識別名:リーパー【完結】   作:兎秤

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 夏休み編スタートです。


千夜サマーバケーション
少女は夏休みが楽しみだった


 テスト。それは、学生達の学力を測るためにある。学生達はその結果に一喜一憂するでしょう。

 

 私はそんなテストの結果を受け取り、一憂している所でした。

 凜祢の件があり、まともに勉強する時間が無かった訳では無いけどいつもより少なくなった事は確かでした。それが結果によく現れていました。

 

 合計421点。これだけ聞けば結構優秀だと思えるでしょうが、しかし現実は違います。

 

「士道。どうでした?」

「375点だ。まあまあかな」

「配点はどうでしたか?」

「えっ?国語76、数学73、理科77、社会74、英語75だけど?」

「いいですね・・・・・」

「千夜は何点だったんだ?」

「・・・・・421点です」

「俺より良いじゃねぇか!」

「配点が問題なんですよ・・・・・ほら」

「どれどれ、あっ・・・・・」

 

 点数が書かれた紙を士道に見せると納得したような声をあげます。

 

 国語98、数学96、理科97、社会100、英語30

 

 見てわかる通り英語が絶望的なのです。何故こんなにも英語が出来ないのでしょうか・・・・・

 

「まぁ、いいですけど。それより、明日から夏休みです!士道は何か予定ありますか?」

「いや、切り替え早いな・・・・・予定は特にないけど?夏祭りぐらいか?」

「なら、旅行に行きませんか?十香ちゃんや四糸乃ちゃん、琴里ちゃんと一緒に。今なら何と!宿泊費が無料です!」

「マジか!ちょっと待ってくれ琴里に聞いてみる」

 

 士道は琴里ちゃんに電話をかけるため、スマホを持って廊下に行きました。

 宿泊費が無料になる理由は宿泊場所はウチの経営している所だからです。旅館経営なんて、お爺ちゃんなんの仕事しているのでしょうか?今度しっかり聞いてみましょう。

 それにしても、楽しみですね。旅行はこれを入れて2回行く予定ですし、他にも七夕祭りに夏祭り、やることがいっぱいですね。早めに宿題を終わらせておきましょう・・・・・

 

「千夜!確認取れたぞ、どこに行くんだ?さすがに海外は厳しいらしいんだが」

「大丈夫です、国内ですよ。伊豆諸島ツアーです」

「そうか、いつ頃なんだ?」

「7月中旬です」

「分かった。他にも用意する物があったら、また教えてくれ」

「分かりました。後で送っておきます」

 

 士道と別れ帰宅します。

 

 折紙さんも誘った方がいいでしょうか?・・・・・十香ちゃんの機嫌が悪くなりそうなのでやめておきましょう。ごめんなさい、折紙さん。

 

 それにしても、楽しみですね。友達と旅行なんて何年ぶりでしょうか?あっ、去年に修学旅行行ったばかりでしたね・・・・・

 そう言えば、もう1つ家族旅行で行くイギリスには士道の妹の真那ちゃんの所属している会社のDEM社の本社があるんですよね・・・・・まぁ、特になんともないでしょう。

 

 夏休みまであと数日頑張りましょう。

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