた拍子に肋骨が折れ、肩が激痛を訴える。着地を失敗したせいか、足には既に感覚が無かった。

 

 まるでクマ子が力の調節を失敗した時みたいだ、などと戦場に相応しくないのんきな思考が浮かぶ。それを振り払いながら、彼は近くの壁を支えに立ち上がった。

 

 

(……これが、イベルタルの本気か……)

 

 

 流れ出る血をぬぐい、ヨウタはイベルタルを見据える。

 決して侮っていたわけではないが、あまりに突然の豹変に虚を突かれたのも事実だ。戦力の見積もりが甘かったというのもあるだろう。

 ここまで、ある意味で上手くいき「すぎて」いたのだ。

 

 

(「デスウイング」は……イベルタルにとっては、本来技ですら無い……生態(・・)だ)

 

 

 あの光線は技として成り立ってはいても、本質的には呼吸や食事と同じで「戦うための技」とは言い切れない。

 そして、そうであっても十二分以上にイベルタルは強い。おおそ他に比肩しうる生物が存在しないほどに。

 故に「デスウイング」を撃たなくなってはじめて、イベルタルは「本気」たりうるのだ。それは、つまるところ一連の攻防でヨウタたちを「戦うに値する敵」だと認識したということになる。

 

 

「ヨウタ、もう逃げた方がいいロト!」

「分かって……コケコ! 『かみなりパンチ』!」

「コケェー!!」

「クァァアア!!」

 

 

 意識が朦朧としている間に目前まで迫っていたイベルタルの巨体を、「ぼうふう」で墜落させられていたカプ・コケコが急上昇して殴り飛ばす。

 流石のイベルタルも、これには僅かに体勢を崩した。――が、先程のように崩れたままではない。即座に切り返すと共に、イベルタルはその両翼をはためかせて、カプ・コケコに向かって無数の風の刃……「エアスラッシュ」を放った。

 

 

「『10まんボルト』……!」

 

 

 対うすべく指示したのは、「10まんボルト」だ。アキラが以前採った戦法と似た、空気の流れを乱して風圧の攻撃を防ぐ技法。エレキフィールドによって強化された雷撃が空気の層を破壊し、真空状態を作り出すことで「エアスラッシュ」はカプ・コケコに届く前に消え去る。

 

 

「コケッコォォォォ――――ッッ!!」

「カアァァァァァアアッ!!」

 

 

 ――中・遠距離攻撃は無意味。

 そのことを悟った二匹は、即座に高速の超近接戦闘へと移行する。カプ・コケコにとっては、互いの息すらかかるほどの密着状態こそが本領を発揮できる場だ。速度とタイプ相性の良さもあり、回避しながら的確に殴り続けることさえできれば、勝機はある。

 しかし、イベルタルとしてもこれこそが一番戦いやすい距離となる。基礎的な体力と膂力が上回り、更には体高5メートル超とカプ・コケコの数倍はあろうかという巨大さも相まって、はばたき一つでそれを叩き落とすことができるからだ。

 

 二匹の攻防を横目で見ながら、ヨウタはロトムに指示を出す。

 

 

「ロトム、周辺サーチ……人は?」

「いないロト」

「よ、し……! マリ子!」

 

 

 ここでヨウタが選択したのは、新入りのマリ子だ。ふんす、と胸を張って――直後、自分の主人が頭から血を流していることに慌てる彼女を制すると、ヨウタは続けて指示を出す。

 

 

「マリ子、『アクアテール』セット……! ロトム、構造計算、お願い」

「――そこから前に一歩、右に三歩ロト!」

「よし、マリ子……やって!」

「マリリーッ!」

 

 

 マリ子の特性、「ちからもち」。その強靭な筋肉から放たれた尾の一撃は、屋上の一部を破壊し――勢いのままに地上に向けて突き抜けていった。

 

 

「が……ッ、く、ぶわっ!」

 

 

 破砕したビルの建材の破片が体を掠め、傷だらけになっていくのを感じつつも、地上に到達するその瞬間だけはマリ子の尾の先端の水風船めいた膨らみに受け止められてヨウタは安心して息をこぼした。

 

 

「マーリマリッ」

「ありがとう、マリ子……っい、たっ……た、ワン太!」

「アオンッ!」

 

 

 続いて、マリ子に代わってワン太が姿を現す。

 早急に、しかしヨウタが頭を打っていることもあって慎重にワン太はその身を自分に乗せていく。

 ヨウタ自身は、この時点で既にほとんど意識が無かった。それでもワン太を安心させるべく無意識に手が動いてその腹を撫でつける。

 

