力はチートだが精神は一般人。そんな男の物語 (旧 面倒事は嫌なんで逃げました。)   作:クリアグラタン

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皆さんの多くのリクエストのおかげでオリ主のルートはCルートになりました。このルートは3つの中でも比較的オリ主のクズ度は途中まで控えめです。


因みに一番オリ主がクズになるのはBルートです。






前回のあらすじ

ハイパームテキになってシャドウボーダーに大穴あけてトンズラした。


今回はまだガチクズではありません。

彼がガチクズになるのは2話後です。














問題は以外な所から出てくる

テンテテテンテテテテテテテーン♪

テレレレレレレレレレーレーン♪

 

はぁ~テレビもねぇ。ラジオもねぇ。魔力もそれほど残ってねぇ。

 

女もねぇ。食いもんねぇ。同じ場所ずっと続いてる

 

 

地球来て 降りたって いきなり顔面殴られる

 

ネットもねぇ。 味方もねぇ。 だけど空は澄んでいる

 

 

俺らこんな星嫌だ~ 俺らこんな星嫌だ~

 

火星へ帰るだ~ 火星に帰ったら

 

食料貯めて 宇宙旅行をするだ~

 

 

 

………………ふざけたけどホント何もない。どうも、人理を見捨ててトンズラした深川です。

 

シャドウボーダーなる所から脱出して数時間。ハイパームテキは時間切れにより解除、昇華のインターバルである3時間も過ぎたころ、俺はようやく、宇宙船がある場所にたどり着いた。さて、もう2度とこんな星は訪れないだろうから最終チェックしなきゃいけないからハッチを開けて中に入って確認しよう。

 

異常は…………ないな。うん。食料は後3年分あるから大丈夫か。

 

 

…………ん?

 

 

俺がこの星にもう来ないのは確定として食料が後3年分しかないのは結構マズイのでは?

 

 

 

 

 

……………………ヤバい。どうしよう。

 

 

 

ヤバいよ、ヤバいよ。これ俺はてっきりゲーティア倒したら人類が滅ぶことなく生存するから食料なんていくらでも補給出来ると考えたけれども今はヤバい。だって、探索した時辺り一面まっさらで何もないとかホントあり得ないからね。何か起こったとしか考えられない。

 

というかまさか俺の初めてのホントの危機が敵からの攻撃により命が危ないとかではなく食料問題とは。

 

ヤバいどうしよう。一刻も早くこんな星からはおさらばしたいし厄介事には首を突っ込みたくないけれど、このまま行けばいずれ食料は切れる。

 

え?宇宙旅行した時に他に食えそうな生命体いたらソイツを食えばワンチャンある?ないよそんなもん。何より宇宙の生物を口に入れるとか正気の沙汰ではない

 

俺は映画のエイリアンに登場する人物みたいになりたくない。だって、自分の体に卵を産み付けられるとかどんな悪夢だよ。しかもソイツ体を食い破るんだぞ。

無理、無理。食い物は地球産じゃないと安心出来ない。

仮に見た目が食えそうでも中にどんな病原菌やら寄生虫やらを飼ってるかわからんものを口にするとかそれは流石にね…………

 

つーか、これからどうするよ?やっぱりカルデアんとこ戻って食料を対価に力を貸す?……ないな。

 

だって、脱出する際に彼らの本拠地に大穴開けてトンズラしたんだよ?しかもアサシンとはいえサーヴァントをボコるというおまけ付き

 

今さらどの面下げて帰れと?無理無理。後アイツちょっとムカつくし。誠心誠意謝ったら一応考えてやらんこともないけど。

 

とはいえそれ以外で他に方法はないかな?まだ他に打開策があればええんやけど。あぁー、聖杯でもあればなー。

 

 

俺に食料くれーって祈るのに。 …………そうだ!

 

 

 

 

 

 

金の杯、またはシャンパングラスをなんやかんやで手に入れる

 

シャンパングラスや金の杯の場合それに昇華をかけて聖杯もどきを量産する

 

 

食料問題を解決!!

 

 

 

 

ヤバい俺天才だわ!!

 

流石すぎるんです。流石すぎるんですよこの俺は。この伝説のスーパーとてつもなくすごい天才イケメン一般人でかつこの世のものとは思えないほど凄まじい力を持った俺に不可能なことなどそれほどないのだ!!

 

 

 

よし。この方針で行こう。

 

 

え?世界に働きかけるレベルの奴は無理なんじゃないのかって?

