IF.あり得たかもしれないシカマルと多由也   作:清水縁

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ネジと戦闘させてみました


天才と秀才

side多由也

 

シカマルとネジとか言うやつが組手をする事になった

 

なんでもアイツらの先生だという2人が教え子自慢をしてたら

どっちが優秀か決着をつけることを勝手に決めたそうだ…

 

うん、なんつーかアイツらも苦労してるんだな…って何と無く思った

 

つーかネジってやつは天才らしく勝つのは無理だと思う

 

確かにシカマルのヤローは計算高く戦術面で言えば多分だが

木の葉の忍じゃそうそういねえ程だとは思う

 

だけど無理だろうと思う理由もある

 

それはシカマルの甘さ

 

忍の強さは体術や忍法で決まるってのは当たり前

 

だが、本来なら勝てる時でも負ける野郎は負ける

 

忍ってのは心が強くなければならない

 

 

何度も稽古に付き合った身としては

確かに最初に戦った時よりは

……まぁ強くなっているとは思う

 

しかし君麻呂には届かないし、ネジってやつにも恐らくは届かない

 

結論から言うならシカマルに勝ち目はない…ってのが印象だ

 

だがアイツはウチと戦って生き延びている

少なくとも呪印を使ったウチと戦って生き延びるなんて

少し前まで下忍だった中忍ならまず無理だとウチは思う

 

上忍でさえ手が出ないやつもいるんだからな

 

呪印で力を底上げしたウチと戦って生存したこれだけでも快挙

 

策を使いウチを追い込んだ事は正直あり得ないと思った

 

大蛇丸様がもし目をつけていたら…どうなったか解らない程に

 

まぁ、それはさておきウチと修行をしてそれなら以上に強くなってるはずなんだ

簡単に負ける事は許さねぇぞシカマル…

 

ーーー

 

side先生達

 

シカマルとネジが組手をすることになった

 

いや正しくは師匠として戦わせたい、どちらが上か競わせたい高めさせたいと言う気持ちと

 

まあ…担当上忍としての意地ってやつか

 

俺の教え子の方が強いって本気で思っている

 

少なくとも俺達は勝敗ではなく、あいつらの強さを信じている

 

どっちが勝っても遺恨はなし

 

互いに高めよ

 

負けたのならば理由を知り、勝ったのなら慢心せずに精進すべし

 

それこそ忍びのあり方だと

 

さて、どうなるかな…?

 

ーーー

 

sideネジ

 

ガイ先生からシカマルと勝負しろと言われとりあえず来たが…

 

あいも変わらずコイツはこういう類の事にはやる気が見えないな

 

何故あれだけ頭がキレるのに自ら精進しないのか…

 

アスマ先生に言われて渋々という感じか?

 

前の任務失敗を気に病んで忍を辞めるところの手前まで考えたと聞いたのに呆れるな…

 

少しだけ揉んでやる、そこから這い上がって次に活かせよ

 

そんな風に思っていた自分が驕っていた、慢心していた

 

それを知るのはほんの数刻後だった

 

ーーー

 

sideシカマル

 

風を切る音がする、目の前にはネジが組手をしながら焦っているのがよく解る

 

コイツは天才だ、たった数秒で『本来の目的』に意識を向けられるほど

 

だけどな

 

俺だって努力をしてる

 

ひたすらに強くなろうと足掻いている

 

お前のことだ、何故コイツはやる気がないんだとか思ってたんだろ?

 

演技に決まってるだろ?俺が組手を承諾してる時点でもうおかしいんだと思え

 

汚い?勝つために必要な策だったんだよ

 

俺は失敗したとはいえお前の指揮をとってたんだ情報は十分だ

 

あまり舐めるなよ天才

 

俺は俺のやり方を探すためにお前との組手も利用するし

 

何度でも失敗してやる、だけどな

 

何もせずに諦めることだけは辞めたんだ

 

せめて死ぬほど努力して報われなくても挑み続けて死んだらその時に諦めてやるって決めたんだ

 

覚悟をつくらねぇとお前らみたいなのには勝てねぇんだよ

 

だから

 

俺を容赦なく倒すつもりがなければ負けてなんてやらねえぞ!!

 

ーーー

 

side多由也

 

流れるように組手は進んだ

状況はネジが現在はやや劣勢ってところか

シカマルが起爆札がついたクナイと煙玉がついたクナイを同時に投げ先制攻撃

ネジってのは弾いたがその後の対処に遅れて顔面に一発喰らった

その後は独特な動きの体術や忍術で応戦してたが

シカマルは様々な手で先手を取って動きを制限させていた

 

つーか次で終わりだろうな

 

予想通りというか

 

ネジが闇雲に突っ込んで来た瞬間に影真似の術で縛り詰み

 

敵は体術には優れていた…それ故に決め手として選んだのだろうが

 

…あいつの術を忘れるとか、焦りすぎだな

 

他の忍術を使おうとすれば隙ができる

 

だから前に出て体術で仕留める算段だったんだろうが

 

その戦い方のみでいうなら今回は相性が悪すぎた

 

忍法 影真似の術は影でとらえた敵に自らの動きを強制させる術だ

 

つまり近づいても決定打を確実に与えなければ影に捕まりそれで終わり

 

そして事前に苦無を刺してある場所まで誘導した

 

シカマルの勝ちと判定された

 

まぁ、死人出しちゃ意味ねぇしな…

 

アイツが勝ったのは正直意外だ

 

戦い方は上手くなってる、ウチと戦った時よりも遥かに

 

なのに…嬉しそうじゃないのはなんでだ?

 

続く

 





シカマルが嬉しくない理由は後々書けたら良いなぁと思います

まあ、相性は決して良くないし

慢心ダメ絶対(笑)
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