識別名:リーパー【完結】   作:兎秤

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 もう、或守インストール編中盤です。やっぱり、或守インストール編、かなり長かったです(まだ、終わってない)。


少女は仲間とカラオケに行った

 鞠亜ちゃん捜索の次の日、ゲーム世界で4日経ちました。

 

 今日は学校は休みで、朝は鞠亜ちゃんの手作り料理をべれました。朝から士道の代わりに鞠亜ちゃんが料理を作っているのを見た時は驚きましたよ。その後、朝ごはんを作った鞠亜ちゃんの頭を士道が撫でて褒めてから、私も頭撫でて合戦が始まったのはまた別の話です。

 

 りょうりは、とてもおいしかったです、まる。

 

「さて、朝から色々あったけど、なんとか飯も終わったし。今日は何をするかな」

「シドー!提案がある!」

 

 十香ちゃんが元気よく手を挙げます。

 

「お、元気がいいな。それなら、夜刀神十香さん。提案をどうぞ」

「うむ。デェトに行くのだ!」

「や、やっぱり。言うとは思っていたが・・・・・」

「む、むう。駄目か?」

「いや、駄目ってことは無いけどーーーーーせっかくみんないるんだし、出来れば大勢で出来ることがいいんじゃないか?」

 

 今、絶対に途中で誰かを選ばないといけなくなって揉めるから避けたい、って思っていましたね。

 

「おお、成程・・・・・」

「それなら、いい提案がある」

 

 次に折紙さんが声を上げる。いい提案?碌でもない提案の間違いでは?えっ?決めつけは良くない?はっはっはっはっ・・・・・今までの折紙さん見てたら、そう思うのもしょうがないですよ。

 

「私と士道がデートをする。残りの者はそれを後ろから眺めている。これで全員が参加できる」

 

 ほら・・・・・やっぱり、こうなる。そして、流れるように十香ちゃんとの口論ーーーーーうん、もう1種の形式美ですね。

 

 結局、琴里ちゃんの提案でカラオケに行く事になりました。カラオケルームに入るといつかの王様ゲームを思い出しますね。さて、カラオケは久しぶりに来ましたし、何を歌いましょうか。あっ、その前に採点を予約しておかないといけませんね。

 機器を捜査し採点を予約しました。誰が1番高得点を取るのでしょうか?歌なら、やはり本職である美九さんが、強いでしょうか?しかし、王様ゲームの時の八舞姉妹のディエットも美味かったですし、折紙さんもアカペラをたまちゃん先生に頼まれていた事ありましたね(凜祢ユートピア参照)。十香ちゃんも、天央祭の時の歌上手でしたし、これは期待できますね。

 

 あっ、耶倶矢ちゃんが美九さんに歌の勝負を挑んで負けました。やっぱり、美九さんが強いですね。持ち曲を歌えば高得点は間違いないはずですし。グループで歌っている曲だと本人でも100点を取りずらいらしいですけど、美九さんはソロですからね。

 

 まぁ、カラオケなんて要点さえ掴めば100点なんて楽勝ーーーーーなん・・・・・だと・・・・・92点。くっ、ビブラートのかけが弱かったですか。

 

 あっ、士道がトイレから帰ってきましたね。士道が帰ってきてからすぐに、私の隣に座って欲しい合戦が始まります。

 選ばれたのは鞠亜ちゃんでした。まぁ、妹様のお願い(強制)がありましたのでで仕方が無いでしょう。

 

「千夜、一緒に歌わないか?」

「私ですか?鞠亜ちゃんを放っおいていいのですか?」

「あぁ、鞠亜が俺が誰かと歌っているのを見たいらしくてな」

「それなら、この中から好きな曲選んでください」

 

 私は、持っていたウォークマンを渡します。

 

「えっと・・・・・なぁ、千夜。わかる曲全てアニソンなんだが?」

「その中にはアニソンしか入ってませよ?」

「いや、女子なら他にも曲を聞いていると思ったんだが・・・・・」

「士道は女子に無駄な希望を持ちすぎですよ、もう既にわかっていますよね?周りにこれだけ濃いメンツが集まっているのですから。それに、これからアニメ好きの精霊も出るかもしれませんし」

 

 二亜さんとか。

 

「そうだな。よし、じゃあ、これで」

「わかりました。じゃあ、入れておきますね」

 

 こうして、私達は何曲かデュエットで歌いました。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 カラオケからの帰り、気がつくと士道と鞠亜ちゃんはみんなと少し離れたところを歩きながら話していました。

 何を話しているのでしょう?

 

「鞠亜・・・・・まさか!?」

「もう少しで、わかりそうな気がするんです。だから、私に見せてください」

 

 あっ、この流れは・・・・・

 

 私の予想通り、意識が闇に飲まれていきました。飲まれる前、士道と話していた鞠亜ちゃんの表情は笑顔だった気がしました。

 

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