力はチートだが精神は一般人。そんな男の物語 (旧 面倒事は嫌なんで逃げました。)   作:クリアグラタン

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前回のあらすじ

ティアマトボコって特異点修復したらゲーティアに拉致られた



今回遂に???のライドウォッチ擬きが明らかになります。





EX16 禁じ手

時間神殿ソロモン。そこでは褐色の男が一人の男を消そうとしていた。

 

 

 

 

《貴様は私が直々に消してやろう。》

 

 

 

対するは、我らが主人公深川。

 

 

 

 

今の彼の心情は1つの思いで溢れていた。

 

 

 

 

ーこれ詰んだんじゃね?ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

褐色の男、ソロモンが目の前の障害を消そうと思ったきっかけは第7特異点での出来事がきっかけだった。

 

 

 

 

 

彼はエルキドゥやゴルゴーンを下し、五万のラフムを捌いた。

 

 

 

それだけではなく彼はあろうことかティアマトを単身追い詰め、倒したのである

 

 

 

そして、その倒しかたにも問題があった。時を止め、ブラックホールを起こし、未来予知をした。

 

だが、注目すべきはそこではない。彼が偽物を本物にする力を持っている。

 

 

 

ー何だこの男は

 

カルデアにこんな男はいなかったはずだ。

 

何故この男はこれ程の力を持っている。

 

いや、経緯などさして重要なことではない。

この男は必ず我が障害となる。

 

 

その脅威さはカルデアなどと比べるまでもない。何としててでもこの男を消さなければ。

 

 

それはゲーティアが生まれて初めて抱いた危機感だった。

 

 

 

 

そして今に至る。

 

 

ソロモンは最初から本気で深川を殺すためその姿を魔神王ゲーティア、ビーストⅠへと変貌する。

 

 

 

 

 

 

 

《ではさっそく消えるがいい。死ね。》

 

深川目掛けて特大の魔力の光線が降り注ぐ。

 

《エボルブラックホールフォーム》

 

 

 

 

 

彼はすぐさまエボルブラックホールフォームライドウォッチ擬きを起動させ、身体に組み込む。

 

 

 

 

 

彼は光線が当たる前にワープすることでダメージを受けることを回避していた。

 

 

 

 

お返しにブラックホールを遥か上空に解き放つ。

 

そこは数多の光帯が存在している場所だった。ブラックホールにより幾つもの光帯が吸収されていき、深川の魔力となる。

 

 

 

彼はこの無数の光帯の幾つかを自身の魔力として吸収した。

 

 

だが、それでも状況を覆すには足りない。

 

ゲーティアはすぐさま距離を詰め、拳による怒涛の連撃

を繰り出す。

 

 

 

だが、ある程度ゲーティアの行動パターンを知悉していた深川はワープにより回避する。

 

そして深川は亜空間を作る能力で自分に取って有利なフィールドを作ろうとする。

 

 

だが、それを予知したゲーティアがはるか上空に存在する光帯の何本かを極太のレーザー光線として深川目掛けて放つ。

 

しかしそれもワープ機能で何とか回避する。

 

自己に取って有利な空間を作る暇が今はないと考えた彼は次の手を打つ。

 

 

彼は右足にエネルギーを溜め、ワープによってゲーティアの背後を取る。

 

それに対してゲーティアは魔力解放をすることによりその肉体から衝撃波を発生させ、背後にいる深川の攻撃を防ごうとした。

 

 

 

が、ゲーティアの目論見に反して深川は衝撃波をその一身に受ける。通常ならそれだけでダウンしそうなものだが、彼はそんなことはお構い無しに極限までエネルギーを溜め続けた右足をゲーティアの背中に喰らわせようとする。

 

 

 

ゲーティアは思わぬ反撃に刹那の間驚愕するもそれを右腕で防ぎ左手の掌から魔力の光線を深川目掛けて放つ

 

