力はチートだが精神は一般人。そんな男の物語 (旧 面倒事は嫌なんで逃げました。)   作:クリアグラタン

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今回も主人公が(人によっては)クソ野郎な話があります。

尚、話によって世界線が違うので識別をつけます。



A 藤丸(男)がカルデアのマスターの世界線の話

a Aのパラレルワールド

B藤丸(女)がカルデアマスターの世界線の話(EXルートの関連の話)

b Bのパラレルワールド


C クリプター関連の話

D 仮面ライダー関連の話


尚、主人公がクソ野郎なのはAです


Rest 4 平穏な暮らし

※A『深川、セールス事業を始める』

 

 

 

オッス!オラ深川。

 

 

前回カルデアの食料庫をブラックホールフィニッシュした責任として食料庫の建て直し及び大量の食料の補充をの料金を払うことになりました。

 

 

 

その復興のせいで俺の個人資産が飛ぶことになりました。で、今それの支払いをしないといけない。

 

本当にヤバすぎ。めっちゃ金かかるわ。

 

いやー、一億もあったのに結構飛んだな。

 

どんだけ飛んだか?7000万飛んだよ?

 

え?何でそんな飛ぶかって?

 

 

何か建て直しやら事実の秘匿やらその他諸々でそれぐらい飛ぶらしい。詳しくは知らん。

 

 

 

ということで今から俺は金儲けする。そして成功してついでに資金力があることをちらつかせてやる。

 

これで向こうは俺のことを無下には出来ないはず。

……たぶん、きっと。

 

 

前回の株をジオウⅡ擬きで未来予知して大儲けは避けた方がいいな。

 

あんまりやると目をつけられる。コイツインサイダー取引やってんじゃね?とかで検挙されたら笑えない。

 

あまりににも儲けすぎという理由で。

 

 

 

 

うーん。どうすればいいかな……せや!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヤッフゥゥゥゥゥ!

 

がっぽがっぽ金が入る!やっぱり金儲けはやめらんないわ!

 

他の人が必死に働いてる中大して苦労せずに大金を手にするのは何ともいえん優越感がある。

 

 

ん?何をしたか?それはね金持ちの高齢者またはその他等をターゲットとした商品の販売だよ。

 

 

これを飲めば健康になりますとかいう系の奴。

 

え?それ詐欺だろ?って?

 

いやいやいやいや、そこが他の奴らとは違うんだよ。

 

俺が販売したのは何を隠そう仙豆擬き。

 

 

 

作り方は簡単。枝豆に昇華をかければ完成だ。

 

 

擬きとはいえ仙豆だから効果がないはずがない。

 

これはマジで効果があるからそこらのもんとは訳が違う。

 

まぁ、病気を治せる訳ではないけど。

 

あくまで怪我や疲労を回復するもんだから。

 

 

 

取り敢えず片っ端から仙豆と似た形をした枝豆を買い占めまくったわ。

 

何故かスーパーの人には変な目で見られまくったけど。

 

 

 

 

 

 

あ、上記をターゲットにした理由は単に金を持ってるからだよ。

 

 

これ貧乏人に売り付けても意味ないからね。

 

 

 

 

 

因みに仙豆擬きの1粒の値段は200万

 

それを5個セットで売る。値段は800万ね。

 

5個セットで買ったら1個分お得にしてある。

 

 

まぁ、何個欲しいかはその客によって違うからそれにより値段も変わる。

 

まぁ、最低でも200万だね。

 

 

 

 

え?高すぎ?妥当じゃね?飲めば腹も満たされ、しばらくは食事を取らなくて済むし大抵の傷はこれで治ることも実験済みだからむしろ安くね?

 

これがあればいちいち怪我や重傷で病院いかなくてすむんだよ?

 

骨が折れたとか全身打撲とか欠損した手足の再生とかはこの仙豆擬きを飲めば一瞬とはいかなくても病院にいってわざわざ治療するより早く治るんだよ?

 

おまけに体力の回復もあるし。

 

 

 

まぁ、それが嫌なら別に買わなくてもいいよ?

