増えるのは三日後です。明日、明後日はその前の話を2つ追加します。その為ちょっとだけあとの物語に修正が入るかもしれません。
話が前に増える場合はこんな感じで予告します。(つまり、また増える可能性がある)
お気に入り登録ありがとうございます!!
始まりはこんな言葉だった。
「シドー!千夜!これに参加しないか!」
士道の家でご飯を食べた後に十香ちゃんが清掃活動のポスターを持ってきました。
「その日なら別に用事はありませんし、いいですよ」
「俺も大丈夫だ。それにしても十香が清掃活動なんていったいどういう風の吹き回しだ?」
私もそれを不思議に思っていました。十香ちゃんは士道と食事にぐらいしか強い興味を惹かれないものだと思っていましたからね。
「うむ、実はなここを見てくれ」
「え〜っと、なになに。1番ゴミを集めたチームには豪華北海道海鮮の恵みセットをプレゼント・・・・・」
「あははは・・・・・」
十香ちゃんは十香ちゃんでしたね。
「それにしてもゴミ拾いでチーム戦ですか。チームは1〜3人で範囲は・・・・・結構広いですね。あっ、1位じゃなくても5位まで他の景品があるみたいですね」
「どれも豪華な景品だな・・・・・予算はどこから出ているんだ?まっ、いいか。どうせなら豪華北海道海鮮の恵みセットを目指して頑張るぞー!」
「「おー!」」
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〜ゴミ拾い大会当日〜
「士道、チーム登録してきましたよ」
「ありがとう、千夜」
「ちなみにチーム名は"プリンセス"にしておきました。リーダーは十香ちゃんにしました」
「うむ!任せるのだ!」
参加チームは67・・・・・結構多いですね。
「あっ、五河君だ」
「性欲だけじゃなくて食欲も凄いのね」
「まじ引くわー」
「くっそぉ!五河めぇ!十香ちゃんと千夜ちゃんと参加なんてぇ!絶対負けないからな」
知り合いも結構いるみたいですね。
「それでは第3回ゴミ拾い大会開始です!!」
司会の掛け声とともに各チームが別れていきます。
「シドー!千夜!行くぞ!」
「あぁ!」
「はい」
私たちのゴミ拾い大会が始まりました。
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「それにしても大きな袋ですね」
私は大会担当者から渡されたゴミ袋を見ながら呟きます。
「うむ、沢山集めて優勝するのだ」
「沢山はいる分にはいいんじゃないか?」
たしかにそうですが、こんなに集めれるでしょうか。
「もういっそうのこと、ゴミ箱から抜き取りましょうか」
「いや、それはダメだろ。ちゃんと集めないと意味ないぞ」
「なら士道、この袋の中に入りませんか?そしたら、いっぱいになります」
「俺はゴミじゃないぞ!?」
「ゴミではないですが、沢山の女の子を誑かしているので他の人から見ると屑だからいいかと思いまして」
「酷い言い草だな・・・・・だいたい、俺を袋に入れて持っていってみろ実行委員の人達なんて思うと思う」
「──────────生きてんのかよ?」
「殺せと!?実行委員さん怖いな!」
そんな話をしながら黙々とゴミを集めます。あっ、エロ本落ちてました。
「士道、いりますか?」
「いらねぇよ!」
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「む!」
「・・・・・!」
ゴミ拾い大会の終盤に差し掛かった時、折紙さんと出会いました。一人で参加でしょうか?
「鳶一折紙、貴様も参加していたのか。まぁ、貴様には負けんがな」
「私はこの大会の常連。もう2回も出て優勝している。私に負ける要素はない」
「貴様はたいして集められていないでは無いか!」
見た感じ私たちの集めたゴミの3分の2ぐらいでしょうか?しかし、あれはもしかして・・・・・
「コレは全てタバコの吸殻。タバコの吸殻はポイントが高い、だから私の方が上」
「ぐぬぬぬぬ」
なるほど、そんなルールがあったのですか。でも、このままでは負けてしまいますね。十香ちゃんが泣いてしまうかもしれませんし、仕方ありません一肌脱ぎますか。
「士道、ここからは別行動でいいですか?」
「いいけど、どうしたんだ?」
「こちらも本気を出します」
「お、おう。頑張れよ」
「任せておいて下さい」
士道達と分かれだいぶ遠くに来ました。さて、始めますか。
「〈
いつかの死神が現れます。ただし数は数十倍で持っているのは鎌ではなく火バサミです。
さぁ、街をキレイにしましょう。
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「おっ、千夜戻ってきた────って、なんだその量!?」
「頑張りました」
「おお!凄いぞ千夜!」
やるだけやった、あとは結果を待つだけです。
「さて、集計が終わりました。6位まではこちら!」
名前は・・・・・無いですね。これで賞品は決定しました。
「あぁ〜6位だ!」
「賞品ギリ貰えないじゃん」
「まじ引くわー」
「最下位だと・・・・・」
さて、何位になったのでしょうか。楽しみですね。
「第5位はチーム名"ナイトメア"です。おめでとうございます!」
んん!!?
「おめでとうございます。お茶菓子セット3ヶ月分です」
「ありがとうございます。嬉しいですわ」
時崎さん!?なんでいるの!?しかも、チーム1人だし絶対に天使を使いましたね?卑怯です。(ブーメラン)
「第4位はチーム名"AST"です。お米50kgになりまーす。おめでとうございます」
ASTチームで出てるじゃないですか。折紙さんなんで1人で参加しているんですか!?
「いよいよトップ3です。一気に発表します」
さて、どうでしょうか・・・・・
「負けんぞ!」
「優勝は私」
「結果はこうなりました!」
3位:トビー
2位:プリンセス
1位:ラタトクス
「「「「え?」」」」
「前回、前々回優勝"トビー"やダークホースの"プリンセス"を抜き去り見事"ラタトクス"が優勝しました」
気の抜けたような声が出ます。ラタトクス?え?ということは・・・・・
「やったわね。四糸乃!令音!」
「はい・・・・・がんばりました」
「四糸乃、偉いよ〜」
「あぁ、だが少し疲れたな」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
こうして、第3回ゴミ拾い大会は幕を閉じました。
最後は折紙さんも士道の家に呼んで皆でパーティーをしました。
ちなみに2位と3位の賞品は、
2位:国産牛肉
3位:山菜の詰め合わせ
です。
あと、凛祢ユートピア編についてアンケート取ろうと思います。そのうち出るのでよろしくお願いします。
凛祢ユートピア編について
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千夜ルートを作る(そこまでデレません)
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千夜がひたすら引っ掻き回す
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さっさと最終決戦へ
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そんなことよりおうどん食べたい