=͟͟͞͞[3話目]ヽ( '-'ヽ)
「一つだけ・・・・・方法があります」
「千夜、本当か!?」
士道が私の肩を掴み詰め寄ります。その手には力がこもっており、彼の切実さが伝わってきました。
「まさか、ちーちゃん!―――「千夜さん・・・・・本当にその方法でよろしいのですね」
私が今からしようとしている方法か、はたまたそれに伴うデメリットをもか、〈
「はい、もう決めたことです」
「そうですか。なら、わたくしからこれ以上言うのは野暮というものでしょう」
事情の知らない皆が頭にハテナを浮かべていますがお構いなく続けます。
「士道の話によると、私の力の根源は琴里ちゃんと澪さんの天使だそうです。つまり、完全ではないにしても〈
「おぉ!千夜はそんな事も出来るのか!ならばそれでいこう」
「待って。確かに元の力はそうだとしても、実際には違うことには変わりない。本当に上手くいく保証は?」
十香ちゃんが目を輝かし早速実行しようとしますが、そこに折紙さんの待ったが入りました。彼女の意見はもっともな為、他の子達からも疑問の声があがります。
「うむ、確かに千夜の力とはかなり別物に思える」
「懸念。本当に上手くいくのでしょうか?」
「千夜姉を疑ってるわけじゃないの。でも」
「心配・・・・・です」
不安が伝播し後ろ向きな発言が増えます。打開しようにも、納得させられるだけの根拠は私には持ち合わせていません。
「〈
「えっ?あ〜・・・・・うん。確かに、くるみんが言う通りアイザック・ウェストコットを倒せる可能性はあるし、ぶっちゃけ1番高いと思う」
〈
「六喰ちゃんは【
「うむ!」
「わかりましたぁ〜」
「が、頑張ってみる」
「他の皆には霊力を分けて貰いますね。では―――」
私は、ゆっくりと進行して来ている魔王へ向き直り、息を大きく吸って吐きます。これが、私にとっての最後の戦いだと思って気合いを入れ直し眼前の敵を撃つため飛び出しました。
「〈
「〈
「〈
私の力が限界突破し強化され大量の霊力が身体に流れ込んできます。
「―――ッ!まだまだぁあ!!【
私を中心に夜が広がり、許容を超えた霊力が更に流れ込んできます。しかし、ここまでしても上手くいくのか、どうかは分かりません。可能性があるだけで確実に倒せる訳ではないのです。
そもそも、今から放つのは私の天使〈
「まだ!―――ッまだぁ!」
大きく振りかぶった大鎌は、込められた霊力の為か青色に光り輝き、その存在を際立たします。
「私の全てを持っていけ―――ッ!!〈
【
私の全てを賭した攻撃は、無を飲み込み終わらせアイザック・ウェストコットをも飲み込みました。そして、アイザック・ウェストコットの霊力反応は完全に消滅し、私達の勝利が決まったのでした。