 

別に初期費用そんなかかってないし。

 

 

 

 

 

え?効果はどう実験したか?ある程度出来た仙豆擬きを職員の人らに食べてもらって効果を検証したけど。

 

 

で、わかったのが以下の効果

 

 

 

5日は何も食べなくても問題なく活動できる。

 

 

そして俺は手足が欠損してる人や骨が折れてる人のとこに言ってあの豆を食わせた。

 

で、わかったのが

 

 

一瞬ではないが5分で怪我は完治する。

体力の回復

欠損した部位の再生等

 

 

 

 

いやー、擬きとはいえ十分な性能だわ。

 

 

 

 

効果を確認するためにそれなりの費用がかかったけどまぁ、それに関してはしゃーない。

 

 

特にカルデア職員ね。

 

ブラックホール起こして食料庫パーにしたやつなんて周りからすればマジでふざけんなって感じだし。

 

 

だから実際これ食ってって言った時はマジでコイツ何食わせようとしてんだ?的な感じで見られたもん。

 

 

それに藤丸君を慕ってる人からは余り快く思われてないみたいだし。

 

 

まぁ、ヤバくなったら逃げるわ。ムニエルは相変わらず俺と接してくれてるけどね。

 

え?これ藤丸君やサーヴァントにあげないのかって?彼ら前線に立つからそういうのは必要だろ?って?

 

 

あげないよ?逆になんであげなきゃいけないの?

 

これ全部俺のもんだし。俺のもんだから俺がどう使おうと自由じゃね?

 

 

 

 

 

あ、因みに今は人理修復が終わった位の時期ね。

 

 

いやー、あれは大変だったわ。カルデアに侵入した魔神柱たち。ホントに危機感覚えたわ。

 

 

え?お前戦わなかったのか?

 

戦う訳ないじゃん。何で一職員である俺が前線に立つんだよ。ないわー。

 

そういうのはサーヴァントの仕事なんで。

 

俺はその頃避難してたから。

 

え?ロマン?生きてるよ?何かなんやかんやあって。詳しいことは知らん。

 

 

 

まぁ、それは別の機会に語るとして。

 

 

 

 

……話を戻すけどホントは1つ100万とかでもいいけどそれだとさすがに売上減るかもしれんから却下。

 

セールスに向かわせるのはこっちで雇った人間にする。

 

時給1500円のお仕事みたいな感じでバイト募集したらすぐ集まったわ。まぁ、雇う前に契約書書かせたけど。

 

 

で、概要を説明してターゲットに向かわせる。もちろん俺の能力のことは伏せる

 

あ、契約違反したらマジで罰することも伝えてるから。

 

具体的にはこんな感じ

 

 

こちらの許可なく勝手に第3者に販売しない。

 

転売禁止。情報漏洩するな。バカッターみたいな真似すんな。貧乏人には絶対売るな。金があるやつに売れ。

 

反社会には売るな。

 

 

 

因みにアジトは新宿のとあるマンションを借りた。

 

 

え?もろヤバい奴がたむろしてそうな感じのところ?

 

 

 

 

 

そんなことないよ?雇ったのは普通の奴らだよ。反社会勢力なんて関わったらろくなことにならんから。

 

 

それに会社立ち上げるの面倒だし。

 

 

 

まぁ、黒に見える白が実態のため警察なんて全く怖くない。

 

家宅捜索?上等だよ。来るなら来てどうぞ。逆に土下座させてやるから。こう、実は何もありませんでした。疑ってすみません的な感じで。

 

 

実際何もやましいことないから。法に触れることはしてないからね。あ、能力はバレると面倒だけど。

 

 

 

 

 

 

 

それに最初は売上が悪かったかど最近は売れてる。

 

 

半信半疑で買った客が効果が現れたら口コミしてくれるからね。

 

 

おかけで俺の今の総資産は30億だわ。

 

 

 

 

 

あ、そういや途中仙豆擬きの噂を聞きつけたらしい奴が涙ながらに懇願して売ってくれとか言うやついたな。

 

お願いします。両親を助けたいんです。重傷から救いたいんですとか何とか言いながら涙ながら土下座してたな。

 

金は?って聞くと今はないけど借金してでも払うからとか妄言垂れてたから帰らせたけど。

 

 

貧乏人に売るものはない。金が払えない奴はとっとと帰ってね!すぐでいいよ!みたいなこと言ったら泣きながら帰ったな。

 

 

 

 

 

 

生憎こっちはビジネスでやってるんで。人助けのつもりでやってないから。まぁセーフじゃね?

