俺は水野ユウ一等陸佐と一緒にIS学園長執務室に向かった
途中で仕方がないが生徒会室に立ち寄って更識楯無を呼びつけて一緒に向かった
「どういうつもりかしら?私の大切なものを奪ったあなたが私を必要とするなんて?」
「いくつか確認したいことがあるからな。学園長と協議を行って互いの認識について共有しておきたい」
来てくれるよなと俺が言うと仕方がないわねと楯無はそう言うと俺達と一緒に学園長執務室に向かった
執務室に到着するとすでに学園長が待っていてくれていた
「一夏君。君から今後のことについて協議をしたいとは何か危険なことがあるということだね」
「そうですね。学園長にあることを承諾していただきたいと思っています。このことは生徒会にも共有してもらう必要があると判断したので来てもらいました」
「何をするつもり?」
「猟犬がここにいることを裏社会に公表することについて承諾していただきたいのですが」
俺の言葉に楯無は本気で言っているのと驚きの表情を浮かべながら言った
「これ以上IS学園にトラブルを持ち込むのを避けるには最適な判断と思われます」
「リスクの方はどのようなことが考えられるのかな?」
「こちらに挑戦してくる連中が現れるかもしれませんが、今までより被害は最小限にすることは見込めます」
被害は最小限にするには最適な判断だと回答すると楯無は危険すぎると返答をした
「あなたに挑戦してくる連中が増えたら影響は大きいのよ」
「そこでフェンリル先生にも協力を打診する」
俺がフェンリル先生の名前を出すと楯無はなおさら表情を曇らせた
危険すぎることはかなり高いと思っているのだろう
「本気でフェンリルが協力してくれると思っているの?」
「俺がフェンリル先生に連絡して保険をかけておく。裏社会にはフェンリル先生を通じて伝わるようにする」
フェンリル先生が本気で動けば大きな波が発生する
その波がどこまで波及するかはあまり想像したくないが今は頼れるものは何でも使うときである
「これ以上IS学園に手を出されてトラブル増加を避けるためには必要な手法と自分は考えます」
「・・・・・・・・・・・・・わかりました。織斑一夏君。君の判断を信じましょう」
「学園長!」
楯無は驚いて止めようとしたがもう決断は下った
あとは始めるだけである
「では後の処理はお任せください。こちらですべての準備を行います」
俺はそう言うと学園長執務室を退室しようとした。
その時、楯無に呼び止められた
「本当に大丈夫なのね?」
「事をこれ以上荒立てるわけにはいかないことは楯無もわかっているだろう。これが最適な判断だ」
俺はそう答えると執務室を退室する