言い訳をさせてもらうと、コロナのせいです。レポートが提出しても提出しても増えていく恐怖体験をしていました。
夏休み中に進めるところまで進めたいと思います。
少女は修道女との接触を知った
『あっ、ちーちゃん?アタシ五河士道少年とデートすることになったよ』
「・・・・・は?」
おじいちゃんや妹のはるちゃんの事で頭がいっぱいになっていた私のところに1本の電話が来ました。その内容に私の頭の中が1度リセットされることになりました。
「二亜さん、士道に会いに行ったんですか?」
『そういうことになるね。こっちも落ち着いたし天使の力を封印して狙われなくなるならそっちの方が良いしね』
「それにしても急ですね・・・・・」
『まぁ、ちーちゃんが最近メシスタントに来てくれないからそのついでにね。じゃあ、少年によろしく言っといて』
確かにここ1週間、二亜さんの所に手伝いに行っていませんでしたけど・・・・・
私は1度自分の家庭問題のことは頭の隅に置いておくことにしたのでした。
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二亜さんも封印に前向きでありどうすればいいかを知っている状況だった為、今回は比較的スムーズに進むのではないかと思っていましたが大きな問題にぶち当たりました。その問題とはーーーーー
「2次元にしか恋をしたことが無いと」
いや、そう言えばそんな話をしていた気もしますね。それにしても、これは美九さん並に難題ですね・・・・・
士道達は2次元にしか恋をしたことが無い二亜さんに対して、アニメキャラになりきってみたりしたそうですが、やはりそのキャラとの相違点などが出てしまうため失敗したそうです。その後、いつもと同じメンバーで話し合った結果、士道の今までの精霊との関わりを物語に落とし込もうという話しになりました。
いやぁ、折紙さんの意見にはびっくりしました。2次元にしか恋をしたことがないなら、士道その物を2次元として描く、逆転の発想ですね。確かに精霊関連の事を本にすれば中々内容のある物になりますし、士道の魅力も伝えられると思います。ただ、その本を作って読ませる為の条件というのが中々厳しそうですね。厳しい理由は2つあります。
1つ目は、本条蒼二。つまり、二亜さんに本の売上で勝ち、その本に二亜さんが読むだけの価値があると証明しなければならない。あちらが既に有名なのに対して、こちらは無名。この時点で中々厳しい戦いになります。普通にやったら絶対に勝ちようがないですが、話題性をどうにか上げて食らいつくしかないですね。
2つ目は、本を作るまでの期間。決戦となるコミコの日まであと2日しかありません。0から作る必要がある上にこちらは素人ばかり。七罪ちゃんや折紙さん、八舞姉妹と絵が上手い子達が頑張っているようですが間に合うでしょうか。二亜さんに私から裁量の余地をお願いしてみましたがーーーーー
『嫁や私の乙女心を弄ばれたんだよ?いくら、ちーちゃんのお願いでもそれは聞けないなー』
と、一蹴されてしまいました。「男なのに嫁なのか」や「乙女心っていう歳でもないですよね?」と口を滑らせなかった自分を褒めたいです。
それはさておき、私は私でみんなの助けになるように作業を始めますか。
私は、大量の布をに向き合い作業を始めました。