 

え?お前その内刺される?

 

ハハハ、逆に返り討ちにしてやるよ。ブラックホールフィニッシュで。

 

俺を殺せる奴なんてビーストの奴らとか神霊とか千里眼持ち、グランドクラス系統位しかいないし。

 

……結構いるな。

 

 

 

つーかそろそろ潮時だな。十分金儲け出来たしこのビジネスはやめるか。

 

 

 

あんまり有名になっても面倒だし。

 

 

 

 

 

あ、ムニエルにお土産買ってこ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※b『深川、ロシア巡りに出かける』

 

 

 

「カドックくーん!あーそーぼー!」

 

 

「五月蝿い。そんな大声で叫ばなくても聞こえてるから。というかお前仕事はどうした?」

 

 

 

「え?コヤンスカヤにぶん投げて来たけど?」

 

 

「何やってんだよお前……」

 

 

「そういえばアナスタなんちゃらはいないの?」

 

 

「アナスタシアな。彼女は今外出してる。用があるなら俺が聞く。」

 

 

「じゃあさ、単刀直入に聞くけどアナスタシアとはどのぐらいのペースでヤってるの?」

 

「お前、話のレベルが男子校レベルじゃないか……」

 

「だってさー、一番なんやかんやで話相手になってくれるのがお前だけなんだよ。オフェリアはなんか忙しいみたいだし、ヒナコは終始無視するし、ペペロンチーノはどっか行くし、ベリルはこの前部屋に行ったらマシュの名前を呼びながら何かやってたしキリシュタリアは今キレてるし。」

 

 

 

 

 

「…………何でキリシュタリアはキレてんだ?」

 

 

 

「何かポケモンの対戦でフルボッコにしたらめっちゃ不機嫌になった。」

 

 

「お前何やってんだよ……」

 

 

「だって対戦しようと言ってどんな奴出してくると思ったら伝説ポケモンばかり使ってるんだよ。あまりにも雑魚すぎたからボコボコにしたんだ。剣の舞い積んだガブリアスの逆鱗でいちころですよ。」

 

 

 

「……もう少し手加減というものをだな……」

 

「そういうカドックだってこの前オフェリアをユキメノコでボコボコにしてマジで泣かせてたじゃん」

 

 

「だってあまりにも雑魚かったし……」

 

 

「まぁ、そのおかげで俺はオフェリアと慰めックスした訳だが。」

 

 

「オイ待て。今何つった?」

 

「……あ。今のノーカンで。」

 

 

「待て。お前オフェリアに手を出したのか?」

 

 

 

「いやー、そんな訳……ちょっとベッドで慰めてただけだから。」

 

 

「……やっぱり手を出してるんじゃないか。」

 

 

 

「……アハハ。でもさ正直いうと手を出すつもりはなかったんだよね。だって彼女絶壁だし。こう……悲しくならない?カドックだってアナスタシアとヤるとき胸を結構苛めるって聞いたけど」

 

「……おい。何で人の営みについてお前が知ってるんだ。」

 

「コヤンスカヤに聞いた。で、どうなん?」

 

「……まぁ確かにそういうのは多かったかもしれない。そういうお前はどうしてオフェリアに手を出したんだ?」

 

 

 

「何かさ……彼女お堅いイメージあるじゃん?」

 

 

「……まぁ否定はしない。」

 

 

「そういう人間は一度崩してこっちのものにすればズブズブハマると思うからさ……後彼女結構いい声で啼くんだよ?カドックの所のアナスタシアだってそうじゃないの?」

 

 

