力はチートだが精神は一般人。そんな男の物語 (旧 面倒事は嫌なんで逃げました。) 作:クリアグラタン
EXを見てない方は出来ればEXから読むことを推奨します。
そんなん面倒臭いという方は下をご覧ください
EXの簡単なあらすじ
人理修復に巻き込まれた主人公が生きて平穏な暮らしを送るためカルデアに協力するも、ゲーティア戦で結局死んでしまう話。
尚、主人公が頑張ってゲーティアを倒す一歩手前まで追い詰めたのでゲーティアは原作と比べて弱体化しており、結果ロマンとマシュが生き残った。
長かった。本当に長かった。ゲーティアに俺が消されてから久しい
その間俺はずっと準備してきた。全てはカルデアに復讐するために。邪魔なフォウは既に消した
アイツらが異聞帯を攻略してる間にも俺は奴らを消すための準備をしてきた。
アイツらが俺を召還さえしなければ俺はあんなことにならずにすんだ。
本来なら死ぬべきはロマンの筈なのに俺が死んだ。
結果、ロマンは生き残りのうのうと人生を謳歌している。
許さない……許さない……絶対に許さない!
俺が死ぬ原因を作っときながらのうのうと生きるなどふざけてるにも程がある。
俺はただ平穏に暮らしたかっただけなのに。そんなささやかな願いすらも踏みにじって。
俺は誰々は私の心の中に生きてるなどという妄言は受け付けない。そんなのは詭弁だ。
どう取り繕うとお前らが掴み取った平穏は俺の命を犠牲にして得たもの。いわば俺のおかげで掴みとったもの。
なら、俺が壊しても文句はないはずだ。
待っていろカルデア。お前らに地獄を見せてやる。
最後の異聞帯を攻略したカルデアはキリシュタリアを捕縛し、異世の神と決着をつけるために一端シャドウボーダーに帰還しており、
現在は司令室で現状を報告している所だった。
現在のカルデアの戦力はアルトリア、ギルガメッシュ、玉藻の前、謎のヒロインX、アキレウス、ニトクリス。
「先輩、終わりましたね。」
「マスター、この男はどうしますか?」
「……取り敢えず独房に入れとくよ。聞きたいこともいっぱいあるしね。という訳で後はお願いねアルトリア」
「フハハハハ……」
「……何がおかしいの?キリシュタリア。」
「私の負けだカルデアのマスター。それは認めよう。だが、お前達はあの男には絶対に勝てない。彼に比べれば私など吹けば飛ぶ塵芥のようなものだ。」
辺りに轟音が響き渡り、シャドウボーダー内を緊急アラームが鳴る。それは外敵からの襲撃を意味するもので、直ぐ様発生源に向かう立香たち。
「懐かしい顔ぶれだね。」
そこには1人の男がいた。その男は黒いコートに身を包み、黒のサングラスをかけていた。
今回の襲撃の元凶であるとあたりををつけたアルトリアは剣を構え、マスターの前に立ち塞がる。
ギルガメッシュはいつでも王の財宝で目の前の男を仕留められるよう待機する。
それ以外の者らも臨戦態勢に入った。
その男は黒いコートに身を包み、黒のサングラスをかけていた。
「貴方は何者ですか?マスターに危害を加えるというのなら容赦はしません。」
「…………相変わらず童顔のままだな藤丸。マシュも久しぶり。寿命の方は大丈夫か?」
「…………嘘、だって貴方は……」
「………まさか!」
その男がサングラスを取り、顔が露となる。その男は藤丸らが良く知ってる男であり、彼女らに取って忘れるに忘れられない人。深川悟だった。
「…………久しぶりだな藤丸。」
《……どうして…君はあの時確かゲーティアに……》
「お、ドクターもいるのか。まぁ確かに死んだよ?でも異星の神のおかげで俺はこうして蘇ることが出来た。
いやー、あの時は辛かったなー。誰も助けてくんないからさ。俺1人で頑張るしかなかったよ。」
「…………さい。」
「ん?」
「…ごめんなさい……ごめんなさい…私のせいで…本当に、本当にごめんなさい……」
深川を目の当たりした藤丸はその目に涙を浮かべながらも謝る。まるで自分の罪を懺悔する罪人のように謝る藤丸を深川は優しく見つめる。
「…………別に構わない。お前もあれから色々あって大変だったんだろう?亜種特異点、異聞帯の攻略。ここまでよく頑張ったね。」
彼は頑張った子供を褒めるかのような優しい声で諭す。
「それに俺は気にしてないよ。だって、」
流暢に喋りながらも深川は懐から1つのライドウォッチ擬きを取り出し
《ゴッドマキシマムゲーマー》
最高神の力を起動させ、
「お前ら全員ここで死ぬんだからさ。」
今まで見たこともない優しい笑みでそう言い放った。
「……っ!」
藤丸の悲痛な表情を無視して仮面ライダーゲンムゴッドマキシマムゲーマー擬きとなった彼は上空に手を翳す。
すると、空の遥か彼方から小さな隕石が複数、藤丸ら目掛けて複数飛来した。
小規模とはいえ隕石は隕石。万が一人間に被弾すれば唯では済まない。
アルトリアは飛来する隕石をエクスカリバーで消し飛ばしギルガメッシュは王の財宝で隕石を破壊した。
「………目的は復讐ですか?」
「うん。よくわかってるじゃん藤丸。」
「………皆下がって。」
「……それは出来ませんマスター。貴方が彼のことで心を痛めていたのも自責の念を抱き、罰を受けたがっていたのも知っています。それでも貴方を彼の元へ行かせる訳には行きません。」
