そう言えば、やっと蓮ディストピア発売されますね。流石に蓮ディストピア編は作りませんけど。
12月31日。いつもなら本家に戻り、色々挨拶をしている時ですが、今年はすっぽかすことにし、私はコミコの会場にいました。
私達が会場入りした時には既に大勢の人が、開始の準備を進めていました。
「・・・・・うん?やぁ、少年。ちーちゃんから来るのは聞いていたけど、まさか横のブースに来るとはねぇ」
「ちーちゃん?」
「いや、こっちの話だよ。で、アタシと同じ部数をアタシより早く売ると・・・・・中々考えたもんだねぇ」
「・・・・・色々突っ込みたい所があるけど、話が早くて助かるわ」
二亜さん何してくれてんの?あだ名だったから分からなかったけど、下手したらバレちゃいましたよ。これ以上、巻き添えをくらい前にこっちの準備を始めましょうか。
「みんな、準備を始めるのでこっちに来て下さい」
「準備?一体なんのことであるか?」
「疑問?夕弦たちは何も聞かされてません」
「・・・・・なんか嫌な予感がするんだけど」
「そういえば、千夜姉に任せていたわね。とにかく、みんなはこっちに来て。士道、すぐ戻ってくるから、それまで川越たちと一緒にスペースの準備してて」
琴里ちゃんの先導で私たちが移動し向かったのは更衣室です。そこで私は、この2日間作っていたものを袋から出して、それぞれに渡します。
「じゃあ、みんなこれを着て下さい」
「これは・・・・・!?」
「凄い・・・・・ですっ!」
「まるで、霊装のようでは無いか!」
「驚愕。まさか、千夜の手作りですか」
「流石に、全員分のコスを作るのは大変でしたけど、話題性としては普通の衣装よりもこっちの方がいいと思いましたので」
私が2日間作っていたものをそれは全員分の霊装のコスプレです。流石に8人分作るのは骨が折れました。死神を召喚して手伝わせなければ間に合わなかったですね。
「任せて置いてなんだけど、本当に凄い完成度ね・・・・・折紙のその頭のどうなっているの?」
「ピアノ線で止めてある。だけど、凄い安定感」
「うぅ、なんで私の分もあるのよ・・・・・」
「大丈夫ですよぉ、七罪さん!とぉ〜っても可愛いですから」
みんなで、霊装のコスプレに着替え売り場に戻ります。えっ?私?私は私服です。流石に〈リーパー〉や〈スペクター〉の格好はバレる可能性があるので作りませんでした。決して、みんなのに力を入れすぎて忘れていた訳ではありません。・・・・・本当ですよ?
「お、お前らその格好は!?」
「うむ!売り子と言うらしい!」
「・・・・・お姉ちゃんが、作って・・・・・くれました」
まぁ、突然完全霊装状態で現れたらびっくりしますよね。それに、周りの反応も上々です。
「なんだあのサークル・・・・・すげぇ可愛い子ばっかじゃねぇか」
「それに、あのコスプレ・・・・・何のコスか分かんねぇけどクォリティめちゃくちゃ高ぇ」
「あれ?カタログになかったぞ、あんなの」
「ていうかあの中にいるの、誘宵美九じゃね」
「おい、その奥のメガネにグローブの男って、伝説の〈妹々かぶり〉の代表、MUNECHIKAだ!」
中津川さん!?あなた何者ですか!?
『ーーーーーただ今より、コミックコロシアムを開催いします』
こうして、私たちの