織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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俺の存在を公表するか・・・

俺は猟犬の名を裏社会に流すことを考えていた

IS学園の警備に猟犬がいることを知れば簡単には手を出してこないだろう

フェンリル先生にケンカを売ることになる事と同じだからだ

先生に追いかけられたら生き残ることは難しいはず

そのために毎月送金をしているのだから。保険として

とても協力の保険だが保険料も高い。その価値はある

これ以上、IS学園にトラブルを持ち込むわけにはいかないのだから当然である

 

「俺の名前を出すとIS学園の立ち位置に問題が出るかもしれないな」

 

そんなことを考えていると水野ユウ一等陸佐はやめたほうが良いと指摘してきた

IS学園に俺がいることを知れば恨みを持った連中が襲撃してくる

事態がさらに悪化する可能性があると

確かにその可能性は十分に考えられる

それでもこれ以上のトラブルを持ち込むのは学園の安全を守る側としては無視できない

自衛隊の皆さんにカバーしてもらえる範囲にも限界は存在する

俺は殺し屋だから好き勝手にできる。それは簪にも言えることだ

あいつも自分でこの修羅の道を選んだのだから当然である

 

「ですがこれ以上問題を持ち込むわけにはいかないことも事実では?」

 

「それはそうだが?」

 

水野ユウ一等陸佐も事態の危険性は理解している

こちらにケンカを売ればどうなるかを見せつけるためには手段を選んでいられる状況ではない

そこで犯罪者がよく利用するダークウェブのサイトに俺の情報を漏らす

それもわざとである。意図的に漏らすことでIS学園に侵入する人間を減らすことができる

余計なちょっかいをかけてくる連中も減るはずだ

 

「とにかく無茶は覚悟するしかない」

 

俺は学園長と相談すると言って学園長室に向かった。問題はこれからの交渉だ。

自衛隊と俺とIS学園の関連性について裏社会に響けば大きな問題になるかもしれない

何もしないではやられっぱなしになってしまう

これ以上簡単に手を出すことができないことをアピールするためには、

フェンリル先生の力も借りる必要があることも検討している

 

「最悪の大惨事になることは避けることを優先しましょう」

 

「一夏君。我々は君の意見にはある程度は賛同するが無茶なリスクはかなりあることはわかっているよね」

 

「多少のリスクは覚悟の上です。攻撃される可能性を少しでも減らすことが必要です」

 

「それでどうやってその情報をばらまいた時の対応方法を考えておいた方がよさそうだね」

 

「それに関してはすでに素案ができています」

 

一夏は水野ユウ一等陸佐に1冊の対応マニュアルと記されたファイルを渡した

そこには綿密な対応方法が記載されていた

これですべてうまくいけばIS学園の安全はかなり安定化することは間違いない

 

「とにかく学園長執務室に向かいましょう」

 

 

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