もう、クリスマス・イブですね。皆さんはどんなクリスマス・イブですか?作者はバイトです(白目)
~士道視点〜
「嘘っ!?反転体!?」
「なんだって!?」
精霊の反転。精神的負荷が大きすぎると起こる現象だ。天央祭の際、DEM社に連れ去られた十香がしていたのを思い出す。
「最初から反転しているなんて事ありえるのか!?」
「いや、少し待ってくれ。これは・・・・・一体どういうことだ?」
「〈リーパー〉の反転体・・・・・」
「〈リーパー〉だって!?」
〈リーパー〉、狂三以上に素性が分かっていない精霊だ。万由里の事があった時からまともにあっていなかったが・・・・・
「まさか、〈リーパー〉が反転体で現れるなんて。〈リーパー〉=千夜姉疑惑があったけど・・・・・取り越し苦労だったみたいね」
「AST接触します!」
ASTが攻撃を開始した。ASTの方は反転について知らないみたいで完全に別個体として扱っているようだ。それにしてもーーーーー
「あの精霊、〈リーパー〉と言い方を被らせると言いずらいし・・・・・そうね、〈スペクター〉は全然、反撃しないわね」
「四糸乃みたいだな」
り、〈スペクター〉はASTに攻撃することなく、ただ逃げ回っているだけだった。その姿は酷く脅えているようで、四糸乃を思い出させる。って、あれ?
「琴里、〈スペクター〉の顔をハッキリ映せるか?」
「えっ?えぇ、画像拡大お願い 」
「画像拡大します。・・・・・出ました!」
「なっ!?」
「これは・・・・・」
「やっぱり、千夜にそっくりだ」
画面に映し出された〈スペクター〉の顔は大部分が隠れているが間違えなく千夜だった。
「令音!千夜姉は!?」
「ずっと、医務室にいる。先程から目は覚ましていない」
「じゃあ、あれは一体・・・・・まさか、でもありえるの?」
「とにかく今から彼女のもとへ向かう、転送の準備をしてくれ」
「分かったわ。ただ、戦闘中だから離れた場所に転送するわ」
「対象、
〈スペクター〉との初面会はまだ先になりそうだった。
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〜???〜
ここはどこ?
わたしが目をさますと、ボロボロの町が目に入りました。まるで、あの時のようです。
しばらくすると、空から変な女の人たちが飛んできました。なんなんでしょうか?
「精霊確認!全員撃てっ!!」
「っつ!!?」
なんで、わたしをいじめるの?わたしが悪い子だから?わたしがちゃんとお姉ちゃんをできなかったから?
ごめんなさい。あやまるから、ゆるして下さい。悪い子でごめんなさい。ちゃんとお姉ちゃんできなくてごめんなさい。たすけられなくて、何もできなくてごめんなさい。
イタイのはイヤです。
ツライのもイヤです。
クルシイのもイヤです。
あやまるから、ゆるして下さい。
イタイのはもうイヤだ・・・・・
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいーーーーー
ーーーーー妹を、ハルちゃんをみすてて、たすけられなくて、ごめんなさい・・・・・