携帯獣異聞録シコクサバイバー   作:桐型枠

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疑心暗鬼にかくばる心

 

 

 少女が目を覚ましたのは、話し合いから更に一時間後。食事の準備が整ってからのことだった。

 彼女は果たしていつ、どのタイミングで「本当の意味で」起きていたのか。それは分からないが、少なくとも今、食い物(カレー)に釣られて目を開いたこと、それ自体は間違いないと思う。

 

 

「起きたか」

「…………ッ」

 

 

 寝起きのせいか、どこか胡乱な視線がこちらに向けられる。

 ……いや。胡乱、と言っていいのだろうか。一見するとどれだけ曖昧な状態であるように見えても、波動は雄弁だ。少なくとも、こいつはオレのことを正しく認識できていた。

 少女はオレの顔と周囲……山の中と何度か繰り返し視線を移した後、ぼんやりとした風なまま、こちらに訊ねてくる。

 

 

「……ここ、どこ? あなたは?」

「徳島県の山中。オレはただの通りすがりだ」

「オレっ娘……」

「は?」

「何でもない」

 

 

 何でもない……何でもない?

 今あからさまにこちらの想定と違う言葉が飛び出したのだが。

 

 

「それより……ん、ぐ……水、無い……? 喉、イガイガして……」

「…………」

 

 

 海水を飲んで喉をやられたのだろう。長時間海中にいたとなれば、そのくらいはあってもおかしくないか。

 近くに置いてあったペットボトルの水を差しだす……と、少女はすぐにそれを飲み干した。流石に喉は渇いていたらしい。

 

 

「ありがとう。で……レインボーロケット団じゃなさそうね」

「そっちはどうなんだ。レインボーロケット団と関係はないのか?」

「違うわ。あんなやつらと一緒になんてしないで……!!」

「あ、ああ……悪かった」

 

 

 問いかけに、少女は強い拒絶と怒りを示した。

 波動も――また、怒りを抱えている人間のそれだ。

 

 ……? あ、れ?

 おかしいな、何でこんなに……レインボーロケット団に対して、本心から怒りを剥き出しにしているんだ?

 だってそれだと……辻褄が合わない。じゃあ、何であんな……違和感しか無いような状況で。

 確かに証拠は無い、けど、それだと……。

 

 

「私はレジスタンスの奥更屋ヒナヨ。よろしく」

 

 

 困惑するさ中、少女――ヒナヨは自分の名前をこちらに告げる。

 黙ってるのも不自然だ。答えるしかない。

 

 

「刀祢アキラ。……何で奥更屋は海に浮いてたんだ?」

「名前でいいわ。アクア団の……分かる? アオギリ」

「ああ」

「あいつのカイオーガにやられて、ご覧の有様よ」

「ゲンシカイオーガか?」

「え? 違うわよ。普通のカイオーガだったけど……」

 

 

 普通のカイオーガ……ゲンシカイキしてない状態であれだけの被害を出せるのか。規格外にも程がある。

 戦力の過小評価はすまい。仮にゲンシカイキしてないのだとしても、それは「できない」のではなく単に「してない」だけと見ることもできる。

 

 勢力として弱小に過ぎるオレたちに油断は許されない。奇跡なんて期待もできない。警戒しろ。全てを疑え。そしてそれを悟られないようにしろ、オレ。ヨウタが動けない今、みんなを守れるのはオレだけだ。

 

 

「……分かった。疲れただろ。食事はどうする?」

「いただくわ……あ、ペルル――――私のエンペルトは?」

「そこ」

「っ、誰も死んだりしてない!?」

「あ、ああ……回復も済ませてある」

「そ。……良かった」

 

 

 本当は返したくないが、仕方ない。ヒナヨの頭の横にある四つのモンスターボールを置いた小さな机を指差すと、彼女はほっとしたようにひと息ついた。

 ……ポケモンのことを慮りはするんだな。

 いや……安易に信用するな。体力を回復しているから、いつでも攻撃できるってことで安心したのかもしれない。

 

 

「歩けるか? 肩を貸した方がいいようならそうするけど」

「ええ、大丈夫……うん、大丈夫」

「そうか」

 

 

 まあ、肩貸してもオレの方がだいぶ背が低いから、肩を貸すと言うより支持棒になってるだけな気がするが……それを気にしたのだろう。ムカつくな。

 くそっ。何だってこう背が伸びないんだ。写真を見る限り、前のオレの身長は平均程度はあったはずなのに。平均からすると小学生もいいところじゃないか今のオレ。

 いや、待てよ? 体そのものが若返ってるとかで、実は平均的な伸びって可能性もあるぞ。あ、でも女子ってその場合でももうちょっと伸びたら止まるのか……?

 

 ……このデカ女!