「……確かに言われて見ればアナスタシアは堅いイメージがあるかもしれない。それに彼女はああ見えてSっ気があるというか……って何言わせてんだ。」

 

 

 

 

 

「いや、お前が自爆したんだろ……話変わるけどお前を何かゴツい格好した奴が探してたぞ?」

 

 

「…………あぁ、わかった。ありがとな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、いるんだろアナスタシア?こっちにおいで?この前みたいにたくさん可愛がってやるから。」

 

 

 

「……本当にいい性格してるわね貴方。」

 

 

「アハハ……でもなんやかんやいっても俺と愛しあうのは拒まないじゃん。」

 

 

「……しょうがないじゃない。もう貴方のじゃないと満たされない身体になったんだから。」

 

 

「本当に可愛いな。今日は寝かさないよ?」

 

「…………バカ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っていう夢を見たんだ。どうしたの?カドック?青筋ヤバいよ?」

 

 

「お前アナスタシアに手を出したらぶっ殺すぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

※b『理想郷』

 

 

 

 

とある辺境の星

 

そこでは一人の人間が平和に暮らしていた。

 

 

 

「……大自然の中でする昼寝も悪くないな。さて、そろそろ家に戻りますか。」

 

日の光がまだ辺りを照らし、木々が生い茂る森林。

川のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえるような環境で昼寝をしていた男、深川が目を覚ます。

 

 

 

 

そして、しばらく歩くと1つの一軒家につく。

 

深川が家の中に入ると1つの影が彼の元に飛び込んでくる。

 

 

 

「ワウッ!」

 

 

 

「おー、元気にしてたかシェパン。」

 

 

それはホワイトシェパード擬き。深川は一人で暮らしていたところに孤独さを感じて魔力でシェパードを作った。そして、それに昇華をかけた。その結果、本物に近いホワイトシェパードが生まれた。

 

 

「今日の昼飯はお前の大好きなアップルパイだぞ。」

 

 

 

それに対して嬉しそうに深川の周りを駆け巡るシェパン。その様子を見た深川は思わず顔が綻び、抱き抱えた後白い毛を優しく撫で回す。

 

 

 

のどかな星。そこには深川とシェパン以外の生命は存在していないため外敵もいない。

 

 

 

「ワウッワウッワワウッ!」

 

 

 

「……ん?散歩したいのか?全く、しょうがないな……じゃあ行きますか。くれぐれも迷子にならないようにな?」

 

 

「ワウッ!」

 

 

 

「本当にここまで長かったな……」

 

 

彼はこれまで散々な目にあってきた。

 

 

死亡フラグが跋扈する世界に生を受け、その世界で生き残るために地球を捨てて逃げるも、いつの間にかカルデアに召還され、人理修復に協力することとなった。

 

ゴルゴーンやティアマトなどの化物を倒したら今度はゲーティア。

 

何とか生き残り、地球を脱出して数々の星を巡ってきた。中にはエイリアンやおぞましい化物もいたが、何とか乗り越えて旅をしていく内にこの星に巡り会え、今の暮らしを手にいれた。

 

 

 

そんな彼が漸く手に入れた平穏な暮らし。今彼は間違いなく人生で一番の幸せを迎えていた。

 

深川が今までのことを振り返っているとシェパンが彼の足元にすり寄る。

 

 

「ワウッワウッ!」

 

 

 

「はいはい、今行くから急かすなって。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く……お前は本当に元気だなぁ。まさか散歩でこんなに歩くとは思わなかったよ。」

 

 

 

「クウゥゥ……」

 

 

「そんなへこむなよ。別に責めてる訳じゃないからさ。お前との散歩を苦痛に思ったことなんてないから安心しろって。な?」

 

 

「ワウッ!」

 

 

 

「アハハ、急に飛び付くなよ。本当に可愛いなお前。どうする?このまま昼寝でもするか?」

 

 

 

「ワンッ!」

 

 

 

暖かい風が吹くなか昼寝をする深川とシェパン。

 

そんな彼の寝顔はこれ以上ないほど穏やかだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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