織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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スキューバダイビングの訓練(挿絵追加)

プレジャーボートが停泊しているところに到着するとすでに船長が待機してくれていた

海上警備をしてくれている警備隊員だ。

 

「悪いな。急な依頼を出して」

 

すでにボートはいつでも出航できる準備が完了していた

直前に伝えた割にはかなり準備が良い

 

「一夏さんの指示は最優先で聞くようにと学園長から指示を受けていますので」

 

俺は悪いなというと簪に今日のやることを説明することにした

 

「IS学園から少し離れた沖合でスキューバダイビングの練習を行う。今回はダイビングを体験してもらうことにする」

 

「戦闘訓練はしないのですか?」

 

「そんなことはいきなりはできないだろ。まずはスキューバダイビングに慣れることが重要だ」

 

何事も初歩の訓練が極めて重要である。俺と簪がボートに乗ると船は出港した

沖合数Kmでダイビングの練習を行う。今回は本当に戦闘訓練などは行わない

ただのスキューバダイビングの練習である

俺は簪の装備を確認した。装備に忘れ物などがないかなど何度も確認した

練習と言ってもミスをすれば命取りになるものなのだから当然である

エアタンクの残量などの確認方法を教えていった

本来ならば正規のライセンス取得ができるダイビングスクールに通わせてやりたいが、

IS学園で警備としている以上はそれは許されない。現場で訓練をしていくしかない

練習も同じである。それもより本格的で実践的な練習をすることになる

 

「厳しくなるが悪く思うなよ」

 

「もちろんです。厳しい訓練は私のためになります。地獄に落ちるような訓練にも耐えます」

 

簪は冷静な表情でそう言った

そして沖合数Km地点に到着するとスキューバダイビングの最終チェックをした

 

 

【挿絵表示】

(スキューバダイビングの装備の確認)

 

お互いに装備をチェックするとボートから海にダイビングを開始した

もしも本当に陸上への上陸作戦の場合は銃や着替えなどを防水ケースに入れてダイビングを行うことになる

そうなると、それらを持って上陸するとなると簡単なことではない

すぐに周囲に気が付かれないようにウェットスーツから私服姿やその場に持ち込んだ服装に着替えなければならない

さらに銃火器が水につかっていないかどうかも確認しなければならない

 

「それじゃ、今回はスキューバダイビングの体験だから力を入れる必要はないからな」

 

何度も言うがまずは慣れることが重要だというと俺と簪はボートから海にダイビングした

まずは落ち着いて行動をすることができるかどうかである

そのあたりが今回においては極めて重要な点である

海の中では話すことができないので手信号でお互いのコンタクトを取っていた

もちろんISを使えば通信をすることができるが、それでは潜入作戦では気づかれる可能性が高まる

それを考えればISを使わない手信号で互いに連携を取る事は当たり前のことだ

簪は俺の手信号をよく理解している様子だった

俺はアメリカ海軍の特殊部隊で使用されている手信号をいつも利用している

簪もその意味を理解しているようですぐに手で返信してきた

その後もダイビングは順調に進んだ

 

 

【挿絵表示】

(スキューバダイビングの絵)

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