 

 

「……な、なんかすごく見てない?」

「気のせいだろ」

「本当に……?」

「気のせいだ」

 

 

 敵だったらコイツ足先から切り刻んで身長低くしてやろうかクソッ。

 いや待て落ち着けオレ。それよく考えたらただの凌遅刑じゃないか。死ぬだろ。ここは上から押し潰して縮めるかたちで……死んだ。

 急に力が人間並みに戻ったせいでまだ完全に脳内の身体性能が補正しきれてないようだ。おのれフラダリ。

 

 ともかく、食事ついでにコイツが起きたということをみんなに伝えに行く。

 顔合わせの反応は――オレよりも、遥かに感触が良い。ある意味それは当たり前だろう。ユヅよりもやや高いレベルのポケモンを持つレジスタンス――となれば、歓迎しない理由は無いだから。

 そもそも、オレの懸念を正しく理解できる人間がいない。オレ以外だとせいぜいリュオンくらいだろうか。もっとも、リュオンとはっきりした意志疎通が取れるのはオレくらいで、他の人にとっては普通のポケモンと同じだ。ニュアンスは汲み取れるだろうけど……。

 

 

「――ともかく、無事なようで何よりだった」

 

 

 ……涙ぐんでいる東雲さんを見ると、どうしてもその辺を言い出せそうには無い。

 大概オレ自身のことは甘いと思ってはいるが……こういう時にうまく追及できない自分の心と頭の弱さが恨めしい。

 

 皆から少し離れたところで、横目で様子を見やる。

 これはヒナヨのことが嫌いとかそういう問題ではなく、現実的にギルがデカすぎるという色んな意味で大きすぎる問題で皆に近づけないだけだったりする。

 ……まあ警戒もあるが、そっちの比重は大きくない。それよりオレの警戒心が伝染してギルがヒナヨのことを睨んでるのがちょっと怖……何してるんだお前オレを抱え込もうとす――アッ肌ザラザラでめっちゃ痛い!

 

 

「ユヅ、たすけて」

「むりですぅ」

「無理かぁ」

 

 

 くそったれぇ……。

 

 

「……あれは……?」

「気にしなくて構わない。隊長……お父さんには伝えているのか?」

「伝えてない。連れ帰られるのがオチだもの」

「それは……そうでしょうね……。人の親なら、心配でしょうから……」

「……人によっちゃそうでもねえけどな」

 

 

 朝木はそう言うが、隊長さんも心配はしているはずだ。でないと職務の枠を超えてまで東雲さんに詳しく娘の話をするようなことも無いだろう。

 ……オレがそう思いたい部分もあるか。親は子供を想うものだ、って。実際、そうじゃない親ってものはいるんだろうし。

 

 

「それより、今ゆず? って」

「はーい?」

「ユヅがどうかしたのか?」

「ゆず……って名前なの?」

「ユヅキだよ!」

「柚子じゃないぞ」

「柚子じゃないのね……」

「どうかした?」

「いえ……ちょっとね。何でもない……とは口が裂けても言えないけど。知り合い……友達? ……何て言ったらいいのかしら」

 

 

 何だ、変に歯切れが悪いな。

 友達なら友達と言えばいいもんじゃないのか?

 

 

「ははーん、さてはネットの友達だな?」

「一瞬で正解にたどり着いてて気持ち悪いんだけど」

「ひでぇ」

 

 

 頭のデキはそれなりに優秀なばっかりに気持ち悪いと罵られるって、朝木もなかなか不憫だな……。

 いや、正直言うとちょっとオレも気持ち悪いなこいつと思ったけど。あれも臨床心理? だかなんだかの応用をきかせたとかそういうやつなんだろうか。

 

 

「ネットの友達で……ゆずきちって子とオフ会する予定だったのよ。この騒ぎでお流れになったんだけど、心配になったワケ」

「ゆず……あ、それウチだ」

「え?」

「えっ」

「は?」

「もしかしてナっちゃん?」

「ゆずきち!?」

「わぁぁ!? すっごい偶然……え、これ喜んでいいとこお姉?」

「オレに聞くな」

 

 

 判断できるかそんなもん!

 こっちはとっくの昔に頭ン中ぐっちゃぐちゃで何から対処を考えたらいいか混乱してるところなんだよぉ!

 

 そりゃあるとは思ってたよユヅもオフ会目的って言ってたし、相手も四国の人間なんだから、この情勢下でもどこかにはいるだろうしな!

 だからって東雲さんの上司の娘がオレの妹の知り合いとかどういうことだ!

 世間が狭い!!

