力はチートだが精神は一般人。そんな男の物語 (旧 面倒事は嫌なんで逃げました。)   作:クリアグラタン

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前回のあらすじ

主人公がキアラに逆レされて童貞を卒業した。




EX8 忍耐力は大事

あれからキアラと夜のプロレスを朝方まで行ってた俺は激しい睡眠不足と疲労に陥っていた。

 

もう、アイツヤバい。こっちがもうギブって言っても何か回復させて来るんだもん。

 

俺も途中からキアラの我が儘ボディに夢中になった訳だが。

 

まぁ、主導権は終始向こうが握ってたけど。

 

だって、俺キアラとヤるまで童貞だったんだよ?

そんな夜のプロレスに関してぺーぺーの俺がキアラから主導権奪うなんて無理無理

 

 

レベル1の奴がレベル99の奴に勝てる訳ないのと同じ

 

 

快楽の獣の名は伊達じゃないわ。しかもキアラとする時の快楽がヤバい。

 

あれはもう麻薬とかのレベル。てか当の本人は隣で裸で寝てるし。

 

 

 

 

どうしよう。この先誰かとヤっても昇天出来なかったら…………

 

つーか夜のプロレスヤバすぎ。こんなん知ったら色狂いになるのも無理ないわ。

 

この世界で生き残るという目標がなければ普通に夜のプロレスにどっぷりハマってたかも。

 

 

 

 

やめよう。これはカルデアに帰ってから考えよう。

 

 

つーか腰がいたくてたまらない。誰か湿布くれないかな

 

 

取り敢えず着替えて支度しないと。俺今まっぱだし

 

 

あ、通信が来た

 

 

 

《おはよう深川君、早速本題に入るけど結論が出た。

僕らカルデアは人理修復するために是非とも君の力を借して欲しい。改めて言おう。僕らに協力してくれないか?》

 

 

…………何というか意外だな。てっきり排除してくるかと思ったけど。……いや、信じるのはまだ時期尚早。

 

これが罠である可能性も考えるべきだな。

 

油断させて背後から攻撃なんてこの世界では充分あり得る。この世界は俺が数知るアニメの中でもかなり民度が低い。

 

勿論善人がいることは否定はしないが、そうじゃない方の奴が圧倒的に多い。

 

 

取り敢えず了承の意を示しとく。

 

 

《有り難う。早速君に幾つか質問があるんだがあのゲイツリバイブというのについて教えてくれ。》

 

 

「…………ゲイツリバイブには二種類のフォームが存在し、パワーと防御に特化した剛烈とスピードに特化した疾風がある。

剛烈は生半可な攻撃は通用せず、逆にダメージの衝撃分防御力上昇に換算され、疾風は未来予知を上回るスピードで動ける。但し、その分副作用は大きい。先程の俺のそこそこの量の吐血がその証左だ。」

 

 

《聞くと中々のチートだね。因みにそれに勝てる方法はあるのかい?》

 

 

「時間停止かブラックホールを使えば勝てるだろうが、それだけじゃ意味がない。俺のライドウォッチは一度体内に組み込んだら体内にどうしてもそのウォッチが残る。俺の場合は一度使い終われば体内から取り出して再び使う場合はもう一度体内に組み込んでるけどな。だって身体の中に異物があるままだと気持ち悪いし。

それにゲイツリバイブの力を取り込んだアイツを完全に倒すには体内にあるライドウォッチごと破壊するしかない。それを行うためにはこのウォッチを使うことが必須となる。」

 

《それは?》

 

 

「ジオウライドウォッチⅡ。限定的な未来予知が可能なウォッチだ。これでアイツを倒す。そうすればゲイツリバイブの力はもう使えない」

 

《それで勝てるのかい?疾風とやらは未来予知を上回るスピードで動くから君の未来予知は余りに意味を為さないんじゃないか?》

 

「だから最初はブラックホールの力を使う。」

 

《…………もう君1人で何とかなるんじゃないかな?》

 

 

 

「無理無理。俺1人じゃ出来ることは限られて来るから」

 

 

