アンケもよろしく!!
それと『少女は灯篭を燃え上がらせた』の内容を少しだけ編集しました。
士道の霊力を辿って行くと廃ビルにつきました。その廃ビルの中からは士道だけではなくもう1つ霊力を感じます。
「久しぶりですね。時崎さん」
「あら?ご機嫌よう。また、随分と変わった声を発しますわね?いい加減に士道さんに正体を明かしたらいかがですの?」
私は今は声を変えている。士道が士織ちゃんになる時に使っていた変声機を付けているのです。これで普通に喋っても気づかれないでしょう。
「それ以上は喋らないでください」
「あらあら、怖いですわ。士道さん助けてくださいまし」
「なっ、狂三!?〈リーパー〉の正体を知っているのか!?」
「知っているもなにもーーーーー」
「時崎さん?私なら貴女を確実に殺せる事を忘れてませんか?」
「と、言うことなので
「・・・・・信用できるのか?」
「さぁ?少なくとも彼女は
「・・・・・分かった。十香を助ける為に協力してくれ」
「わかりました」
私は了承を示すため、深く頷き返しました。
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私達は移動し美九さんの家に来ていました。
「おい、2人達!今、美九の家に来たって誰もいないだろ!俺は一刻も早く十香をーーーーー」
「十香さんを助ける前に美九さんの件を片付けてしまいませんと。邪魔される可能性もありますし、士道さんが捕まってしまっては
「片付けるって簡単に言うけど美九にはあの声と天使が・・・・・」
「問題ありませんわ」
時崎さんは、扉の鍵を銃で壊し開けます。不法侵入ですけど緊急時ですし問題ありませんよね?責任を問われたら士道のせいにしましょう。そうしましょう。
「
「ダメだそんな事!」
「うふふ、冗談ですわよ。優しい士道さんはこんな
「だけど、美九の生まれ持った価値観は異常だ。まともに話が通じる相手とは・・・・・」
「それはどうですかしらね」
「え?」
「まっ、ここに来たのはそれを確かめる為でもありますわ。士道さん、彼女の私物を探してくださいませ」
「私物?」
時崎さんの天使、
「ええ、
美九さんの部屋につき、家探しを開始します。しばらくして時崎さんが美九さんのブラジャーを見つけ出し士道に見せつけます。
「士道さん見てくださいまし!ほら、凄いサイズですわよ。
「な、何やってんだよ、お前!今はそんな場合じゃ」
「うふふ、真面目ですのね」
いえ、そういう問題では無いような気がしますが・・・・・時崎さんの基準がよくわかりません。
「ほら、士道さんも付けてみませんこと?」
「はぁ!?なんで俺が!?」
「あぁ、これは失礼しましたわ。士織さんもいかがでして?」
「見てたのか・・・・・」
私は写真を撮ってあります。スマホの壁紙は士織ちゃんです。スマホのアルバムには他にも士織ちゃんの写真が沢山あります。提供者はT.Oさんです。
「ええ、ただ近くで見る機会はありませんでしたの。1度じっくりと拝見したいのですけど」
「じょ、冗談抜かせ!」
「つれませんのね。少しの間でいいんですのよ?可愛い可愛い士織さんの顔が恥辱に震える所を見せていただければ」
「何するつもり!士織ちゃんに変な事しないで!」
「良いではありませんの。良いではありませんの」
「時崎さん?そこまでにして頂けますか?」
「仕方ありませんわね・・・・・では、士道さんまたの機会ということで」
さて、本格的に調べないとーーーーーあれ?これは宵待月乃のCD?やっぱり、美九さんと同一人物なのでしょうか?それなら、男嫌いや人間不信にも納得が行きますが・・・・・一応、調べておきましょう。
「〈
CDの記録を接続して覗きます。やはり、宵待月乃=美九さんだったみたいですね。枕営業させられかけて、拒否したら変な記事を書かれてたうえ、歌手の命でもある声がストレスで出せなくなってますから、恨みも仕方が無い気もしますね。私はこの時期は受験中だったので知ったのは引退した後だったんですよね・・・・・
「時崎さん、これが丁度いいですよ」
「あら?ありがとうございます。では、〈
時崎さんはCD越しに銃をこめかみに当てて発砲しました。実害は無いのでしょうけどいつ見ても心臓に悪いですね。
「狂三!?」
「うふふ、大丈夫ですわよ。【
「記憶を・・・・・」
「どうやら美九さんはーーーーー」
「口で説明するよりこっちの方が早いですーーーーー【
士道の手を掴み、直接情報を流し込みます。これで、士道も美九さんに起きた事を理解したでしょう。
「なんだよ・・・・・これ・・・・・」
士道はかなり戸惑っている様ですが、止まっている暇はありません。
「さて、美九さんの元へ行きましょう。反撃と行きましょうか」
私達はドームを目指しました。
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