「……別にお前がこちらに来る必要はないよ。だってほら、上を見てごらん?」
カルデアが目をやると突如現れたのは天地を覆い尽くさんばかりの巨大な身体の妖蛇。
その頭は全てで8つあり、それぞれ頭が天に向かって咆哮する。
「……これはまさか……ヤマタノオロチ?」
「ダイナスティークロニクル。世界を滅亡させるほどの力を持った敵と戦国と三國の偉人が力を合わせて生き残りをかけて戦うゲームだ。コイツらがお前らの命を絶つ。」
ティアマトにも勝るとも劣らない身体の大きさを誇る妖蛇の頭1つはその口から炎を纏った岩石を吐き出す。また、別の妖蛇は火炎放射を吐き出す。
(ここからは便宜上妖蛇の頭をそれぞれ番号をつける。
例 妖蛇1 妖蛇2など)
その岩石が地面に激突したことで爆散し、辺りに衝撃波を発生させる。その衝撃波に紛れて灰色の身体をした兵士が襲いかかる。
「さて、お前らはあの蛇に呑まれるかはたまた生きたまま焼かれるか。それとも雑兵に無惨に殺されるか。実に楽しみだ。」
妖蛇3は口から大量の瘴気を吐き出す。
妖蛇の吐き出す瘴気は並みの者が吸い込めばたちまち死に至る。吸ったが最後、全身に毒が回り、それとは別に細胞が急速に壊死していくからだ。
辺りに瘴気が充満し、思うように力を出すことが出来ない英霊たち。
その影響を顕著に受けたのは藤丸立香
藤丸は自身に備わってる毒耐性により幾ばくか緩和されるが、その身体の所々は瘴気により汚染され、綺麗な肌は黒ずんでいき、大量の吐血をしている。
「た、助けてくれ!……あ……あ……うわぁ゛ぁ゛ぁぁぁッッ!……」
「や、やめてくれ……頼む……あ゛っ」
妖蛇4の焔を纏った岩石によりほとんど大破したシャドウボーダーから命からがら逃げ延びたカルデア職員らを
妖蛇が捕食していく。
ある者は火炎にその身を焼かれ、ある者は瘴気に身体を蝕まれ、朽ち果てていった。
一瞬のうちに阿鼻叫喚の地獄へと化した様子に深川はその仮面の下から歪んだ笑みを浮かべる。
こうしている間にも藤丸は吐血し続けており、かなりの血溜まりがあることからどれだけ酷い状態なのかが窺える。
一先ず撤退するために英霊達が宝具を撃つが、妖蛇にこれといったダメージは与えられずそれどころか逆に妖蛇の攻撃を何とか防ぐのに精一杯だった。
「改めて紹介しよう。俺の名前は深川悟。お前らを根絶やしにする者だ。世界を取り戻したいのなら俺を殺すことだ。
まぁせいぜい足掻いてくれ。出来るもんならな。ハハハハ……」
「先輩!しっかりして下さい!」
「コヒュッ………エ゛ッ…」
吐血が止まらない藤丸を冷たく見下ろす深川。
「俺はお前らが許せない。俺が死ぬこととなった原因を作ったお前らがのうのうと生きるなどなんの冗談だよ。
とは言えお前自身は俺に会うなり開口一番に謝罪した。その誠実さに免じて一撃で死なせてやるよ。」
「マスター!」
「ゴ……ン゛ナ……イ」
「……次会う時はあの世で会おう。俺はお前のことそれなりに認めてたぜ。」
「…………」
藤丸は自身に訪れる結末を予期して静かに目を閉じる。彼女はこのまま彼に殺されるつもりだった。
「じゃあな。」
ゴッドマキシマムの能力は世界のあらゆる概念を替え、
あらゆるゲームを自在に作り出すことが出来るというものです。
また、パンチ力、キック力を自由に設定可能というまるで小学生が考えたかのようなスペックです。
(決してゴッドマキシマムや檀黎斗を馬鹿にしてる訳ではありません。)
そしてそれの擬きなので当然制限時間はあります。
制限時間は10分です。
ですが、ゴッドマキシマム(擬き)の世界のあらゆる概念を変える能力により制限時間を失くしました。
つまり、今の彼はゴッドマキシマム(擬き)ですが、制限時間は存在しないというものになっています。
……お前のそれも小学生が考えたレベルじゃね?というツッコミはなしでお願いします。
そこらへんはわかってるんで。
後、主人公はゲームを作る才能とか皆無なんで基本前世でやってたゲームからアイデアはパクります。
幸いゴッドマキシマム擬きの力で今回のダイナスティークロニクルみたいに実現可能なんで。
因みに今回小ネタはありません。 楽しみにしてた方は申し訳ありません。
この話はまだ続きます。
ダイナスティークロニクル …… 元ネタは無双OROCHI2です。
賢王様が主人公にガントレット破棄させた理由は主人公による指パッチンによりメソポタミアの生命体の半分が死亡という事態を防ぐためです。(Cルートではティアマトにビビって指パッチン発動するため。)
それと主人公がきちんと周りの話(忠告を聞く)聞いて、
誰かを信じ、英霊らときちんと向き合って、
(主人公は前世でfgoをしており、英霊を自身の力もあり内心見下していた。星○風情がとか英霊を前世のゲームステータスで判断した。
また、見下しまでとはいかなくても千里眼持ちや神霊などは内心疎んでいた。)直せば、最終決戦では駆けつける予定でした。
最初からこのことを追記しておけば良かったと今更ながら思いました。
読者の皆さんを混乱させるようなことになってしまい本当に申し訳ありませんでした。