14話 おしまいは静かに
ここが.........大本営か。
「待たせて申し訳ない」
俺達は大本営の地下、大会議室に居る。
本来の予定より大きくズレ、総理は帰ったらしい。
「総理は居ないようですね……」
長澤さんは深呼吸をしていい放った。
あぁ。始まるんだ.........。
“妖精が見える力”それが提督になる資格だ。この場にいる全員が妖精を視認できる。
なんで.........こんなクズどもが妖精を見えるんだ。
なんで.........艦娘達があんな事にならなきゃいけないんだ。
なんで.........俺は.........なんで.........なんでなんで、桜井は.........なんでゴトランドや.........なんでなんでなんで
「.........比企谷くん大丈夫」
長澤さんは俺の胸を強く叩いた。
けど目は.....凄く優しくて暖かかった。
だから俺は理解した。
俺達がやらなければいけない事は、不幸を嘆く事じゃない。不幸に囚われず不幸を変えるために何をするかなんだ。
さぁ.........長澤さん!。やろうじゃないか!
「今すぐ呼べ。これはクーデターだ。呼ばないとお前らの不祥事を全世界に公開する」
「「「「!!!!」」」」
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それから30分後、総理はやってきた。
俺達は揃った大本営のお偉いさんと話す。
「君達か!クーデターなどと「おっと、総理、お静かに願います」
俺は睨み総理に言う。俺の殺気に恐れたのか席につく。じゃあ最後の戦いだ。
まぁ銃でどんパチする訳じゃないけど
「私達からの要求は1つだけ。貴方達、大本営のお偉いさん方には辞任してもらう」
「貴様!何をするつもりだ!」
「おっと静かに。もし“怪しい行動”“我々にとって不利益”な行動をすれば貴方達の不祥事を世界中にばら撒く。先程言いましたよね?」
「ぐっ、」
お偉いさんってバカばっかなのかな?。
黙れったら黙るんだよ。まぁ焦るのも仕方ないか、奴らは自らの立場が第1だ。理由は分かるよな。自分達が下に行ってきた行動、それを思い出せば分かるはずだ。
「要求を呑めなければ……データをばら撒きます。総理、ご決断を」
「ぐっ……分かった。大本営、上層部は解体。君達に体制を譲ろう」
「はい。それでいい」
長澤さんが満足したのを見て、俺は1つ付け足す。
「あっ、総理。国の力とか、総理の権限を使ってもし俺達に何かしたら……分かりますよね?。我々は貴方達の悪事についても色々、知っているんですよ?」
まぁ嘘だが、失敗を恐れ、失脚を嫌う彼らにはこんぐらいの嘘はバレないでしょ。
「わかってる、わかってる!」
「では、全員出ていってください。今日からこの大本営は俺達の物です」
俺は自分のモノだと言い張る様に机に座り足を組む。
「っ…………」
最後の一人が扉を力強く閉める。残ったのは俺と長澤さんだけになった。
「終わりましたね、やっと」
「あぁ、ありがとう!比企谷くん!」
「「あははは!!!!」」
俺達は腹を抱え笑いあったんだ。
その後、正式に上層部は解体。
長澤さん率いる新たな体制が誕生した。
長澤さんの就任は艦娘達に希望を与えたんだ。
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ある日の午後 大本営 会議室にて
「ありがとう。比企谷くん.........君のおかげだよ」
長澤さんは俺の目を見て言う。
その目はなんか凄くカッコイイって思った。本当に俺らしくない。
「えぇ、お疲れ様です。じゃ俺、帰りますね.........あーマッ缶飲みてぇ」
「帰るって.........何処へ!」
「決まってるじゃないすか。俺達の鎮守府ですよ!」
「あぁ.........そうだな!」
これにて第1部~完~の予定です。
まぁまだ終わらせませんよ。
んじゃこれからもよろしくお願いします!