だが、擬きと言えどもブラックホールフォーム。

ゲーティアの右腕からはブラックホールが発生し、その身を吸い込まんとする。

 

それを見た彼は直ぐ様右腕を切断し、ブラックホールの被害を最小限に留める。

 

 

 

 

 

 

だが、ゲーティアの光線をまともに受けた先程の衝撃もあって彼はブラックホールフォーム擬きに小さいスパークが走る。

 

 

が、彼は小さなブラックホールを無数に生み出し、それをゲーティア目掛けて発射した。

 

 

 

先程のブラックホールを警戒して、全てのブラックホール弾幕から回避するゲーティア。

 

だが、次の瞬間空間が書き換わる。

 

深川が亜空間を作る能力で自分に有利な空間にしたのだ。

 

それに対して内心舌打ちしながらも常人には捉えられない速さで深川を仕留めるべく背後に回り、自身の持つ魔力をその拳に載せ力の限り殴打する。

 

だが、深川はブラックホールを拳に纏いながら逆にゲーティアを殴り飛ばした。

 

 

が、ゲーティアの殴打による衝撃の影響でエボルブラックホールフォーム擬きが解除される。

 

同時に空間も元に戻る。

 

そして彼は直ぐ様別のライドウォッチ擬きを起動させる。

 

 

《クロノス》

 

 

 

時の神の名を冠するライドウォッチ擬きをその身体に取り込み、その姿は独特のデザインが特徴な仮面ライダークロノス(擬き)へと変わる。

 

 

 

そして、彼は直ぐ様クロノスが得意とする《ポーズ》を発動させる。

 

クロノスの特筆すべき能力であるポーズ。それは早い話時間停止。

 

 

この世界で時間停止は凄まじいアドバンテージを誇る。

この能力を前にすれば大抵の敵は成す術なく地に伏すだろう。

 

クロノスの戦い方は時間停止からの必殺技がメイン。

 

この世界では時間停止からは何者も逃れられない。

 

これで後はクリティカルクルセイドを出せばフィニッシュ。

 

彼はそう考えていた。

 

 

だか、今回は相手が悪かった。

 

 

「ふん、時を止めたか。人の身でありながらよくそんなことが出来たものだ。」

 

 

「なんだと!?」

 

 

時を止めたにも関わらず平然と動けるゲーティアに深川は驚愕を隠せない。

 

 

彼の中でこの世界でポーズに対抗できる者はいないと考えていた。例えゲーティアと言えども抗えない、と。

 

なので、動揺も大きかった。

 

だが、こと戦いにおいて動揺は命取りとなる。

 

動揺により生まれた隙を見逃さず、ゲーティアは深川に殴撃する。

 

だが、擬きとはいえ、100t以下の攻撃は受け付けないクロノスのスペックに事なきとことを得るも、精神的動揺は計りしれない。

 

 

クロノスの強みは時間停止。その時間停止が効かないとなるとただの耐久力のあるアーマーでしかない。

 

 

一応、時間経過すればするほどスペックが上昇するという強みはあるものの、不死身であるゲーティアに対して持久戦を挑むというのは余りにもハイリスクなことだった。

 

 

深川は戦いのプロではない。

 

彼は今までその超越的な力でゴリ押しをして、戦いに勝利してきた。

 

なので、技術的なものは稚拙なままで、根本的に戦いの何たるかはわかっていない。

 

フェイントをかけること位しか彼は理解していない。

 

なので、技術的な強さは皆無と言っていい。

 

 

ハイパームテキ(擬き)で例えてみよう。

 

 

ハイパームテキのスペックはパンチ力、キック力共に128t、ジャンプ力は一跳び128m、走力は100mを0.128秒で走る。

 

常時2倍のバフがかかってるため、パンチ力、キック力、ジャンプ力は2倍になり、走力のタイムは半分になる。

 

そして、あらゆる攻撃が一切通用せず、制限時間も存在しないという強みを持っている。

 

 

これの擬きの場合は制限時間は存在すること以外オリジナルと一緒である。

 

