とある復讐者の追憶 作:ムリーヌ
リベンジャーが404小隊と接触し、見逃してから三日後、リベンジャーは基地司令部にある通信モニターの前に立って映っている人物に敬礼していた。
「リベンジャー、参上した。今回はどんな要件だ・・・代理人?」
画面に映る人物、代理人は無表情でリベンジャーを見据えており、リベンジャーは代理人の事をとても嫌いだった。
リベンジャーを生かし、望まない戦いをやらせ、何を考えているのか分からない底の知れない・・・リベンジャーにとっては復讐としてアウストの仇を取ろうと思わなくても、代理人に対して自分を生かし、戦争に利用する事に憎悪を燃やしていた。
《今回、貴方にはグリフィンの物資輸送経路を叩いて貰います。グリフィンは血の戦線を越えて他の戦線へ弾薬、食料を運び込んでいると情報を掴みました。この輸送経路を叩き、補給路の一部を遮断しなさい》
代理人の言葉が終わると同時に画面に目標となる輸送経路の地点が表示された。
「ほぉ・・・私も気付かなかったな。まさか、この戦線を通って物資を運び込むとはな。それで、代理人・・・勿論」
《拒否権は認めません。拒否しようとするならば・・・また、命令を執行させて貰うまでです》
リベンジャーは言葉を遮る様に代理人がそう言うと、リベンジャーは不機嫌な顔で代理人を睨む。
「・・・分かった。輸送経路を叩かせて貰おう。どのみち拒否権はないからな」
《理解が早くて助かります。では、作戦を速やかに練り、叩きなさい。良いですね、リベンジャー?》
「・・・了解」
代理人はそう言って通信を終えると、リベンジャーは溜め息をついた。
もう慣れた事だと自身に言い聞かせ、輸送経路遮断の為の準備に入るべく、歩いて行く。
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都市街の荒れた道に数台の輸送車と、護衛に当たるグリフィンの人形達が油断なく歩いていた。
その光景を遠くから双眼鏡で見るリベンジャーは、どうしてやろうかと思考を凝らしている最中、ふと近くにいたリッパーを見た。
リッパーは銃を手に震えており、どうみても戦場の空気に怯えていた。
「リッパー。震えるんじゃない・・・兵士としての役目を果たす事を考えるんだ」
「・・・し、しかし・・・相手だって私達と同じ様に生きているんよ?立場は違っても同じ人形、笑いあって暮らしていた隣人・・・なのに、どうしてこんな戦争が・・・」
「理由なんてあれば幾らでも戦争が出来る。例え、親しくとも・・・戦争の相手となれば容赦なく殺し会う・・・早く覚悟を決めておけ。この先、死地だぞ」
リベンジャーがそう言って双眼鏡を再び覗くと、一人の人形が目に入る。
その人形は黒い軍帽にコートを羽織り、白く長い髪が特徴的なライフルを持つ人形だった。
リベンジャーはその人形を見て手を震わせた。
「まさか・・・奴は・・・!」
リベンジャーがそう呟いた時、双眼鏡で覗いていた人形が不意にリベンジャーの方を見つめ始め、不適な笑みを浮かべた。
リベンジャーはその姿を見て見つかったのだとすぐに察し、命令を出す。
「全部隊に告げる!敵は既に此方を見つけている!速やかに戦闘体制に入り、輸送部隊を撃破せよ!」
リベンジャーの命令を受けた鉄血兵達は慌てつつも素早い対応で戦闘体制に入り、待ち構えた。
この小説の展開
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リッパーに名前着けた方が良くね?
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もっと黒くて残酷な方が良い
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救いがある方が良いに決まってる!
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グリフィン視点を増やせ!
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もっとハイエンドモデル達と絡ませてくれ