《嫌々、それでも今の君の能力ざっと聞いた所、神様と言われても信じる位君のぶっ壊れじゃないか。》

 

 

「でも俺はこの世界でフルに能力を使うことはない。使うとしたら本当にヤバい時だ。基本は未来予知で何とかする。」

 

 

 

《あぁ、うん……それともう1つ君に質問だ。君は仮面ライダーなのかい?》

 

 

「違うな。俺は仮面ライダーじゃない。仮面ライダーってのは俺みたいな人間がなれるもんじゃない。」

 

実際無理だわ。みんなの笑顔を守るためとか誰も死なせたくないとか愛と平和のために戦うとか俺には絶対無理

 

俺はどちらかというと自分の欲望のために使うタイプだし。後俺性格がアレだからどちらかと言うと敵側のライダーとかだな。

 

ティードの言うとおり俺だけが笑顔になればいいという考え方だし

 

ティードがわからない人はスーパータイムジャッカー ティードでググってね。

 

 

 

話を戻すけど例えば俺が仮面ライダーになって人々を助けて回ったとする。でも、いくら仮面ライダーと言えども万能じゃない。やれることには限りがある。

 

だから救えない命もあると思う。

 

 

その時《何でもっと早く来てくれなかったの!》とか、《何がヒーローよ!ヒーローなら私の家族も助けてよ!》とか言う奴もいると思う。

 

原典の人らなら自責の念に囚われたりするんだろうけど俺の場合はじゃあそんな俺にはもう期待しないで自分で何とかしてね。

 

今後また似たようなことが起きても俺はヒーローじゃないから知らぬ存ぜぬで通すわ。

頑張ってねってなる。

 

 

 

それに原典なら目の前に苦しんでる人がいたら手を差しのべたり、助けるために戦いに赴くけど俺の場合はまずある程度様子を見ていけそうなら行く。

 

 

 

で、仮に助けるにしてもこっちはお前を助けてやってるんだというのが根底にあるから文句言われると腹立つしがなり立てられたりすると、じゃああのまま死んでりゃ良かったじゃねぇか。助けるんじゃなかったとなる。

 

 

うん、我ながらクズだと思う。まぁ、でも助けてといて文句言われたら誰だって腹立つししょうがないよね!

 

 

あ、そういやゲイツリバイブのことについて話しているんだった

 

 

 

《でもゲイツリバイブとやらだって顔にらいだーと平仮名で書かれてあった。あれは仮面ライダーじゃないのかい?》

 

「あー、それは……まぁノーコメントで。」

 

そういやそうだったな……すっかり忘れてたわ

 

 

 

《…………わかった。それと昨晩よく頑張ったね。お疲れ様》

 

 

おい待て、何でそれを知ってるんだ。

 

 

 

 

 

 

あれから身支度を終えて部屋から出た俺は藤丸らと共に

ギルガメッシュ(術)がいる部屋へと向かった。

 

途中藤丸とマシュが顔を赤くしながらこっちを見てたから多分昨日のアレが聞こえてたんだろうな……

 

 

 

正直俺からすればギルガメッシュに会うことは面倒極まりないので今すぐにでも帰りたいのだが、この特異点を攻略する以上彼の協力は必須

 

そうこうしてる内に着いたな。

 

 

 

 

 

 

 

……わかってたけどやっぱり怖い。だっていざ対面すると威圧感半端ないし。

 

まぁ想定してたダブルギルガメッシュって事態にはならなかったけどそれでも面倒だな。

 

 

心なしか目付きが結構鋭い気がする。これ返答ミスったら即死亡もありえるわ。賢王は弓のギルガメッシュと比べてある程度寛容とは言えどんな地雷があるかわからない

 

ホントに神経がすり減る。

 

あ、報告終わった?え?俺は残れ?ちょ、勘弁してよ!

賢王様と二人きりとかふざけんな!待って藤丸さん!ヘルプ!