 

 

「ナっちゃんって何だ」

Knight(ナイト)§Chick(チック)っていうハンドルネームだよ。カッコいいよね!」

「やめて」

「カッコよくない? 真ん中の記号とか」

「やめて!」

 

 

 記号って何だよ。

 何でハンドルネーム付けた張本人なのに恥ずかしがってんだよ。

 何だお前支離滅裂か。

 

 ……まあ支離滅裂具合じゃ今のオレの頭の中も大概だがな!

 

 

「分かるぜ……」

 

 

 なんか変なの来た。

 

 

「分かります……」

 

 

 オイおかわりまで来るんじゃねえ。

 何やってんだ年長者二人。話がこじれるからやめろ。

 

 

「いいか、ノリと勢いだけで決めたりネットのジェネレーターで出力したり本名からモジるのはやめろ……死ぬぞ」

「死ぬ」

「……記号をちりばめたり、他の人に乗せられたりして……通常使うべきでない場面で奇怪な小文字を使ったりしてしまうと……その後も、自分自身の本質とまるで違うことを言い続けることになって……死にます……」

「死ぬ」

「何こんなクソみたいな環境で接続もできないネットの恥の話してんだよアンタら」

 

 

 別に日常的な話するなとは言わねえけどここですべき話でもねえだろ。

 もうちょっと緊張感持てるだろ。持ってくれよ。敵地目前だし島田島も目前だぞ。言葉通りの意味で死ぬぞ。オレはこのままギルにちょっとキュッとされたら死……やめろやめろお前オレの耐久力人並みに戻ってるんだぞ!

 

 

「のっ」

「……うん?」

 

 

 情勢に反してあまりにのん気に過ぎる話に辟易していると、不意にオレの前に何やら黒い塊が姿を現す。

 こいつは……モノズのようだ。誰の……って、オレたちの中の誰もモノズは手持ちにいないんだから、野生かヒナヨのものしかありえないか。

 

 

「どうした?」

「ののっ」

「腹減ったって? ほら、これでも食べな」

「ののの」

 

 

 ギルに抱えられながら近くに置いてあった焼いたササミを差し出すと、モノズは……表情に出すことは無かったが、なんとなく美味そうにしながらもっ、もっ、とササミを()み始めた。

 モノズってたしか「粗暴(そぼう)」ポケモンだっけ? 粗暴感薄いなこいつ……どっちかって言うと大人しめだ。その辺は個体差か。人間だって「賢い生物」と分類されてはいるけど、みんな頭が良いわけでもない。中には猿未満じゃないかと思わせるような愚物もいる。このモノズも例外のうちの一匹だろう。

 しかし……なんだろうな、この不思議な波動。のっぺりとしたような……抑揚が無いような……どこかで感じたことがある気がするんだよな……。何だっけ?

 

 

「何であの子当然みたいにポケモンの言いたいこと理解してるの?」

「あれは例外中の例外みたいなもんだから気にしちゃ終わりじゃねえかな……」

「あと彼女は君よりも四つは年上だ。いや五つだったか」

「嘘でしょ……!?」

 

 

 なんて失礼なヤツだ。

 ……オレの年齢の話になる度に何回かやってる気がするなこの流れ!

 

 

「というかそろそろ話を戻せよ」

「お、おう。……俺ら何の話してたっけ?」

「ハッ倒すぞ」

「話を始めたばかりでそもそも何を話していたということも無いと思うのだが」

「……とりあえず……明朝のことから話し始めた方が良いかと……」

 

 

 まあ、とりあえずそうなるだろう。

 今日はヒナヨを見つけたから結果的に何もできなかっただけで、本来は寸断された道に橋を架けて島田島まで行く予定だったんだ。で、またここに不確定要素の塊であるヒナヨが絡むと話が二転三転してしまうが……仕方ない。

 

 

「まず、ヒナヨさん……で、いいんですよね……?」

「ええ」

「……はい。ヒナヨさんが今後どうするか、ですが……」

「当然、ついて行くわ」

「い、いや、流石にそれは……もう少し考えた方がいい。あれほどの事態に見舞われたのであれば、目に見えない部分での疲労も相当なものに……」

「怪我は無かったんだし、こんな状況でしょう? 私もレジスタンスじゃエースよ」

 

 

 嘘は言ってない、が、正しくもない感じだ。

 アレ、多分レジスタンス(に加入してる仮定の上)じゃエース(級の実力を持ってる)よ、ってことなんだろう。騙されんぞ……。

 

 

「いいんじゃないですか。オレたちも戦力はどうしても欲しいし、ユヅの時と同じだ。何ならこっちでフォローすればいい」

「アキラちゃんは冷静ってかいっそ冷徹だな……」

「ん~……コレは……本当にお姉が冷静なときだから参考になるよ」

「何で分かんの……?」

「血の繋がり的な?」

 

 

 的な?

