きらら展に行って来ました。あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~
万由里ちゃんの天使が暴走を始めました。真ん中にある黒い球体から次々と電撃が放たれ士道達がいる見晴台を破壊していきました。
負けずと十香ちゃんは斬撃、四糸乃ちゃんは氷結、耶倶矢ちゃんと夕弦ちゃんは暴風、美九さんは超音波で応戦し電撃を防いでいました。
このままだと街の方へ被害が広がりそうと思っていると、フラクシスナスのインビジブルが解除され、無数のユグドフォリュウムが天使の方に飛んでいきました。天使を囲むように配置され結界を張り天使を上空に跳ね上げます。そして、すぐさま街の上空に結界を展開しました。
あれ、確か神無月さんが1人で脳を使って動かしているんですよね・・・・・あの人、変態なところ以外は基本ハイスペックなんですけど、変態のせいで全てを台無しにしてますね・・・・・
結界が張られてから、十香ちゃん、四糸乃ちゃん、耶倶矢ちゃん、夕弦ちゃんは飛び出し天使への攻撃を始めました。美九さんは士道の護衛のようです。
ーーーーーさて、私も参戦しますか。
大鎌に【
「む!貴様は真っ黒な奴ではないか!」
「助けてくれて・・・・・ありがとう・・・・・ございます」
「うむ!そなたの活躍、期待しておるぞ!」
「期待。頑張ってください」
わ〜・・・・・みんなの期待が重いです・・・・・それにしても、この状況はまずいですね・・・・・いくら精霊と言っても皆は力を殆ど出せてない状況ですし、フルパワーを出せるのは私だけ、相手は皆の霊力の塊ときました。せめて、時崎さんの手助けが欲しいです。
フラクシスナスの方でも攻撃の準備をしていたみたいでミストルティンを放ちますがまるで効いていません。最近、ミストルティンが活躍しているの見てない気がします。いや、威力を疑ってる訳じゃありませんよ?実際、私が当たったら一溜りもないでしょうし。
フラクシスナスを見ながら考え事をして天使から少し目を離していると、いつの間にか万由里ちゃんが捕まっていました。
ちょっと、士道何やっているんですか!?ちゃんと守ってくださいよ!!しかも、天使の霊力や攻撃力が上がってますよ!!
あと、天使の名前は〈
さて、この状況をどう打破しましょうか。せめて、十香ちゃん達が完全体であれば・・・・・あっ、そうだ!完全体にしてしまえばいいです。そう考えたら、善は急げです。えっと、士道は・・・・・居ました。フラクシスナスの中ですね。
私はフラクシスナスに移動します。入り方は真那ちゃんがスーツを着て出てきた所を逆走していきました。
フラクシスナスの中に入るとクルーと士道、美九さんが居ました。
「真那!万由里を連れ戻すまで待ってくれ!俺が何とかする!アイツを助けさせてくれ!」
「士道!?」
「万由里は!アイツは皆の霊力から生まれた存在なんだ!十香や四糸乃、耶倶矢、夕弦、美九、そして琴里。万由里はお前らみんなの分身なんだ。アイツは言った、自分は役目を終えれば消え去ると、その為だけに生まれたと。消えるために生まれる命なんてあっていいはずがない。あの暴走が万由里の消えたくないという思いなら尚更だ!俺はアイツを・・・・・皆を助けたい!!」
「それでこそ士道です」
「なっ!?」
「〈リーパー〉!?なんでフラクシスナスの中に!?」
フラクシスナスのクルー達は慌てて、琴里ちゃんや美九さんは士道の前に立ちはだかります。
「万由里ちゃんを救います。その為に力を貸してください」
「信じろっていうの?時崎狂三以上に得体の知れないアナタのことを?」
「・・・・・決めるは士道です」
「分かった、どうすればいい?」
「士道!?」
「大丈夫だ。こいつは俺達に被害を加えたことは無いし、この前の十香の時だって協力してくれた。ーーーーーこちらからも頼む。万由里を助けるために力を貸してくれ」
