織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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厳しい射撃訓練

俺は簪に射撃訓練室で様々な銃を使って訓練をさせていた

俺はまだまだ経験は甘いかもしれないが射撃に関する精度はかなりいい感じをしている

狙いも確実にデッドポイントを仕留めている

このままうまく成長すれば確実に俺と同格どころか、俺以上のプロになることができるかもしれない

それは将来性が期待できる。射撃を続けて疲れた表情をしているが泣き言は言わない

 

「これを10発撃ってみるか」

 

俺はバレットM82を簪に渡した

対物ライフルとなると今までの疲労で正確に狙いをつけることができるかどうかわからないが

それでもやってみないことにはわからない。それに慣れることは極めて重要である

殺し屋はどんな状況にも臨機応変に対応できることが求められる

ミスという言葉は許されることではないのだから

簪はバレットM82を受け取ると弾を装填して的に発砲した

対物ライフルなのでかなり激しい反動があるが、うまくショックを吸収する体制をとっている

かなり勉強しているという事は間違いないようだ

今後の成長はかなり期待できることは間違いない

 

「良い感じだな」

 

10発を撃ち終わると俺は簪にストップをかけた

弾丸は的の中心部にすべて命中していた。上達はかなり早い。

それに確実に的を仕留めている。訓練をかなりしていることは間違いない

銃の腕前だけの評価をつけるなら『A』をつけることができる

あとはヘリなどの振動があるところや風などの影響を考慮に入れて確実に的に当てることができるか

あらゆる状況であっても仕留めることが俺たちの業界には求められるのだから仕方がない

ヘリからの狙撃はかなり難しい。常に風の影響を計算しながら発砲しなければいけないからだ

それにヘリの揺れなども考慮に入れてターゲットにあてる

簡単にできることではない。俺にだって習得するのにかなりの時間が必要だった

だが簪の今の力量を見ると成長はかなり期待できる

もしかしたら俺よりも早く慣れることができるかもしれない

 

「簪。今度はヘリからの狙撃訓練をしてみるか?」

 

「ヘリですか?」

 

「そうだ。常に風の影響を計算しながら確実に的に当てる」

 

これができたらある意味ではプロといえるかもしれない

プロになるのに車と違って免許などはないが、実力が物を言う世界である

それができれば俺以上に成長速度が速いと評価をすることができる

 

「ぜひお願いします」

 

簪はヘリからの狙撃訓練を受けたいと希望した

かなり面白いことになりそうだ

今からすぐにというわけにはいかないが。明日には訓練ができるように準備をすることにした

 

「簪はとりあえずセシリア・オルコットの護衛任務を継続して行え」

 

「わかりました」

 

「ヘリからの狙撃訓練は少し時間が必要だ。だが良い経験になることは保証する」

 

俺はそういうと簪に銃弾の補充がいるかどうか確認したが今のところは問題ないと回答した

 

「あとは護衛任務をしっかりと行え」

 

「わかりました」

 

簪はそう言うと射撃訓練室を出て行った

俺は使用した銃火器の片づけを始めた

 

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