 彼としても、既にやることは分かっていた。

 外に聞こえるようにして強くひと鳴きしたワン太は、その場ですぐに「じしん」を放つ。轟音と共に崩壊しかけたビルが完全に崩落し、地鳴りと共に周囲に砂煙が撒き散らされていく。

 

 そして、カプ・コケコもこれによってヨウタの意図を察した。彼は仕方なさげに頭を一度かくりと落とした後、その身に蓄えた雷のエネルギーをイベルタルの眼前で開放する。

 

 

「ギアァァッ!」

 

 

 文字通りに目を焼く(・・)ほどの凄まじい光量に、イベルタルの視界が潰れてヨウタたちの姿を見失った。

 その一瞬の隙に、ワン太とカプ・コケコは共に駆けていく。「みがわり」を利用した生体エネルギーの保護膜によってヨウタが落下してしまうようなことはない。今はとにかく、仲間たちのもとへ。その思いのもと駆け抜けた彼は、わずか数十秒でトラックのすぐ後ろへと到着してみせた。

 

 

「ワンッ!!」

「ワン太? 来たのか!」

「遅ぇんだ……ッ、ヨウタ君!?」

 

 

 まず声を上げたのは、チュリを頭の上に乗せたアキラと、医療要員となる朝木だ。だがその表情はすぐに凍り付いた。まさか、よりにもよってあの(・・)ヨウタが。

 伝説のポケモンとはいえ、トレーナー不在のポケモンにここまでの傷を負わせられるなどと言うことは、誰一人として考えてはいなかった。

 

 出血がひどい。ワン太はもうひと鳴きするとトラックの幌をくぐって荷台に着地して、ヨウタをその場に降ろした。

 アキラがすぐにボールホルダーを取り、カプ・コケコとワン太をボールに戻す。流石に彼らまで荷台にいてもらうとキャパシティオーバーだった。

 

 

「いつもと逆だな……」

「まったくだな! アキラちゃん、折り畳みベッド用意してくれ! ユヅキちゃんは救急箱!」

「おっす!」

「水は?」

「生食……あーいいや、ウデッポウ、ニューラ! あとツタージャも!」

「ニュラ?」

「…………」

「じゃあ?」

 

 

 そこで、朝木がボールから出したのは三匹のポケモンたちだ。

 自身はその場でテキパキと処置のための準備を整えていく中、ウデッポウに指示してざっと砂埃の付着した部位の傷を洗い流してもらい、ニューラに氷嚢などを作ってもらうことで頭部を冷やす。更に、衝撃ができるだけ加わらないよう、ツタージャのツタを用いてアキラが組み立てた簡易ベッドにヨウタを寝かせる。

 そこで処置を始めようか――とした次の瞬間、トラックを衝撃が襲った。

 

 

「どえわぁっ!?」

「敵か!?」

「敵だー!」

「敵だな! 殺す!」

「うおおおーっ!」

「そこの姉妹ちょっとIQ回復させよう! な!?」

 

 

 戦闘直後、と言うよりも現状すら広義で考えれば戦闘中だ。アキラもユヅキも脳内には溢れるほどにアドレナリンが噴き出しているだろう。そこへこの急な敵襲だ。敵意も殺意も溢れ出して当然と言える。

 車中で大型のポケモンを出せば走行にも戦闘にも大きな支障が出る。アキラは追加で「オーラ」を纏ったことで戦闘力が向上しているベベノム(ベノン)を、ユヅキも同様に、自身の手持ちの中では比較的体の小さなハリボ-グ(ロン)を出して外を覗き込む。と。

 

 

「――――逃がすと思って……!?」

「パキラ!」

 

 

 そこにいたのは、元四天王にしてフレア団ナンバー2――そして、戦いの中で退けたはずのパキラだった。

 彼女が騎乗しているのは、先の戦いで姿を見せたヘルガーだ。同じようにカエンジシと、更に彼女の手持ちであろうファイアローが並走している。

 想定される中では、最悪から二番目の追手だ。

 

 

(つったってフラダリが来るよりマシか……!)