 

 

事実、深川の持っているライドウォッチ擬きのほとんどがチート能力を有している。

 

 

クロノスは時間停止

エボルブラックホールフォームはブラックホールの生成

ハイパームテキは常時無敵

ジオウⅡは未来予知

ゲイツリバイブは未来予知を上回るスピード

ビルドジーニアスは人体にとって有害になる物の浄化

 

これら全てが擬きとは言え、その特殊能力は健在である

擬きなので制限時間が存在するという制約はあれどチートなのには変わりはない。

 

そして一部を除けばどれも使えば最後、戦いに勝利するレベルの能力である。

 

そこに戦闘的な技術や駆け引きが介在する余地はない。

 

事実今まで彼はそれで対処出来ていた。

 

これらの能力を有していれば戦闘的な技術などなくてもどうにかなると思うのも無理はないだろう。

 

だが、もしその特殊能力が通用しない事態に陥ったら?

 

 

決まっている。深川に取って絶望的な状況になる。

 

 

 

だからこそポーズの最中で確実にその命を断ち、止まった時の中で命を落とした者は再生出来ないという強みを活かすつもりだったが、それも成功する確率が激減した。

 

 

「何故、ポーズの中で動ける?」

 

 

 

「時間神殿ソロモン。ここは私の領域。貴様のポーズとやらも私には無意味だ。」

 

 

 

ポーズの中で動けることに動揺した深川だが、ポーズ自体は無効化された訳ではない。正常にポーズは発動している

 

止まった時の中でゲーティアを絶命させるという目論見は変わらない。

 

彼はゲーティアにダメージを与えるため接近戦に持ち込こもうとするもそれを見たゲーティアは無数の魔力の弾丸を同時に放つ。

 

 

 

その兆候を感じ取った深川は直ぐ様距離を取る。

 

 

そうこうしてる内にポーズが解除される。

 

クロノスでは勝ち目はないと考えた深川は他の手段を考える。

 

 

ージオウⅡ、未来予知は出来ても、火力が足りないー

 

 

ーゲイツリバイブ、この戦いにおいて副作用による隙は致命的なので却下ー

 

ービルドジーニアス、考えるまでもなく論外ー

 

 

 

 

 

 

 

彼は最終手段である???を使うことにした。

 

それはこのアイテムを使えば彼が恐れてる人物がこの世界に来る可能性がある。

 

しかもこのアイテムは作成したが、一度も使ってない。なので、制限時間は何分か、どれぐらいまで対応してるかなどは把握していなかった。

 

通常ならそんな不安を抱えたまま使わないが、今はそんなことを言ってる場合ではない。

 

このままでは死ぬ。それは彼が一番よくわかってることだった。今を乗り越えねば後もない。

 

彼はこの戦いで持てる力を全て使い何としてでも生き残るためにマゼンダ色のライドウォッチ擬きを使う。

 

《ディディディディケーイド!》

 

 

 

騒々しい音声がこだまするライドウォッチ擬きを身体に組み込む。

 

 

その姿は世界の破壊者として名高い仮面ライダーディケイド(擬き)。

 

 

彼は続けて黄金色のライドウォッチ擬きを起動させる。

 

 

《ムテキゲーマー》

 

 

 

そしてそれを身体に組み込んだ。今の彼は仮面ライダーディケイドハイパームテキフォーム擬き。

 

(本家で言うとディケイドに変身した後、フォームライドでハイパームテキになったのと同じ状況)

 

 

「これで最後だ。俺が生き残るために死ね。」

 

さらに2人の分身を生み出した後、透明化した。そして目にも止まらぬ速さで高速移動し、計3人のハイパームテキ擬きがゲーティアに襲い掛かった。

 

 

 

 

 

 




因みに主人公が最後にしたのはイリュージョン、インビジブル、クロックアップです。

詳しくは仮面ライダーディケイド 鬼畜コンボでググればわかります。
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