 

あれはね厳密に言うと世界を改変するような奴は無理ってこと。

 

例えば貞操観念を逆転してくれとか、英霊という存在そのものをなくしてくれとか。

 

 

 

だから、食料くれーとか俺の肉体をサイヤ人にしてくれなどの個人に対する奴とかならオーケー

 

 

なんかわかりづらくてすみません。

 

話を戻すけどシャンパングラスの場合だと金色の塗料があった方がいいんだよね。

ペンキとかでもいいけどスプレー式がベスト

 

だってスプレーのほうが早く終わるし。

 

 

後シャンパングラスを50個は欲しいわ。勿論聖杯と見た目が似てる奴。

 

それに今回みたいに不測の事態が起きるといけないから出来れば音声認識機能付きの電子ノートが欲しいな。

タブレット状のあれ。後専用のタッチぺン。

 

 

 

何をするのか?仮面ライダージオウの白ウォズと同じことするんだよ。

 

あれがあればもう怖いものは殆どない。気を付けるとしたらパラレルの自分だな。あのノートに自分の望む未来を書いてそれに誘導する。

そうすれば俺はこんな悩まなくてすむからね。

 

 

ん?それも世界に働きかけてるって?時空関連物はなんかセーフらしい。

だけど、未来を見通して改変する、過去の改竄、過去、または未来へ飛ぶなどは無理。

 

なんか未来誘導位ならセーフって特典の際の質問の時に神様が答えてくれた。念のために質問しといて良かったわー

 

初めからそれ使えば良かっただろって?そんなことしたらゲーティアだけでなく抑止とか時計塔の連中から目をつけられて碌な目にあわないから却下。

 

 

今は多分地球で異変が起きてるだろうから出来ることだ。

 

 

 

魔力で作らないのかって?出来たらとっくにやってるわ!

 

 

 

取り敢えずノートを手にいれたらまずウォズる。

 

え?ウォズるって何かって?あれだよマジ卍と同じ感じだから特に意味はないよ。

まぁ仕返しするとしたらあのノートを使おう。

そこまで酷いことは書かないよ?

書くとしても藤丸立香、30%の確率で女性鯖との魔力供給時に不能になるとかそんぐらいだよ。

 

命を取らないなんて俺優しいわー

 

 

 

つー訳でカルデアは取り敢えず放置。多分また地球で異変起きてるからそれを解決してもらわないと。

 

まぁ、あんなんやけどゲーティアを何とか倒せたんだし

今回もなんやかんやで大丈夫だろ。

 

 

 

面倒事は他人に任せて俺はのんびりポテチでも食ってるわ。

 

ハッチを閉じて取り敢えず外に誰もいないか確認してると後ろから声をかけられた。

 

 

 

「貴方が深川悟ね?少し付き合ってもらえます?」

 

 

 

 

 

俺は後ろを振り返るとそこにいたのは露出の高い服を着こなし、頭に狐耳を生やした桃色の髪の女だった。そして、何より見覚えがある顔だった。

 

 

コイツ玉藻の前やん。

 

 

え?待って?なんで玉藻の前がおるん?ヤバいヤバい!

つーか何でこの宇宙船に侵入出来るんだよ!バリアはどうした!?…………そういや、節電のために電源切ってたわ。

 

 

間抜けすぎるだろ俺!

 

ヤバい、ヤバいぞ!この宇宙船のこともそうだがもしコイツ敵ならアカンやろ!晴明さん呼ばなきゃ詰む!つーかコイツが敵とかもう無理ゲーじゃね?

 

 

 

 

 

前世では玉藻の前は良妻賢母としてなんかいい感じに描かれてたし何回か夜のおともにしたけれども実際は絶対対面したくない。それに俺は妖怪とか信用してないんだよね。なんか裏でヤバいことやってそうっていうか。

まぁ、それは人間も同じだけどさ。

 

妖怪の場合はやることのエグさが半端ないと思う。おまけに人間に取ってはホントにアカンことが妖怪ではデフォルトとかありそうやし怖い。

 

それに人間が他の生物をおざなりに扱ってるようにコイツら妖怪も人間を相応の扱いでええやろと思ってると思うんだよ。

 

全員とは言わないよ?ただ俺はちょっと妖怪自体が受け付けないだけであって。

 

あ、インフェルノさんは別ね。あの人一応人間だから。それにおっぱいデカいし人妻だしもろタイプだわ。

 