 

 

 

 

 

 

 

「まずは、逃げずにここに来たことは褒めてやろう。」

 

……逃げてどうにかなるなら逃げたいです。

 

「……ありがとうございます。」

 

 

「……ふん。元傍観者が人理を救う手伝いをするか。

貴様は確か元いた世界では人理を見捨てて逃げた筈だ。何故此度は人理を救おうと思った?貴様の力を以てすれば逃げることも可能であろう?」

 

ほらー!やっぱりこの人俺の全容知ってるじゃん!

千里眼はやっぱり反則だわ。つーかこれどう答える?

この人に嘘をつくのは論外。

 

だって王の前で虚偽の回答をするとは万死に値するとか何とかで殺されそうだし。

それに嘘をついて誤魔化せる相手じゃない。

 

 

 

 

「このまま行けば俺の身が危険だと思ったからです。逃げるにしてもこの星に存在してる限り安寧の地などどこにもありません。宇宙船を使って脱出しようにも時間も材料も何もかもが足りないので不可能と考えました。

正直に言いますと私は人理などどうでもいいのです。

ただ自分の身が保障されていれば。

 

今回の事態だって私の身がこのままでは危ういと思ったからこそ彼らカルデアに協力したのです。」

 

ケースバイケースだけども大抵は正直に言うのが一番だ。

さぁ、どう出る……

 

 

「…………その在り方については今はとやかく言わん。貴様の自己保身に対する姿勢だけは立派なものだ。

それに貴様には他の者にはない価値がある。それがある限り我は貴様をどうこうする気はない。」

 

 

 

お、意外にも好感触?これはワンチャンあるんじゃ……

 

 

「だが、1つ看過出来んことがある。」

 

……え?

 

 

 

「…………何でしょうか?」

 

 

「それは貴様のそのガントレットだ。そのガントレットは人が持つには余りにも過ぎたもの。それを今この場で破壊しろ。」

 

ガントレットを破壊?これは必死に俺が作成した切り札だぞ!賢王様と言えどそれは駄目やろ!

 

それを破壊しろだと?ふざけんな!無理に決まってんだろ!これは俺の生命線の1つだ。

 

 

「出来なければここで貴様の旅路は終わる。もう一度だけ言う。そのガントレットを今ここで破壊しろ。」

…………こ、この野郎……

 

 

 

 

「言っておくが貴様がアレを起動させ、身体に組み込むのと我が貴様を屠るのはどちらが早いかは言わずともわかるだろう。」

 

………本当最悪だ。せっかく苦労して作ったのに全部それが無駄になるじゃん。

 

業腹だが、ここは素直に従った方がいいな。逆らっても何もいいことはない。

 

 

 

「…………わかりました。破壊します。」

 

 

《ジオウⅡ》

 

 

 

俺は仮面ライダージオウⅡ擬きになってインフィニティガントレット擬きを破壊する。インフィニティガントレット擬きは跡形もなく粉々になった。

 

 

 

「…………これで宜しいですか?」

 

あぁ、対ティアマト戦の重要な切り札が……

 

 

 

 

「充分だ。では貴様には早速やってもらうことがある。まずは、奪われた貴様のウォッチとやらの力を得たエルキドゥを倒せ。元はと言えば貴様の迂闊さが招いたこと。貴様だけで何とかせよ。」

 

 

……いきなり仕事ですか。

しかもゲイツリバイブを俺1人で対処しろ?無茶ぶりにも程がありません?

 

 

 

 

あぁ、本当にどうしよう。ガントレットが失くなったから指パッチン出来ない。

 

これティアマト戦で俺の力をふんだんに使わないと生き残れない可能性大。

 

本当に嫌だな……ゲーティアに目をつけられたくないんだけどな……

 

 

 

準備する前にキアラにちょっとだけ甘えようかな……

 

いやいやいや、何考えてんだ俺。キアラに魔性はあっても母性はない。

 

あるとすればマタ・ハリとかアイリとかブーディカとかその辺だろ

 

キアラに母性を感じるとか末期もいいところ。

 

ヤバい、俺疲れてんのかな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ギルガメッシュ(術)がガントレットを破壊するように言った理由はCルートの主人公による指パッチンを防ぐためです。
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