交響詩篇エウレカセブン~AnotherLovers~ 作:ぅーの
新しく2話として投稿します。
「あー!やっぱりユーリだ!ちょっと顔変わったけど!」
「えー、、人違い、、」
「ずっと連絡もなにもしないで!心配してたんだよ!?」
「いや、、あの、、、」
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(つ、、、連れてこられてしまった、、、)
あのあと強引に女性の家と思われる建物まで引っ張られ今に至る。
「こんなところで会うなんて、偶然ってあるものねー。はいお茶。」
「あ、ありがとう、、ございます。」
もちろん彼女には面識はない。顔と名前がそっくりな人と間違えているのだろう、と彼は思っていた。
「で、バイクに乗ってなにしてたのよ。あれ?自分探しの旅ってやつ?」
「まぁ、、そんな感じです。」
「それにしても懐かしいわね。もう他のメンバーとは連絡取れてないのよ。ずーっと。」
「へ、へぇ、、、それは、、心配ですね、、、」
「うん。ダイスケも、全然。噂にすら聞かないのよ。リフうまいのにさ。何もなきゃいいんだけど、、、」
知らない人が知らない人を心配している。それを見て、なにをすればわからなかった。
何か提案できることがあったのか、いや、おそらくないだろう。
彼にできることはなにもなかった。
「あ、そうだ。旅してるのよね?他のメンバー全員とは言わないからさ、ダイスケ見かけたら連絡渡すように行ってくれない?」
「え!?、、、わ、、、わかりました。」
「ごめんね。あたし、こんな足だからさ。」
補助器具のようなものを付けた足を見せる。
たしかに、この足で長い旅をするのは無理があるだろう。
「あ、そーだ!シーロン達は元気にしてる?怪我とか病気とかしてなきゃいいんだけど、、?」
(リュール、、?誰だそれ、、俺といること前提なのか、、、?)
「元気、、、だと思いますよ、、。」
思わずついた嘘に心が締め付けられた感覚があった。
「そっかぁ、、よかった。」
彼女の安心した顔でますます心を締め付けられた。できることなら、さっさとここから出て行きたかった。
「じゃあ俺、ここら辺で、、」
「え?どっか止まる先あるの?」
「いえ、ホテルに。」
「じゃあ泊まっていきなさい。そこの部屋空いてるから。」
「いや、大丈夫で、、」
「いいからいいから!久しぶりに昔話でもしましょ!」
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そのあと、ご飯を作ってもらい、食べながらよくわからない昔話を聞かされ、クタクタに疲れ果て、寝床へついた。
ちなみに彼女の名前はツーリカというらしい。
冷蔵庫に貼ってあった証明証のようなものから判明した。
次の日の朝。
この日はなぜか寝坊をし、ちゃっかりツーリカに朝食をもらってしまった。
出発の準備をし、バイクに跨った。
ツーリカが見送りに来てくれた。
「行っちゃうのね。また寂しくなるわ。」
「すみません。先を、、、急いでるんで。」
「そっか、、、じゃあ気をつけてね!」
「はい。」
見えなくなるまでずっと手を振ってくれていた。
誰とも知らないはずの自分に、、、
次の町へ着いた。
時期も時期なのか、雪が降る町だった。
ここら辺までになるとついに海岸は見えなくなった。
「この町、宿がない、、、」
これは重大だった。
前の町から4日経っていた。
つまりこれで、次の町まで一週間以上野宿確定なのだ。
流石に疲労が多い。
元々、それなりに金持ちのボンボンなので、それに対してのこの仕打ちはかなり効く。
しかも、今は軽く雪が降っている程度ではあるが、夜になるとどうなるかわかったのではない。
しかし、いくら探しても宿らしい宿はなく、仕方なく屋根のついた駐車場にバイクを置き、毛布等の防寒具を取り出した。
「くそぅ、、、もうちょっと計画して行くべきだったな、、、」
野宿で寝ている間に盗難にあうことは珍しくない。
といっても、金銭は基本的に銀行に入っており、あるのは通帳だが取られないよう、バイクのシートの裏側が開くように改造してあり、そこに入れてある。
一番心配なのは父親の形見であるリフボードだった。
これは隠しようがないので、抱いて寝るしかない。
「リフ、、してねぇなぁ」
ずっと旅続きでリフをする余裕なんてなかった。
というか、この先旅の中ですることはないだろう。
ふと、リフボードを裏向けてみると、電池ケースの蓋のようなものが付いていた。
開けると、そこには「大切なあの子」の写真が入っていた。
「誰だよ、、こんな大切なもんこんなとこに入れてんのは、、、、、俺か。まぁ俺しかいないな。」
写真を見つめる。そして、つい思い出してしまう。あの子の悲鳴。
『あんたなんか、、、ユーリじゃない!』
この旅の中、目を閉じれば頭の中で響く。
彼を否定された。いや、彼の存在を否定された叫び声。
「何を言われようとも、、、ただ俺は、君に伝えたいだけなんだ。」
意思を込め、目を瞑る。
今の彼には、現実から逃げるしか術は何もなかった。
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続く
最終話まで見て、どんな感じですか?(About)
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よかった。
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まぁ良かった。
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ふーん。
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うーん、ダメ。
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ゴミ。