 

 

 イベルタルを貸し出す、ゼルネアスを貸し出す、フラダリと共にやってくる……考えられる可能性はいくらでもあるが、その中では「まだマシ」な方だ。

 自前のポケモンしかおらず、他に帯同する者がいない。ポケモンもいて六匹が限度だろう。

 

 

「ロン、『ミサイルばり』!」

「チュリ、『エレキネット』! ベノン、『ようかいえき』! おい朝木、何かやれ!」

「ひぃぃ、俺に言うなよ! えええ、何すりゃいいんだ! あー、ウデッポウ! 『みずでっぽう』!」

「フフッ……『かえんほうしゃ』」

 

 

 車内からパキラに向かって飛び出す複数のタイプの複数の攻撃。

 広範囲に渡って繰り出されるそれらは、少なくともパキラの足を止めるには充分な威力を秘めているはずだった。

 しかし、それらは射出口――つまり、トラックの幌の入り口に向かって放たれた火炎ただ一つによって全てが消し飛ばされた。

 

 

「嘘だろ嘘だろ待てよちょっとォォ!」

「デタラメな……!」

「『かえんほうしゃ』」

 

 

 アキラとしてはありえない、と言いたいところだったが、同様のシチュエーションであればヨウタなら難なく同じことをやってのけることだろう。

 次いで放たれた二撃目は――止められない。そのことを即座に察したアキラは、ごめん、と口の中で一つ呟いてヨウタの(・・・・)ボールを足元に叩きつけた。

 

 

「――『りゅうのはどう』!」

「!」

 

 

 カエンジシが発したものとは真逆の、青い炎がその一撃を押し返す。

 それをなしたのは他でもない、ヨウタのフライゴン――ラー子だ。

 

 アキラは経験上、ヨウタが負傷していることを悟られればそれこそが付け入られる隙になりうることを理解していた。

 アキラ自身が負傷していた時に、似たような欺瞞作戦を行っていたことも知っている。ここで妙な遠慮をするわけにはいかない。それが彼女の結論だ。

 もっとも、打ち合わせ無しにそれなりに大きなラー子を出したこともあって、幌の入り口に立っているロンやウデッポウが窮屈なことになってしまっていたのは申し訳なく思っていた。

 

 

「足を止めて打ち合ってもいいんだぞ、オバサン(・・・・)

 

 

 いつになく挑発的な言動だった。

 事実、数の差は明白だ。パキラはヨウタが負傷していることを知らず、ここで止めてしまえば六対一になると考える。いかに彼女であっても、そうなれば負ける可能性はグンと上がることだろう。一人二人は道連れにできるだろうが、そこで終わりだ。

 一瞬の悩みを波動で感じ取ったアキラは、畳みかけるようにして爆弾を投下する。

 

 

「それに、いいのか? あれだけゼルネアスとイベルタルを暴れさせたんだ。生態系の秩序を乱しているお前たちは――監視者『Z』の監視下に置かれた」

「何ですって?」

 

 

 横から口を出しかけた朝木に、チュリが糸を吐きかけて黙らせる。現状で余計な言葉を吐かれるわけにはいかない。

 

 

「無事で済むかな? 愛しのフラダリサマは」

「……ッ」

「ラー子、『すなあらし』」

「ラッ!」

「――あッ」

 

 

 パキラのフラダリに対する忠誠心は本物だ。故に、アキラはそこを突いた。

 一瞬でも思考が逸れたなら、あとはヨウタが育て上げたラー子が視界を塞ぎ、行動を抑制させられる。

 莫大な規模の砂嵐に襲われたパキラに、もはやトラックを追う余裕は、無い。

 

 

「潮時ね……」

 

 

 彼女はアキラに告げられたほんの僅かな「不確定要素」を胸に、元来た道を走り出した。

 

 

 ――他方、プレッシャーから解放されたアキラは、冷や汗を滝のように流しながらその場に腰を下ろした。

 

 

「お姉、大丈夫!?」

「……平気だ。いや、平気じゃない。手、貸してくれ。腰抜けて……」

 

 

 そのある意味で「らしく」なく、しかし、刀祢アキラ(あに)としては「らしい」姿に、ユヅキは小さく苦笑した。

 アキラは常に虚勢を張り、理想の姿を演じている。以前なら兄として、今はかつての自分として。時折、ぷつりと緊張の糸が切れると、素のやや辛気臭く生真面目で思い悩みがちな面が姿を覗かせたものだ。今でもそれは変わらない。

 人に弱味を見せることを嫌うアキラがごく稀に見せる一面でもある。朝木もまた、この子も人間か、と小さく安心を覚えた。

 

 

「ヴォェェ! ……ねえ糸吐かせる必要あった?」

「あのままだと余計なこと喋ってただろ」

「いやま、そうだけど」

 

 

 それはそれとして、口元に貼り付けられた糸は朝木にとってはやや辛いものがあった。

 そうした理由について納得しているとはいえ、彼としてはもうちょっと方法を考えてはくれなかっただろうか、という思いもある。

 

 

「でさ、『Z』って……ジガルデだろ? 手がかりも無いのに、何であんなこと。まさか気配を感じたとか?」

「いや、全部デタラメだけど」

「はぁ!?」

 

 

