識別名:リーパー【完結】   作:兎秤

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 あけましておめでとうございます!

 新年一発目!
 凛緒リンカーネイション一話目!

 今年もよろしくお願いします!!


凛緒リンカーネイション
少女はご都合主義の結界を見た


〜目覚めてから2日後の朝〜

 

 あれから、自分なりに士道達に正体を明かさない理由を考えました。別に、言えなかったから無理に理由付けしようとしている訳ではありませんよ?・・・・・本当ですよ?

 私が士道達に正体を明かさない理由はズバリ、凛音と万由里ちゃんの存在です。私が正体を明かせば士道は私を攻略しに来るでしょう。さらさら、攻略させるつもりは無いですが、万が一、億が一攻略されたとすると本当に2人の肉体を再現する方法が無くなります。それは、私的に許せません。だから、士道達に正体を明かさないのです!

 

 2人の肉体を作り出す方法は現状は【生命の満欠(フェイト・オブ・ライフ)】の(望月(バース))で作り出すしかないわけですが、これは元々は魂を生成するのであって肉体を作るものじゃないんですよ。よしのんは元々あったパペットに魂を付与しただけですし、死神達は霊力の塊であってしっかりとした肉体構造はできていないのです。なので、1人の人間として作り出すのは難しいのです。

 あっ、今更ですけど死神たち一体一体にも魂は宿っていますよ。自我がないだけで経験で成長もします。一体をコピーして大量に作って経験と魂を集結させてまたコピーを繰り返してるので少しづつですが強くなっています。

 

 

 ・・・・・そろそろ現実逃避を止めますか。

 

 言えなかった事の現実逃避ではありません。実は今、この天宮市で問題が起きているのです。いや、まぁ問題が起きていない方がすくないですけど・・・・・

 さて、その問題ですけど・・・・・なんで、また〈凶禍楽園〉(ご都合主義の結界)が発動しているんですか?

 

 ご都合主義の結界ーーーーー前に凛音が士道を死なせない為に士道が死んだら世界を繰り返すように張った結界であり天使、〈凶禍楽園(エデン)〉が発動しているんです。

 とりあえず、凛音に意見を聞いてみましょうか。どう思いますか?凛音ーーーーー

 

 ーーーーー返事がない。ただの屍のようだ。

 

 いや、魂ですけど。って、あれ?本当に凛音が居ないんですけど!?どこ行ったんですか、凛音の魂!!あと、万由里ちゃんも居ない!!

 とりあえず、もう学校に行く時間なので帰ってきてから考えましょう。・・・・・消えてないですよね?

 

 そんな不安を抱えながら扉を開き外に出ると私に不安は困惑に変わりました。

 

 なんで、凛音と万由里ちゃんと鞠亜ちゃんが現実にいるんですか!!?

 

 魂だけの存在となっていた、凛音と万由里ちゃん。データ上の存在である鞠亜ちゃん。現実に存在しないはずの3人が士道と話していたのです。

 

「いったい何が起こって・・・・・これも〈凶禍楽園(エデン)〉の影響でしょうか?」

「おっ、千夜おはよう」

「えっ、あぁ・・・・・おはようございます」

 

 私が玄関前で固まって呟いていたところを見つけた士道が声をかけてきました。私はそれに対して何とかあいさつを返しました。

 

「千夜ちゃん、おはよう」

「おはよう、千夜」

「おはようございます、千夜」

「・・・・・おはようございます」

 

 3人も続いてあいさつを返し、混乱した頭を落ち着かせます。とりあえず、3人からは・・・・・いえ、4人(・・)からは色々と聞かないと行けませんね。

 

「3人とも後でお話があります。よろしいですか?」

「わかった、私は大丈夫だよ」

「あたしも確認したいこともあるし」

「はい。私も問題ありません」

「話は終わったか?」

 

 終わっていませんが話を切り上げます。後でL〇neで会話の続きをしないと行けませんね。

 

 こうして、私の〈凶禍楽園(エデン)〉内での2回目の生活が始まりました。

 

 

 

 ーーーーーあれ?そういえば、みんな初対面でしたよね?なんでもう仲良くなっているのでしょうか?まぁ、仲がいいのは良い事ですし、気にしないでいいですね。

 

 

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