識別名:リーパー   作:兎秤

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 1つ目千夜の霊装姿、2つ目はローブなしバージョンです。


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 頑張りました(›´꒫`‹ )


少女は現状を報告しあった

 ・・・・・あれ?今のはいったい、なんだったんでしょうか?ここは・・・・・教室?

 

「普段とは異なる関係、状況で五河士道と選択した対象の反応を観察していました」

 

 今のは或守ちゃんがやったんですか・・・・・

 

 でも、中二病にさせなくても良かったじゃないですか、それに、スカートの中を見られました・・・・・うぅ、恥ずかしい・・・・・

 

「・・・・・千夜」

「違いますからね!!何故かあの時は妙にあんなふうに演じないと行けない気がして、それに逆らえなかっただけですから!!決して、私の素ではありませんよ!!」

「〈霊魂の導き手〉だったけ?」

「思い出さなくていいです!忘れてください、今すぐに!さもないと、貴方を殺してから私も死にます!!さっき言ったように首狩ります!」

「分かった!忘れるから落ち着け」

「本当ですか?でも、やっぱり心配ですね・・・・・ここは、やはり強い衝撃で記憶を・・・・・」

「忘れるから!」

 

 あぁぁあぁあぁああぁぁぁぁぁぁあぁあぁ!!考えるだけで恥ずかしいぃ!!!

 

「私先に帰りますから!!士道も気をつけて帰って来てください!!」

 

 私はその場から脱兎のごとく逃げ出しました。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 夕食後、琴里ちゃんの招集により全員が士道の部屋に集まりました。

 

「というわけで、1日経過したわけだけど、この世界で何か気づいたことはある?」

「うむ!」

 

 琴里ちゃんの問いに対して十香ちゃんが元気よく手を挙げました。

 

「はい、十香。言ってみて」

「全然元の世界と変わらないのだ!シドーの夕餉も弁当もとても美味しかったぞ!」

 

 確かに味覚へのアプローチが凄いです。食べ物を食べる感じに全く違和感がありませんから。

 

「いいですか?」

「はい、千夜姉」

「今日の放課後に白昼夢みたいなものを見ました。或守ちゃんが起こしたみたいな口ぶりでしたけど・・・・・士道?あれから何か聞いていますか?」

 

 士道にあった事は言わないでくださいね?と表情で圧をかけながら質問します。

 

「あぁ、その白昼夢みたいなのは或守が発生させているみたいだ。非日常的なシュチュエーションで愛の観測だとか」

「なるほど。イベント的なものってわけね。非日常なシュチュエーションで愛の観測か・・・・・そうねら非日常デートってところかしら?やっぱり、或守がこの世界を支配下に置いている・・・・・管理者になっているのは、間違いないみたいね」

「この世界で使えるかどうかは分かりませんけど、私の〈破軍歌姫(ガブリエル)〉、あの子に試してみましょうか?」

 

 〈破軍歌姫(ガブリエル)〉の洗脳ですか・・・・・って、私の〈霊魂看守(サリエル)〉は使えるんでしょうか?後で試しておきましょう。

 

「・・・・・いえ、やめておきましょう。推測通りなら、相手も人工とはいえ、精霊。しかも、今いる世界は相手に完全に掌握されていると考えた方がいいわ。下手に手を出したら、何が起こるかわからない」

「そうですわねぇ。賢明な判断だと思いますわ。炎の精霊さん」

「あんたに言われると、なんだか腹が立つわね。」

「ケンカはやめてくださいよ?」

「分かってるわよ、千夜姉。今はそんなこと言ってる場合じゃないからね。明日以降もこの世界について、そして或守について調査、観察を続けましょう」

「そうだよな、今のところ・・・・・それしかないか」

「じゃあ、解散。みんな油断しないように」

 

 

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 解散とは言葉だけで結局、みんな士道の部屋で話していて、何故か女子会みたいな感じになっています。

 その中からそれて私は士道と話をしていました。

 

「愛の意味って言われても、やっぱり難しいよな」

「そうですね。愛のかたちは人それぞれですし、それによって意味もその人ごとで変わってきますからね」

「そうだよな・・・・・或守にはどうやって答えればいいんだろうな、愛について」

「愛って何なんでしょうね・・・・・」

「考えてみれば、俺たちをは異性とまともに付き合ったことない訳だし、あんまり実感が無いというか・・・・・」

「色んな美少女をとっかえひっかえしているのプレイボーイの士道君が言う事じゃないですね」

「うっ、・・・・・それはそれだろ。また、意味が違うというか・・・・・あっ」

「どうしました?」

「いや、結婚している人なら愛についてわかるのかな?」

「この中に既婚者はいませんし現状の解決には程遠いですね。もし、フラクシナスから通信がとれてもあのメンバーでは答えれるか微妙ですし・・・・・」

「・・・・・そうだな」

「まぁ、頑張るしかありませんよ」

 

 それから、士道が1階に降りた為、姿が見えなくなってから、みんなで家捜しをしました。さすがに何も出てきませんでしたけど。

 まぁ、あったらあったで大変ですけど。だって、最低でも令音さんは士道のお宝の位置と種類を把握している事になりますからね。そんなことを士道が知ったら死にます。まぁ、最近は電子媒体が多いみたいですし、本当にないんでしょうけど。

 

 しばらくして、本当に解散になりました。連絡の取りやすいということで、全員精霊マンションに住むことになりました。

 

 さて、あと何日でここから出れるのでしょうか・・・・・

非日常系の内容

  • (角や尻尾が)生えてる、はえ揃ってる!
  • 私たちはここにいます(SOS)
  • 僕と契約して魔法少女になってよ
  • 感想に要望(性癖)を書くから待ってろ

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