とある復讐者の追憶   作:ムリーヌ

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お待たせしました。

今回、グリフィン視点も混じっております。

※微量の下手くそな百合要素があります(恋愛ではない)。


鉄血~後編~

代理人と別れたリベンジャーはアーキテクトによるメンテナンスを受けていた。

 

アーキテクトはお馬鹿で自由人だが技術的な面では優秀な存在な為、兵器開発や改良等の責任者である。

 

最近、巨大な大砲を作る事に夢中になっているとリベンジャーは聞いているが、そんな物はリベンジャーにとってはどうでも良かった。  

 

作業台に寝かされ、作業用のアームがリベンジャーの身体の隅々まで調べる。

 

「身体正常、演算処理能力正常、記憶回路正常、その他に異常は特に無し。彼処の戦場に出ててよく此処まで正常だね?」

 

「上手く戦えれば余裕があるくらいなだけだ。さっさと終わらせろ」

 

「はいはーい。相変わらずお堅い事で」

 

アーキテクトはケタケタと笑いながらそう言うと、リベンジャーは溜め息をつくと、メンテナンスは終わったのか作業用のアームがリベンジャーから離れていく。

 

「メンテナンス終わったよ~。動作確認するから少し立ってね」

 

アーキテクトに促されてリベンジャーは立つと、腕を動かしたり、歩いたり、手を閉じたり開いたりする。

 

「うん。基本動作は問題無し・・・なら、大丈夫かな」

 

「本当に大丈夫なのか?」

 

「もう、リベンジャー!大丈夫だよ!たぶん・・・」

 

アーキテクトの言葉にリベンジャーは不安に駆られたが良しとし、装備を手に取る。

 

「メンテナンスが終わったならもう用はない。帰らせて貰う」

 

「ちょっと!すぐに帰るなんて勿体ないよ!ほらほら、此方に来て!武器も置いて!折角なんだからお菓子を食べようよ。デストロイヤーも喜ぶから」

 

「いや、私には・・・て、おい!何処に連れて行くつもりだ!」

 

リベンジャーは無理矢理、武器を取り上げられるとアーキテクトに引っ張られて連れて行かれる。

 

リベンジャーはアーキテクトの行動に溜め息をつきつつ、少し微笑んだ。

________________

_________

____

 

その頃、SO10地区の基地ではKar98kが荒れに荒れて回りを荒らしていた。

 

その姿は普段、戦っている時も笑っているKar98kに見られない程に恐ろしい形相をしており、WA2000を含めて誰も近付こうとはしなかった。

 

「あ、あの・・・指揮官。彼女に何が?」

 

「つい最近、リベンジャーがメンテナンスに出たと言う情報を受けてな。彼奴が奇襲を掛けるべきだと言って俺が却下した」

 

「ッ!?何故、そんな良い機会を!」

 

「俺もチャンスだと思ったさ・・・だが、上が地区の制圧を優先した。つまり、俺達は地区未制圧の元凶を取り逃がすはめになったんだよ。彼奴には悪いが・・・仕方ない」

 

指揮官はそう言って立ち去ると、大きな音が響き渡り、WA2000は音のした方を向くと、力強く蹴り飛ばしたのか大量の廃材が遠くまで散らばっており、Kar98kは息を整えて落ち着いている。

 

「Kar98k・・・?」

 

「WA2000・・・見苦し物を見せましたわね・・・やっと、リベンジャーを仕留められると思ったのにこんな結果になるなんて思いもしませんでしたわ・・・上層部の馬鹿みたいな考えで・・・奴を仕留めればこの地区の戦争は終わる筈なのに・・・!」

 

「Kar98k・・・」

 

WA2000はKar98kの瞳に涙が流れているのに気付いた。

 

普段は常に余裕の笑みを浮かべながら敵を残酷に殺し、拷問し、煽る為に虐待後の捕虜を捨てたりする程の行為をするあのKar98kが泣いたのだ。

 

WA2000は戸惑っていると、Kar98kはいつの間にか泣き終えてWA2000の方を見る。

 

「・・・私の涙を見るなんて、なかなか図太い趣味ですわね?」

 

「え、いえ!その・・・見るつもりは・・・」

 

「冗談ですわ。ねぇ、WA2000・・・」

 

「え、何・・・むぐッ!?」

 

WA2000はKar98kの顔が間近にあり、口元に何かが当たっているのを感じた。

 

WA2000は何をされているのか分かると、Kar98kを引き剥がそうとするも力では叶わず、WA2000の舌がKar98kの舌でされるがまま弄ばれ、受け入れさせられる。

 

やがて、Kar98kが顔を放して行為を終えると微笑む。

 

「ふふ、少し無理矢理過ぎましたか?まぁ、人の涙を見たお返しですわ」

 

「す、少しじゃない!?かなり本格的なキスしたわよね!?い、いきなりキスなんて・・・し、ししし、しかも女同士で!?///」

 

WA2000は赤面してKar98kに怒鳴ると、Kar98kはニヤニヤしている。

 

「あら?まさか、初でしたか?ごめんなさいね、初めてが私で」

 

「Kar98k!!!」

 

WA2000は怒鳴り声を挙げてKar98kを怒るのだった。




いろいろ様の救済依頼であったグリフィンの襲撃がなかったらの話になっております。

いろいろ様。

ありがとうございますm(_ _)m

この小説の展開

  • リッパーに名前着けた方が良くね?
  • もっと黒くて残酷な方が良い
  • 救いがある方が良いに決まってる!
  • グリフィン視点を増やせ!
  • もっとハイエンドモデル達と絡ませてくれ
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