FAIRY TAIL The Travelogues of Phantasm   作:水天 道中

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今回は作中に登場する用語の解説ですが、事前情報というよりも裏設定などのまとめになっているので、本編を読み進めてから目を通すことをお勧めします。

また、設定集と小ネタ解説の二種類を投稿していくというような話をしていましたが、ストーリー進行の都合上、今回のような場合を含め複数のパターンに分かれることになりそうです。
よって毎回の前書きに、どういうかたちで記載しているか、どのタイミングで読めば良いのかを明記するように心がけるつもりですから、ネタバレが苦手だという方は注意して読み進めてください。


人外の種族関連情報(スミレ山編)

[スミレ(やま)

マグノリアの(はる)か東にある、様々な怪物が棲むといわれる山。

モデルは『東方Project』の「妖怪(ようかい)の山」。

 

[鬼]

スミレ山を支配している妖怪の一族。

一番の特徴は頭部から突き出た角で、人間を圧倒的に凌駕(りょうが)する身体能力と馬鹿力をもち、魔法(まほう)とは異なる『武法(ぶほう)』という力を操る。

また、多くの鬼は酒が大好物の酒豪で、極端に嘘を嫌う正直者。

比較的人間に友好的で、身勝手な理由から世界を支配しようとした悪魔を嫌っている。

 

橙鬼館(とうきかん)

鬼達が暮らす、スミレ山の頂上に建つ巨大な館。

スミレ山を遠くから見ると館の全貌(ぜんぼう)がはっきり見えるが、山を登り館に行こうとすると(なぞ)の白い濃霧が発生して方向感覚を狂わせ、迷っているうちに見えない何かに襲われて(ふもと)まで追い返されるという。

モデルは『東方Project』の「紅魔館(こうまかん)」。

 

妖精(ようせい)

背中から生える(はね)(とが)った耳が特徴の種族。

高い魔力(まりょく)をもっており、人間と同じく魔法を操ることができるが、多くの妖精はあまり賢くないため上手(うま)く使いこなすことはできない。

同じ妖精の中でも多数の種族に分かれており、それぞれに異なる魔法の属性の適性や得意分野がある。

また、倒されても無限に再生することができる。これは彼らの身体がエーテルナノからつくり出されているためで、悪魔と違って再生機関を必要としない。完全な再生に必要な時間も一分程度と圧倒的に短くて済むという大きなメリットがある。

 

天狗(てんぐ)

スミレ山に暮らす妖怪の一族。

頭に着けた頭襟(ときん)が特徴で、風の魔法に秀でており、自在に空気の流れを操る能力をもつ。

彼らは大きく二つの種族に分かれており、そのどちらも人間に友好的な態度を取る。

 

(からす)天狗〉

背中から生える鳥のような(つばさ)が特徴の種族。

天狗の上位種で、高い飛行能力をもつ。そのフットワークの軽さを活かして広報活動や情報収集を主に担当しており、人間界の情報も彼らが集めている。

 

白狼(はくろう)天狗〉

犬のような耳と尻尾が特徴の種族。

天狗の下位種で、飛行能力や翼はもたないが、代わりに高い敏捷(びんしょう)性をもつ。

白狼天狗全員に曲刀と紡錘形(ぼうすいけい)(たて)が支給されており、戦闘(せんとう)時はそれらを駆使した、天狗の一族に伝わる個流剣術で戦う。

基本的にスミレ山の警備を担当しており、「白狼(はくろう)隊」という部隊で仕事にあたる場合もある。




ということで、用語解説集第1弾でした。
今回は第6話までに登場した用語の解説でしたが、妖精の話は情報量の都合上、次の『人外の種族関連情報No.2』で改めて詳しくまとめようと思っています。もう少しお待ちください。

ちなみに今回の用語解説を第3話の前ではなく第4話の前という一見中途半端な位置に割り込み投稿した理由ですが、しっかり自分の中で考えがあります。

本編を既に読んだ皆さんならご理解頂けると思いますが、第3話は『スミレ山編[序章]』と銘打(めいう)っておきながら『まだPrologueの続きである』という意味をもたせてあります。つまり、『スミレ山』という新章のキーワードが出たから形式上『序章』に含まれるというだけで、本題はまだまだこれからなわけです。
そこで、章の区切りとは別にこのような解説情報を挟むことでストーリーの切れ目を()えてぼかし、ここまで読んで下さった皆さんが読後の気持ちを次回にもっていき易いように意識したということでした。読者の皆さんがスムーズに読み進められるよう加筆修正を繰り返す一方で、自分から混乱を招くような行動をしてすみません。

自分は作品の本編でもこのように、細かい描写にもできるだけ意味をもたせるように努力しているつもりですから、これを機に読者の皆さんがそんな小ネタに気づいてくれることを心よりお待ちしております。
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