「えぇ、では早速始めます。ーーーーー【
士道の手を取り霊力を接続します。えっと・・・・・あった、これが十香ちゃん達とのパスですね。
士道の中にある霊力と十香ちゃん達の繋がりを見つけ、それを一時的に拡大させます。それによって、十香ちゃん達の霊装は完全な状態へ戻りました。
「なっ!?一体何をしたのよ!?」
「士道の精霊の皆のパスを一時的に拡大させました。かなり集中力がいるので早めにケリをつけますよ」
「よしっ!琴里、美九頼むぞ」
「えぇ!」
「任してください。ダーリン」
士道達とフラクシスナスから外へ出て外のメンバーと合流します。ちなみに、士道は琴里ちゃんと美九さんに抱えられて空を飛んでいる状態です。
「十香!皆!」
士道の声に反応した面々が士道の近くへ集合します。
「万由里を助け出す!協力してくれ」
皆は頷き、〈
さて、あとは〈
突如、〈
「〈
霊力の充電を終えた次の瞬間、フラクシスナスのミストルティンに似た霊力砲が放たれ山を吹き飛ばしました。
なんですか、あの威力・・・・・私の【
「令音!」
『・・・・・解析結果が出た。その天使にはまともな攻撃は通用しない。君たちの霊力を一点に集中させることが出来れば、あるいは・・・・・』
「そんな!?」
ちょっと、琴里ちゃん?何でこっちを見るんですか?いや、無理ですよ。パスを維持しなからそんな事をやるなんて。
私が首を振ると、万由里ちゃんが決心したように十香ちゃんの手を掴みました。すると、私以外の精霊の皆から波動のような力が広がり、十香ちゃんに集結していきます。
「霊力が集まっていく・・・・・」
「力が湧いてくる」
「これなら!」
「兄様!天使が!」
打開策を見つけても、〈
私も、【
「守る!俺が守る!皆を!万由里を!」
士道は〈
まだ、力の集中は終わらないんてすか!?
「シドー!!」
みんなの霊力の集結が終わり十香ちゃんの霊装が姿を変えます。剣のような翼が生えて、もう1つの剣が姿を現します。
十香ちゃんは士道を助けようと移動します。物凄く早いですがこのままだと間に合いません。ラハットヘレヴが至近距離で放たれてしまいます。
もうダメかと思いましたが、〈
今の力は〈
そこからは、十香ちゃんが1人で〈
まぁ、士道と万由里ちゃんがキスしたことによって封印されて〈
「万由里!そんな、なんでこんな」
「私は霊力結晶体、封印を施せば消えるのが道理・・・・・でしょ?」
「封印・・・・・?でも、お前は俺とーーーーー」
「であったばかりじゃ封印なんて出来ないはず・・・・・?あはははっ。ばーか、私はみんなの霊力から生まれたんだよ?アンタの事嫌いなわけないじゃん。・・・・・生まれた時から愛してた」
「万由里・・・・・」
「考えないようにしてたけど、きっと私みんなが羨ましかったんだ・・・・・」
「待て!万由里、消えるな!」
「でもね、私もみんなに自慢できることが1つだけあるの。私だけ士道と同じだったんだ」
「同じ?」
「私はもう消えるために生まれた存在じゃない。アンタに会えたから・・・・・それだけで・・・・・」
「万由里!!」
「ありがとう・・・・・士道」
さて、完全に消える前に最後の仕事です。
「ーーーーー【
「「「「「「「「なっ!!?」」」」」」」」
万由里ちゃんの魂を捕まえ【
「リィィィィパァァァアア!!!!」
士道が絶叫します。まぁ、私に斬られて消えたようにも見えますよね。
「なんでだ!万由里を救うんじゃなかったのかよ!」
「・・・・・救いましたよ」
「ふざけるなっ!!」
ここで、この事を話すべきでしょうか。いえ、話すべきではないですね。これ以上深く関わると、バレる可能性が上がります。
「では、私はこれで」
「待てっ!!」
士道達を置き去りにして私はその場から離脱しました。
次回、結果発表となります。
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