 ……まあ、的なものだろう。正直、オレの血液どうなってんのか分からないし。もしかしたら人体改造受けた結果なんかDNAとかそういうところが変化してたりするかもしれない。考えれば考えるほど血の繋がり「的な」何かとしか言いようが無いんだな。

 

 

「ともかく同行すること自体は問題無いだろ」

 

 

 その方が監視にも、対処するにも好都合だ。

 

 

「オレたちの目的は伝説のポケモンの力を借りること。だけど、それ以前に戦力になる人材ならどれだけいても足りないくらいだ」

「伝説のポケモンを? この世界にいるの?」

「少なくとも今ンとここっち来てるのって確認されてた……よな? 小暮ちゃん?」

「……はい。トルネロスや、ボルトロスは……こちらで、捕獲したと……あの、忍者……」

「ダークトリニティ」

「ダークトリニティが、言っていたような……」

 

 

 そう。だから「伝説のポケモンがこちらに渡ってきている」という事実自体には、疑いようがない。

 少なくとも、コピペロス三兄弟というイッシュの固有種が来ていて、他のポケモンがいないとは考えづらい。ファイヤー、サンダー、フリーザーなども、たしか複数匹が存在しているはず。そういうポケモンならいてもおかしくない。それ以外も……もしかしたら。

 分の悪い賭けなのは承知の上だ。それでも乗るほかに手が無い。

 

 

「だから鳴門海峡に行く」

「鳴門海峡……ルギアね?」

「やっぱり分かるもんだな、こっちの世界の人間だと」

「分からないなんてことがあるの? カントージョウトホウエンシンオウの日本地図上の位置関係と伝説のポケモンの所在地の割り出しは必修事項でしょ」

「何言ってだコイツ」*1

「ナっちゃんちょっと廃*2に片足踏み込んでる*3から」

 

 

 そんなことしてたのか? と怪訝な目が朝木から向けられた。

 いや流石にそこまではしてない。オレ単に状況証拠で語ってるだけだし……半分以上希望的観測だし……。

 ヒナヨは何だろう。こいつ突き抜けてんな。完全に確信から入ってるぞ。

 

 オレはユヅに視線を送る。

 

 

「で、鳴門海峡に行くのね」

「うん。鳴門海峡に(・・・・・)向かう。準備はしておいてくれ」

「? 明日はし――ゴッ」

「あっ、ごめん!」

 

 

 横から口を挟みかけた朝木の水月に、ふと立ち上がった拍子に転びかけたユヅの肘がわずかに入り、言葉が止まる。

 

 

「もー、何してるのよゆずきち」

「えへー、カレーおかわりしようと思って……」

「足捌きが甘いぞユヅ。体重移動が完璧なら人にぶつかることも無かった」

「もーせーしてます……」

「何その達人みたいな会話」

「こいつら拳法の達人だぞ……」

「何その……何……えっ、?」

「悪いな朝木」

「いやまあ、いいけどな……それより、なんつーかそろそろカレーも飽きねえ……?」

「そうですね……」

 

 

 が、正直この状況だとコレが色々とありがたいんだ。割と適当に煮込んでもそれなりに食える味にはなるし、カレールーも長期保存がきく。それに、様々な具材を一緒くたに煮込む関係上、栄養もそれなりに採れる。味自体はそれほど変わり映えが無いってのが辛いけど……。

 あと、コレ自体はヨウタのリクエストでもあったりする。

 

 

「ヨウタがだいぶハマったからな……どうもアローラやカントーじゃ聞いたことないって話だったし」

「はぁ? え? カレーが無い?」

「ポケモンがいないと流通もまともに機能しないだろうしなぁ」

 

 

 そこはちょっと驚きだったが、まあそういうものなんだろう。現実とゲームの違いだ。

 香辛料や……あと肉とか。色々問題もあるだろうし。

 

 それからは、明朝からの予定について話し合い、早朝から動くためにそれぞれ早めに睡眠を取ることになった。

 話し合いそのものは一件和気あいあいとしているようだったが、さて。

 

 ヒナヨは「釣り」にどう反応を返すことか。

 

 

 

*1
ン抜きスラング

*2
ポケモン廃人。

*3
2019年シーズン14でレート2000オーバー。








 あけましておめでとうございました。


独自設定等紹介
・カレーライス
 第八世代にて登場した食品。ガラル地方で大流行している食べ物らしいが、選択肢によっては主人公はそもそもその存在を知らないこともある。
 そして「ライス」なのに米が一切使用されていないカレーラーメンを作り上げることもある。逆にキョダイマックスカレーは途方もないほどに米が盛られている。
 本作においては、「ポケモン世界では一部の地方で愛好されているマイナーな食品」という扱いとしている。
 そのため、「こちら」の世界に来てヨウタは初めてカレーを食べてハマった。きっと元の世界に戻ったら周囲に布教を始めるはず。



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