FAIRY TAIL The Travelogues of Phantasm   作:水天 道中

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第15話の後書きで述べていた通り、今回は第14〜16話まで続いた幕間増量企画中のエピソードで登場した設定のまとめとなります。
また、これまで作中で明らかになった情報を反映し、『設定集No.3』の内容を少し加筆しました。


人外の種族関連情報No.3(サザンカ島)

[サザンカ(とう)

ハルジオンから南に五十キロの海上に浮かぶ島。周辺の海域を通りがかった船を襲う危険なモンスターが山ほどいることで、近隣(きんりん)の港街に暮らす漁師の間では有名になっている。

 

[リザードマン]

トカゲの頭と尻尾(しっぽ)をもった獣頭(じゅうとう)人身のモンスター。サザンカ島に()むモンスターの大半を()めるといわれる亜人型(デミヒューマン)の一種。

片刃曲刀(シミター)円盾(バックラー)など片手で扱える武器(ぶき)を主に使用し、トカゲの機動力を活かした戦法を得意とする。

 

[トーラス]

ヒト型の(たくま)しい巨体に牛の頭をもった獣人(じゅうじん)型モンスター。サザンカ島に棲む亜人型の一種。

戦槌(ハンマー)を始めとした重量級武器を主に使用し、中には雷属性の魔法(まほう)効果をもったものを扱う個体も存在する。

 

[コボルド]

イヌ科の動物の頭部にヒト型の身体をもった獣頭人身の亜人型(デミヒューマン)。サザンカ島に棲むモンスターの中では特に組織立った動きを得意としている。

基本的に頭と胴体の大部分を金属(よろい)で固めた重装部隊と、魔水晶(ラクリマ)がついた(つえ)を持った軽装部隊に大別され、重装部隊が前衛を、軽装部隊が魔法(だん)による後方支援を担当する。

重装部隊は長柄斧(ポールアックス)などのポールアームを主に使用し、島の門番を務める個体も含めて装備はほぼ統一されている。

 

水棲人(マーピープル)

()せ細った青白い(はだ)の、人間のような姿のモンスター。海に暮らす人魚の一種で、身体の各所に(うろこ)があり、(するど)い歯をもっている。

サザンカ島周辺の海域を占拠しており、島に近づく外敵を(モリ)攻撃(こうげき)する。

また、海の魔物(まもの)であるため水属性の魔法を扱うこともでき、銛の先端からその穂先(ほさき)(かたど)った水の(かたまり)()ち出すことで(はな)れた敵にも対応する。

 

魚竜(ぎょりゅう)

黄色い(ひとみ)と鋭い(きば)をもち、小型漁船ほどの体躯(たいく)を硬質の鱗で(おお)った魚類型モンスター。姿は熱帯に生息する肉食魚(ピラニア)に酷似(こくじ)している。

主に水中での生活に適応しているが、肺で呼吸を行うため、ある程度であれば陸上での活動も可能。泥土(でいど)や砂漠、雪原といった半流動体が()める地形にも適応しており、生息域はかなり広い。

サザンカ島周辺の海域に()みついているのは比較的小型の種だが、群れで行動する習性も(あい)まって縄張り内の生態系を荒らし()くしている。

 

飛竜(ひりゅう)

(つばさ)状に発達した前肢(まえあし)で自在に空を飛び回り、見つけた獲物(えもの)を群れで襲撃(しゅうげき)する凶暴(きょうぼう)なモンスター。

四百年前、アースランドで繁栄していた翼竜(ワイバーン)と姿形はほぼ完全に一致しているが、彼らのように口から火炎や光線を(はな)つ能力を有しているわけではない。




今回の情報をまとめるにあたり、第14〜16話を改めて読み返していたところ、少々訂正したい箇所が見つかったので、この場でまた活動報告をさせて頂きます。

第15話の最後で、サザンカ(とう)の位置を『ハルジオンから南に三十キロ』としていましたが、ここでまとめた通り『ハルジオンから南に五十キロ』に修正します。
直したい理由は単純で、自分が明確なイメージをもって距離感を掴み切れていなかったためです。

執筆当初は『大体これぐらいにしたらいいだろう』という直感で設定していました。しかし、よく考えてみれば討伐(とうばつ)隊のメンバーは二時間ほども掛けてやっと島まで辿(たど)りついているのです。
走るより明らかに速いだろう飛行という移動手段でこれだけの時間を掛けて、進んだ距離が三十キロではやや無理があるということで、修正をかけてみました。
え? バーナだけは走っていたのだから、別に修正の必要は無いんじゃないか? ご安心下さい。彼女は鬼ですから、人間よりも速く走れるのです。
ですから今回、サザンカ島の情報として記載した『南に五十キロ』という一文はミスではなく、こちらが決定案となります。ちなみに作中の該当箇所は(すで)に修正済みです。

最後に。
先日、ついに決定したそうですね。待望の「100年クエスト」のアニメ化が。
これまでにも多くの期待の声があがっていたことですし、この決定自体は自分もファンの一人として非常に嬉しいです。
しかし、本作品の設定と多少ネタ被りしてしまっているストーリーの幕開けとあって、二次小説を書いている身としては素直に手放しで喜べない現実もあり……。まぁ、アニメ再開がいつになろうとも、活動は引き続き、めげずに頑張っていきたいと思っています。
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