識別名:リーパー【完結】   作:兎秤

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 この章、名前が千夜トレーニングなくせして最初の1話しかトレーニングしていないです。
 何かいい名前が思いついたら変えるかもしれません。


少女は大人の魔女と出会った

 特訓を終えて家に帰る途中、士道に封印されていない時崎さんと二亜さん以外の霊力を感じました。当たりを見渡すと、魔女のような格好をしたお姉さんを見つけました。

 

 

 Q:ハロウィンでしょうか?

 

 

 A:いいえ精霊です。

 

 

 と言うか、今日は10月1日ですから、ハロウィンはもう少し先ですね。

 

「どうも、お姉さん綺麗ですね!」

 

 

 Q:ナンパですか?

 

 

 A:違います。

 

 

 いや、なんですか?このやり取り。

 

「あら、ありがとう」

 

 魔女っぽい霊装を身にまとった精霊のお姉さんは私の声掛けに反応して、こちらに視線を向けて微笑みました。とんがり帽子の下からは綺麗な顔が覗き、翡翠色の目がこちらを捉えています。

 

「お姉さんハロウィンにしては少し早くないですか?でも、似合ってますね。とても綺麗です」

「そ、そう!そうでしょう?」

「ど、どうしたんですか?」

「あっ・・・・・ごめんなさい。少しテンションが上がっちゃったわ」

「そうですか」

 

 精霊のお姉さんは身長は士道と同じぐらいで、私からだと見上げる体勢になります。さらに、目を引くのはそのプロポーション。まさに、ボンキュッボンを体現したらこんな感じになるでしょう。美九さんも体型だけならいい勝負していますが、顔つきと高身長のせいか、こちらのお姉さんの方がお姉さんっぽいです。

 お姉さんの精霊はいなかったので少し新鮮な気分ですね。えっ?二亜さん?あれは、ダメな大人の例です。理想の大人なお姉さんではありません。

 

「自己紹介をしていませんでしたね。私は魂月千夜って言います」

「千夜ちゃんね?私は七罪、よろしくね」

「七罪さんですね。よろしくお願いします」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 その後、少しの間だけ七罪さんを褒め続けることになりました。七罪さん、褒められると嬉しがって他には?って求めてくるので大変でした。

 そう言えば、霊力の感じ方が変でしたね。2段構造みたいに体から発せられる霊力の他に、体の周りを覆うように霊力がありました。なんらかしらの能力を使用していたのでしょうか?

 この2段構造は、新しい技に応用できるかもしれませんね。覚えておきましょう。

 

 そう言えば、今まで出会った精霊は何人でしたっけ?そもそも、精霊って何人いましたっけ?手元の資料(スマホの中)に琴里ちゃんから貰った今まで出現したことのある精霊の情報が入っているので合わせてみていきましょう。

 えっと、私が〈リーパー〉、十香ちゃんが〈プリンセス〉、四糸乃ちゃんが〈ハーミット〉、時崎さんが〈ナイトメア〉、琴里ちゃんが〈イフリート〉、耶倶矢ちゃんと夕弦ちゃんが〈ベルセルク〉、美九さんが〈ディーヴァ〉、二亜さんが〈シスター〉なのは確定ですね。七罪さんは見た目的に〈ウィッチ〉でしょう。

 あと、会っていないのは始原の精霊と思われる〈ファントム〉ですね。あれ?資料が増えている〈スペクター〉?・・・・・誰でしょうか?・・・・・あぁ!!反転体の私ですか!?

 

 凛祢、凛緒ちゃんは〈ルーラー〉って呼ばれていましたが誰も覚えてませんし、万由里ちゃん、鞠亜ちゃん、鞠奈さんにいったっては識別名が無いですからね。資料はほとんどないですね。

 

 あっ、令音さんがいましたね。あの人はどうなんでしょう?もしかして、〈ファントム〉だったりして・・・・・まぁ、それは無いですか。

 さて、2段構造をどう活かしていきましょうか。もう少し、どんな感じで能力を使っているか分かったら参考になるんですがーーーーー

 

 かなりいい線をついていることは気が付かず、私は新技の構想を練るのでした。

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