やはり俺が艦娘と共にいるのは間違っている   作:翔説1200

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お待たせして申し訳ない。
ストーリーが思いつかなかったのとリアルがいそがしかったんです。
では13話どうぞ


相入れぬ正義

13話 相容れぬ正義

 

「大本営を守る為じゃ無いって事か?」

 

「あぁ、そうだ」

 

桜井は笑った。その笑顔は何かを悟り辛そうな笑顔だった。桜井はデータを手に入れ大本営を乗っ取ろうとしている。

要するに俺たちとやろうとしている事は同じだ。なら……

 

「桜井さん、聞きたいことがある」

 

俺は縛られながら桜井に問う。

桜井は表面だけの笑顔で言う。

 

「ん、何かな?」

 

「大本営を乗っ取った後、お前はどうしたい?艦娘をどうするつもりなんだ?。返答次第じゃ…………」

 

俺は縄を抜け出す。ふっ……皆、驚いているな。バカが、縄の抜け方なんて小学生の1人スパイごっこで習得してんだよ。中学生になると恥ずかしくてやめたけど。そして……俺が持っているブツ。

もちろん、ピストルだ。車に居る時に長澤さんから護身用に貰っていた。

 

「比企谷くん僕は無茶をする為に銃「黙ってください。今は桜井と話してるんです」

 

桜井の仲間たちは銃を構えたが桜井の指示によって下げられる。

 

「君にそれを撃つ覚悟はあるn

 

パァァァァン!!!!

 

「あるに決まってんだろ?」

 

俺は直ぐに引き金を引いた。銃はゲームで勉強したけど撃ててよかった。弾は桜井の右側を通り過ぎ壁に命中した。かわりに俺は反動で壁に頭をぶつけた。痛ってぇ……。

 

「覚悟はあるみたいですね。では、君のご要望通り応えましょう。ただし……」

 

「比企谷くん!」

 

長澤さんが叫んだと思ったら側頭部に鈍い痛みを感じ吹っ飛ばされる。

直ぐに桜井に銃を向けるが、屈強な桜井の手下に取り押さえられてしまう。

 

「くっ……そ」

 

俺の瞼は落ちた。

 

---

 

あれから数時間後、俺は目を覚ました。

また長澤さんと一緒に縄に縛られていた。今度は抜け出せぬ様にきつく縛られていた。

 

「おはようございます。では、話しましょう。私は艦娘の扱いなんてどうでも良いのです」

 

「お前!」

 

「黙れ!艦娘なんて……俺の邪魔でしか無い……あの時、俺を助けなかった……見ているだけで」

 

桜井はそのイケメン顔を酷く歪め、どこか遠くを見ている目をしていた。

そして化けの皮が外れ口調が変わる。

あの時、俺を助けなかった?

どういう意味だ?

 

「何があったか知らないが彼女らも心を持った人だ!彼女らには権利がある」

 

長澤さんは言った。その言葉は桜井には届かない……酷くもどかしい。

多分、桜井も大本営に何かされたのだ。

そして大本営を憎み、変えようとしている。そして桜井は艦娘すらも憎んでいる。つまり軍そのものを憎んでいると言っていい。

 

「もうおしまいだ。データを渡せ」

 

「お前にデータを渡さない。」

 

「お前に選ぶ権利なんて存在しない!」

 

「お前みたいな……憎悪で全てを変えようとする奴に未来は託せない!」

 

長澤さんはキッパリと言う。

すると桜井は叫んだ。

 

「黙れ!私は変えてやる!この腐った世界を…………HAHAHA!分かったよ……したくなかったが仕方ない」

 

桜井はピストルをこちらに向ける。

っ、俺の銃はもう奪われているし……

 

ダダダダダダダダダダダ!!!!

 

俺は目をつぶる。直ぐに銃声が聞こえた。だがおかしい……桜井の持っていたのはピストル。あの銃声とは一致しない。おそるおそる目を開ける。

 

「何だ!……艦載機!まさか、艦娘か」

 

桜井の周りには艦載機が群がり、足元を攻撃していた。あれは……そっか、助けに来てくれたのか!

 

「瑞鶴!」

 

「提督!助けに来たよ!」

 

「私達も居ます!」

 

瑞鶴に吹雪、武蔵やゴトランド、鎮守府の全員が居た。

 

「何故だ!艦娘は陸上で攻撃出来ない!何故!」

 

「それは!私の出番だったんですよ!」

 

光が差し込む。そこには1人の艦娘の姿があった。あれは……

 

「明石!よくやった!」

 

長澤さんが叫ぶ。

 

「艦娘を陸上でも活動出来るように全艦娘を改修しました!資材は全部、比企谷さんの所から頂きました!」

 

「はっ!てめ……まぁいい!サンキュー明石!」

 

「ふざけるな!お前ら!皆殺しだ!」

 

「させるわけないだろ!」

 

武蔵が……ぶん殴った。砲は使わないのね、まぁ使ったら使ったでヤバいけど。

 

「形勢逆転、だな?」

 

俺達は艦娘に縄を解いてもらい。桜井の前に立つ。

 

「まだだ、革命はまだ……終わって」

 

「終わったんだ」

 

長澤さんは悲しそうにそういい、桜井の腹にパンチを入れる。クリーンヒットぉ、えげつねぇ。

 

「がはっ!まだっ……まだ、くそっ」

 

---

 

『桜井!邪魔だ!』

 

俺は殴られる。これは遠い過去の記憶。

あの時、不正をした大将に不正した事を認めさせようとした。結局は邪魔だと殴られる。俺は地面にうつ伏せになる。

 

『分かるか、桜井。この世界は上の立場が正しいんだよ!』

 

俺の頭を足で踏む。顔面を蹴られる。

頭が暖かい……血が出てる?。

口の中も鉄っぽい。

 

助けてくれ……艦娘、お前なら

 

「…………」

 

結局は目を逸らされた。

あの時、俺の全てが壊れた。

家族や友達を守る為に軍に入った。だが大本営は腐っていた。立場が上の者が正義、悪事は悪事ではない。

希望も夢も全部壊された。

 

なら復讐してやる。

お前らの望むように力でねじ伏せてやる。あの時の痛みを俺は

 

---

 

「忘れ……ない」

 

俺達は桜井を見る。復讐に囚われた成れの果て、錦の御旗を追い続けた者。

俺も……あの時、吹雪と時雨と鳳翔さんと出会わずに俺のやり方で反旗を覆していたら……こうなったのではないか?

それが頭から離れない。

 

「桜井。俺を見ろ……お前とは長い付き合いだったな。一緒に訓練だってした」

 

「長澤……私は、俺はただ……」

 

「なんでお前の計画が失敗したか分かるか?お前は誰も信じなかったからだ」

 

「信じる?……そんな事で」

 

「俺には仲間がいる。比企谷くんに艦娘達だ。道具じゃない。仲間だ」

 

「仲間など必要ない……要らないんだ」

 

「なら、お前は、お前の望んだ世界なんてやってこない。行こう、比企谷くん」

 

「はい」

 




リアルが落ち着いたら14話投稿します。
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