 

話が逸れたけど俺は帰る!接触してきた理由はわからんけども絶対碌なことじゃないのはわかる。

 

 

 

 

 

取り敢えず無難にスルーしておこう。

 

 

 

 

「すみません。俺知らない人についていっては駄目だと今は亡き両親に教えられてるのでお断りします。」

 

 

 

「そう。私としては断らずについて来てくれた方が色々と面倒が省けて楽なんですけどね。どうしてもというなら力ずくd「時間ならあるので話を聞きましょう。」」

 

 

え?逃げるんじゃなかったのかって?もちろん逃げるよ?でもコイツあの玉藻の前だよ?仮に玉藻の前ではないにしても分身なのは確定だろうから絶対コイツヤバい。それに逃げるにもハイパームテキライドウォッチもどきを起動させて、体に組み込むまで数秒かかる。

 

その数秒の間に呪術かわからんけど殺されて終わりよ。

 

 

ここは大人しく従うのが得策だ。死にたくないし

 

 

 

移動中……

 

 

「…………」

 

「…………」

 

 

ヤバい無言とかちょっと耐えられない。なんか喋ろうよ。

 

「あのー、すみません。これどこに向かってるんですか?」

 

 

 

「そのうちわかります。」

 

 

「はぁ……」

 

 

会話がこれで終わりとかふざけんなよ。もっと話を弾ませろよ!

 

 

 

 

…………なんか大きい部屋に着いたな。てか今時こんな大きい円卓テーブルあったんだな。

 

 

あ、なんか映った。

 

 

 

 

 

《初めまして。君が深川悟だな?取り敢えずこちらに素直に来てくれたことに感謝しよう。》

 

 

「……なんで俺の名前知ってるの?とかツッコミたいけどお前誰よ?」

 

 

 

《私の名前はキリシュタリア。この組織のメンバーのリーダーをつとめさせてもらってる。

 

それと君は知らないかもしれないが君があの超大型宇宙船を動かしたことで世界的なニュースにもなったんだ。君を知ったのはそれがきっかけだ。》

 

 

え?それってやばくね?多くの人にバレてるってことやろ?…………まぁよくよく考えたら確かにそうだな。

 

 

 

 

《君についてはあらかた調べさせてもらった。その能力のこともね。》

 

 

 

「…………え?マジ?カルデア以外にもバレるとかうわー」

 

てか俺にプライバシーはないんすかね。

 

 

《あれだけの能力を使っておいてバレないとでも思ったのか?》

 

 

ですよねー。

 

 

《さて、ここからが本題だが単刀直入に言おう。君は私らに敵対するか協力かの確認だ。》

 

 

「…………敵対も何も俺君らが何しようとしてるのか知らんのやけど。」

 

 

 

《では、少し長くなるが聞いてくれ。実は…………》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おけ、把握。大体わかったわ。

え?説明の部分?んなもんキンクリだよキンクリ。

 

因みにキンクリってのはキングクリムゾンな。

 

つーかさ…………おもいっきり面倒事じゃねぇか!

誰がこんなん関わるか!そううのは当事者だけでやってくれよ。俺を巻き込むなや。

 

 

俺は直ぐさま断りの回答をしようと口を開きかけたが、その前に脳に一つの考えがよぎった。

 

 

あれ?でもこれカルデアが勝利したら地球が元に戻るんだろうからそしたら人類俺のことを血眼になって探すよね?

一応宇宙に旅立つけれども見つかる可能性はゼロではない。

 

………これコイツらに味方した方がいいんじゃね?

 

コイツら世界を滅ぼしたんだろ?てことはそれだけの力があるってことだから逆らうのは得策ではないな。

 

……いや、俺は面倒事には関与しないと決めたんだ

高みの見物がせいぜいいいところだ。

 

でも俺の特典が何らかの理由で封印及び無効化または奪取されるのも考えとかないと。というかこれもしかしてターニングポイントじゃね?

 

なんか答え次第で今後の身の振り方か決まる気がするのは気のせいだと思いたい。

 

 

《直ぐには答えが出ないのはこちらもわかってる。だから明日までに答えを出してくれ。君の答えが我々に取って利になることを願う。》

 

 

 

それ遠回しに協力しろって言ってるよね?

