がたんごーとん。
次は、ーーー駅。ーーー駅。
ぷるるるるる。
がちゃーーーん。
どたどたどだどだ。
大都会から家のある都会へ、駅を出て、屋台の誘惑に理性の真っ向勝負で、理性が寄り切りになったため、一瞥もくれず、家へ、家へ。
我が家は、マンションの10階中の七階、そこそこ高いし、立地も高い場所にあるため、夜景や花火、ワインのおともにもってこい。ベランダは蚊取り線香さえあれば無敵な場所。
そんなのはどうでもいい。
「はぁはぁ。」
家のまえで、エレベーターから走ったため、息を整える。
がちゃり、
「た、ただいまー。」
「お帰り。」
玄関で待っててくれたのは愛しの彼女、慶(けい)だ。
シルバーの髪色と、長い髪が特徴的で、整った顔と、スタイル共に俺にはもったいない女性で、自慢だ。
「ただいま。」
靴を脱いで、ネクタイをほどき、彼女に上着をたくす。
ハンガーにかけ、俺の靴を揃えて、今日の夕食の匂いをかぐわせる。
「ん?カレー?」
「うん。」
「先に風呂に入るよ。」
「わかった、あたためとくよ。」
かぽん。
「ふうううううう」
至福。うん、
ー
「いただきます。」
「まって!」
スプーンを握りしめ、なぜだ!俺は腹が減っているのだ!
「髪、乾かすからこっちきて!」
「はい。、、」
ぶおーーーーーーん。
「いただきます。」
「いただきます。」
ん!牛肉がやわくて、じゃがいもがほくほくで、うまい。
いつの間にか胃袋を捕まれてから、彼女の料理に頭があがらない。
「美味しいね。」
「うん。うまくいった。」
むふん!と胸をはってガッツポーズ。
かわいいね。
レデイーゴー。
イヤッ!ハァ!
セァァーーーア!
テン!クウ!
ぴろりん。
ボイラーを消す音がして、振り返る。
「お風呂気持ちいい?」
「うん。さいっこーー」
ピースと牛乳。
そしてドライアーをかけにいった。
「ん!」
「はいはい。」
手櫛でサラサラな髪を撫でるようにとく。
彼女は、雑誌を読んで、俺は髪をとかす。
日課になっている。
「けいちゃん、近々、花見にいかない?」
「んーー。いいね。どこにするの?」
「夜桜でお酒かな。」
「んーー!それいい!」
サラサラな絹のような銀色の髪を優しくブラシでかけていく。
「んっ!」
さらさら。
さらさら。
髪をとく人の特権は、首筋の匂いや、背中、肩をじっくり見れる事だ。
ほんのり紅い首筋は触れてみてその柔さに驚き、シャンプーの匂いは、とても好みで、たまに耳を優しく撫でると、
「んっ。」
と熱っぽい声をあげてくれるので一生髪をとかしたい。
「けいちゃんは、かわいいなぁ。」
抱きしめ、頭を撫でる。
「苦しい。」
「ごめん。」
「優しくして。」
と、目を合わせてくれないので、
「うん。」
首を撫でる。
喉仏をなぞり、首筋の臭いや髪の匂いを嗅ぐ。
「眠たい?」
「うん、まる寝よ。」
かわいいなぁ。
ネコ系ということで、いくつかヒロイン用意してます。
まずは、この子、銀髪ヒロインの慶ちゃんです。
ヒロインの名前は全員「けい」です。
私の事を知ってる人は、微笑みながら見てください。
こじらせてません。
この子は前田慶次をモチーフにして、ちょっと自由なヒロインにしようと思ってます。コメント、おきにいり是非お願いします。コメントしてくれると返します。