修学旅行一日目後半です。
さて、双子の精霊ですが転校生という事で皆の中に無理やりねじ込みました。こうでもしないと一緒に行動していたら変ですもんね。
この、2人ですが元々は1人の精霊だったらしいです。しかし、2人に別れた時に、その人格は既に消えていて、元に戻るとどちらかの人格が消えてしまう。そのため、人格を残す方を決めるために勝負をしているらしいです。そう令音さんに聞きました。あれ?おかしいですね・・・・・時崎さんの言い分では精霊は元人間のはずです。まぁ、どうせ士道が封印するでしょうし深くは考えないでおきましょう。
そう言えば、これが最後の戦いって言ってましたね。勝負内容はなんなんでしょうか?ーーーーーえっ?士道を落としたほうの勝ち?
・・・・・これは、また面倒なことになりましたね。まぁ、士道の健闘を祈りましょう。
で、私の役割ですが十香ちゃんと折紙さんの妨害ですか・・・・・何故か無謀な気がします。考えただけで頭が痛くなってきました・・・・・こういう時は、お風呂に入ってスッキリしましょう。
私は、女と書かれた赤い暖簾の方へ入ります。
ここは露天風呂らしいので楽しみです。あれ?もう入っている人がいますね、服があります。誰でしょうか?一番風呂出ないのは少し残念ですが、さて行きましょうか。さて、いるのは誰かーーーーー
「「「あっ・・・・・」」」
「え?」
そこに居たのは2人の精霊、耶倶矢ちゃんと夕弦ちゃん、そしてーーーーー
「ち、千夜っ!?」
ーーーーー士道でした。
私はすぐにタオルで体を隠します。前に1度お風呂に入っていますがあの時はバスタオルを巻いていましたが今回は違います。完全に裸、一糸まとわぬ姿を見せてしまいました。
「わっ、悪い千夜!って、なんで千夜が男湯に!?」
「ここは女湯ですよ?五河士道さん?」
「はっ!まさかお前ら!」
「うむ、士道が入る前に暖簾を入れ替えておいた」
「補足。入ってから元に戻しました」
「我らが男湯など入るわけなかろう」
「で?話は終わりましたか?辞世の句は読み終わりましたか?」
「いや、違うんだ!俺は騙されただけで」
「いいから早く出て行ってください!」
「すっ、すまんっ!」
しかし、タイミング悪く士道が湯船から上がった瞬間に脱衣所の扉が開きました。奥から十香ちゃん、折紙さん、あいまいみーコンビが入っきます。
「士道早く後に隠れてください!死にますよ、物理的にも社会的にも」
「お、おう」
士道の逃走ルートはどうしましょう。脱衣場はもう無理でしょうし、どこか・・・・・どこか・・・・・
「「あっ」」
他の人にバレないように士道を隠しながら後ろに下がっていくうちに士道とぶつかりました。
士道はそのまま、崖から落ちていきました。・・・・・すみません、士道。着替えはこちらで回収しておきます。
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お風呂を終えたあと、士道の服を届け部屋に戻ります。
今日は、本当に色々あり過ぎて疲れました。部屋でゆっくりしましょう。
そう思い、部屋に入った瞬間、私の顔に枕が衝突しました。
「「「「「あっ・・・・・」」」」」
私に枕がクリーンヒットしたのを見て枕投げをしていた同級生達が固まります。
本当に疲れている時になんでこうなるんですか。私の邪魔をして楽しいですか?はぁーーーーー
「ーーーーーよろしい、ならばクリークです!」
枕を拾い投げ1人にぶつけます。ぶつけられた少女はひっくり返り倒れました。
「まず1人」
「両軍、一時協力体制をとる。目標、千夜ちゃん!いけっえー!」
「「「「わっー!」」」」
私に向かって一斉に枕が投げられるが全てたたき落とすか躱した。躱した枕は他に被弾し、叩き落とした枕もすぐさま投げます。場はどんどんと乱戦状態になり最終的にはエレンさんも巻き込んだものになりました。
あっ、士道はどうなったんでしょうか?まぁ、今日は疲れましたし、おやすみなさーい。
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