 

 

《コヤンスカヤ。彼を客室に案内してやれ。わかってると思うがこちらがいいと言うまで彼に手を出すなよ。》

 

 

おい。今聞き捨てならん言葉が聞こえたんだけど。

 

 

戸惑いをよそに俺は客室へと案内された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼が客室に案内された後、クリプターのメンバーらであるキシュタリア、ベリル、デイビッド、ペペロンチーノは深川のことについて会議をしていた。

 

 

《で?感触はどうなの?キシュタリアちゃん。》

 

 

《悪くはない。彼の人柄までは正確にはわからないが、あの能力があれば人理焼却に巻き込まれても途中まではそれなりに上手く生き残れるだろう。まぁゲーティアに目をつけられるのは間違いないが。だが、彼は立ち向かうどころか逃げた。別にそれは悪いことではない。普通は自分の命は惜しいものだからな。》

 

 

 

《それに話してみて改めてわかったが彼は小物だ。力は強くても精神は普通の人間だ。

 

そういう輩は大抵は自己保身を第一に考えるかより強い力を持つものにすり寄る。彼の場合だとおそらく前者だろうな。それに彼は気付いてるか意図してるかはわからないが、何故か彼はコヤンスカヤを警戒してる。彼は私と話してる時も時々隣に視線を向けていたからな。》

 

 

《彼は確か一般人よね?なんでキリシュタリアちゃんではなくコヤンスカヤを警戒するの?》

 

 

《彼の家系を調べたところ何の変哲もないただのありふれた一般家庭だ。両親こそ亡くしているものの、

どこにでもいる一人暮らしの青年だ。警戒した理由としては本能的にコヤンスカヤを危険と判断したのかもな。》

 

 

《つーか何で奴があんな大層な能力を持っているんだ?可笑しくねぇか?》

 

 

 

 

《それは残念ながら私にも確かなことはわからないよベリル。考えられるとすれば何らかの外的要因によって得たものであるということだ。もしくは偶発的に能力に目覚めたとか。》

 

 

《何の変哲もない一般人が突然覚醒して能力に目覚めるとかどこの創作物の設定だよ。そんなんあり得るか?》

 

 

 

 

《考えられなくもないが俺は外的要因の線が濃厚だと思ってる。》

 

 

 

《ほう。詳しく意見を述べてくれ。デイビッド。》

 

 

《あんな馬鹿げた力を突然使えるようになるのはあり得ない。それこそ神にでも力を与えられない限りな。異星の神によって俺らは生き返った。普通完全な蘇生などを実行しようものなら生半可な力じゃ無理だ。だがその神の力によって俺らはこうして生き返った。アイツが神によって力を得たと考える方が突然覚醒するなどという話よりも有り得ると思うが。》

 

《なるほど。言われてみればそうね。取り敢えずわかったことは以上のようだし私はこれから異聞帯のことがあるからこれで失礼するわ。》

 

 

 

ペペロンチーノの言葉を契機に会議は終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤバいな。どうする?彼らに協力した方がいいのか?俺としては使い潰される未来が見えるから避けたいんだけどな。でも、対価として食料やらを要求してもええけどそしたらカルデアと事を構えることになるんよね……

 

負けるつもりはないけど、第一部のソロモン戦みたいに英霊大集結みたいな展開がまたあるとしたらかなりヤバい。

 

 

ここは無難にトンズラするのが最善かな……

 

でもトンズラするとしても食料がね…………

 

 

カルデアにカチコミしにいくか?食料寄越せ!って。なくてもエミヤが向こうにいるから投影してくれれば何とかなるしね。

 

 

つーか食料がもしそんなになかったらシャンパングラスと金のペンキを投影してもらおう。

 

 

 

 

言うこと聞かなかったら藤丸の命を盾にすればいいし。

 

うん。そうしよう。カチコミするといってもカルデアを本気で潰すわけじゃないからセーフの筈だ。

 

 

ちょっとマスターを脅してエミヤの能力を活用させてもらうだけだから。

あれ?でも投影能力ってエミヤの意思1つで消せるんだよね?

 

…………早くも頓挫したよこの計画。

 

 

どうしよう一応超絶劣化聖杯なら宇宙船にあるマグカップで出来るけど劣化品だからなぁ…………

 

…………魔力でシャンパングラス作るか。

 

で、それで取り敢えず金色のペンキも魔力で作ろう。

 

 

 

取り敢えずクリプターの奴らの提案は断って俺は宇宙船に帰る。その後目的を達成したらトンズラする。

 

 

 

 

 

 

……悪いね。俺はチキンだからトンズラさせてもらうわ。

 

 

 

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