次回投稿はだいぶ後になるかもしれません。
ご了承ください。
『それで?あたしに何も言わずに色々やっていたわけ?』
「申し訳ないです・・・・・」
万由里ちゃんの魂の回収をすっかり忘れていましたが、ちゃんと元に戻っていました。元に戻ってから万由里ちゃんに色々問いただされました。
『まぁまぁ、万由里ちゃんその辺にしてあげて、ね?』
『凛祢?これについてはアンタも同罪なんだけど?』
『うぅ・・・・・それは、ごめんね』
『はぁ・・・・・まぁ、いいわ。悪いと思ってるなら早く、あたしの体をどうにかしなさい』
「はい・・・・・」
『それじゃあ』
そう言って、万由里ちゃんは出てこなくなりました。
『あはは・・・・・怒られちゃったね』
「そうですね・・・・・」
『それで、鞠奈さんと凛緒ちゃんは・・・・・』
「まだ、時間がかかりそうですね」
凛祢は割と直ぐに魂が安定したため普通に話していますが、鞠奈さんと凛緒ちゃんはまだまだ時間がかかりそうなのです。
『そっかぁ・・・・・どれぐらいなのかな?』
「鞠奈さんは意外と直ぐに構築が終わって、後は安定化すれば出てこれると思いますが・・・・・凛緒ちゃんはまだ、構築が終わって無くて・・・・・まだまだかかりますね。年単位で」
『年単位なの!?』
「まぁ、待つしかないですね」
『うん・・・・・よろしくね?』
「はいーーーーーはぁ・・・・・」
本を閉じて、通話を終えます。これから、どうしましょうかと本を消してその場から動こうとした瞬間、声をかけられました。
「どうしたんだ?千夜」
「し、し、士道!?」
「本当に、どうしたんだ!?」
えっ、いつから見られてました?もしかして、本を消したのも見られた?
「いつから、見てました?」
「いつから?いや、今来たばっかりだけど?」
「そうですか」
見られていなかったみたいですね。良かったです。大袈裟な反応してしまったのでどうにかして話を逸らしたいですが・・・・・ん?
「士道、そんなのつけてましたか?」
私は鍵に付いた見覚えの無いキーホルダーが目に入り、指摘して話をそらします。花の名前なんでしたっけ・・・・・多分、勿忘草?
士道にしては可愛らしい物をつけていますね。
「あぁ、俺もよく覚えていないんだが、机に入っていた合鍵に付いていてな。折角だから使おう思ってな」
「そうですか」
「なんともないみたいだな、よし学校行こうぜ」
「はい」
机の中に入っていた合鍵という事は・・・・・凛祢の鍵ってことですよね。という事は、凛祢があの勿忘草のキーホルダーをつけたのでしょうか?
私はふと、気になりスマホであるワードを検索にかけました。
『勿忘草 花言葉』
検索の結果は『私を忘れないで』そしてーーーーー
「『真実の愛』ですか」
「どうしたんだ?」
「いえ、なんでもないです」
これは、後で凛祢をいじるしかないですね。そう考えながら、私はいつも通りの道を歩いていきました。