 あっけらかんとしたその返答に、朝木は思わず驚きの声を上げた。

 一方、ユヅキは「あー」とどこか納得したように手を打つ。

 

 

「ただのブラフかよ!?」

「そうだよ」

「そっか、ポケスペの台詞だ今の」

「あん? あー! AZが言ってたやつ!」

「何で二人ともそんな覚えてんだよ」

「いや即興でアレンジ加えてぶっこんだアキラちゃんに言われたくねえ」

「それもそうだが」

 

 

 とはいえ、実利的に考えればより信憑性を高めるためにも、よりフレア団に関連する話の方がパキラに信じられやすかったというのは確かだ。

 何より結果から言えば、それで気を引いて逃げ切ることができた……というのは、間違いなく正解だ。

 

 

「……ま、上手くいきゃあいつらはいもしないジガルデを警戒して無意味に捜索に力入れるだろ。万が一ジガルデがこの世界にいたとしたら、勝手にあいつらが探してくれる」

「探してくれるはいいけど先に捕まえられたらどうすんだよ?」

 

 

 その問いかけに、アキラは自身の手首に手刀を当てて、軽く引くような動作を取った。

 殺してでも、奪い取る。

 彼女の瞳に宿る仄暗い光に、朝木は思わず乾いた笑いを漏らした。

 

 そもそもは今回の戦いだって「それ」も目的の一つではある。ヒードランの例もあったため、不可能ではないことは証明されている。

 続くように、ユヅキも同じような動作をして見せた。お前もかブルータス。

 

 やると言ったらやる。どころか、やると言わなくてもやる。やった。あとついでに()りかけたアキラの言葉だ。そこには説得力しか無かった。

 

 

「……あの……」

「ヴぁい!? おう、な、なんだ小暮ちゃんか。何だよ」

 

 

 と、そこへ不意に割り込む声がある。助手席に移ったナナセだ。

 彼女は先の攻撃の余波で軽く煤けた顔をぬぐいながら、三人に向かって問いかける。

 

 

「ここから……どう、しましょう……」

 

 

 最も気にかかるのは、ヨウタの容態だ。少し前のアキラほどではないとはいえ傷だらけで、彼女ほどの回復力の無いヨウタをこのまま連れまわすのはあまり良いことではない。

 

 

「頭打ってるみたいだからまず病院へ。検査しないとどうもなんねえ」

「……分かりました。東雲さん」

 

 

 ナナセは使い慣れない紙の地図を回したり傾けたりなどして軽く苦慮しつつも、東雲に目的地を告げた。

 対する東雲もそれに応じつつ、しかし彼自身道が合ってるかどうかを逐一確認しながら進んでいく。そもそも彼は香川の道には詳しくなかった。

 

 他方、アキラは先程の戦いの「戦利品」を確認し、その内の一つ……パキラのキーストーンをユヅキに差し出した。

 

 

「ユヅ、これ使え」

「わ、キーストーンだ。いいの?」

「いいよ、もう一個あるから」

 

 

 そう言って、アキラが掲げるのは指輪に加工された方の、フラダリから奪ったキーストーンだ。

 どちらかを渡すなら、こちらはできれば避けたいというのがアキラの思いである。

 

 

「赤くね」

「赤いぞ」

「何で……あ、いややっぱいいですいい言うな言わないでく」

「フラダリの腕を」

「やめろ!」

 

 

 果たして、べっとりと色んなものが付着してしまっている装飾品を妹に渡したいという者がいるだろうか。

 アキラ自身も多少ならず嫌な顔をしながら、洗浄作業をウデッポウに手伝ってもらうことにした。

 

 

 








独自設定等の紹介

・伝説のポケモン
 我々の世界で言う「準伝説」、「禁止級伝説」、「幻」。この場合、UBは除いて取り扱う。
 基本的に本作では「理不尽の化身」として取り扱っている。生物として通常のポケモンよりも上に位置するため、数値上のレベルと実際の能力とが一致しない。目安としては表示されたレベル+50くらいが適正。(例:ゼルネアスLv70ならLv120相当)
 代わりに成長する(レベルが上がる)のが非常に遅く、鍛えてもなかなか能力が伸びないためほとんどの禁止級伝説は数値上Lv70前後で打ち止め。
 「準伝説」は伝説よりも一段階落ちるので実数値+30くらいが適正。「幻」は希少性や戦闘への向き不向きなどが千差万別のため決まった基準は無いが、おおむね準伝説と同等。フーパ(ときはなたれしフーパ)などは禁止級伝説基準で取り扱う。

 アルセウスはそういう基準のポケモンではないのでそもそも数値としてレベルを測れないものとする。
 





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