織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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一夏と射撃訓練と千冬姉

俺は警備室から出ると俺はある倉庫の前に到着した。表向きはただの倉庫だが実際は武器弾薬保管庫だ

俺はそこに入るためにカードキーを取り出すと読み取り機にかざしたロックを解除

室内に入った。そこにはIS用の武器弾薬以外にも拳銃やアサルトライフル。

対物ライフルまでのまるで展示場のように飾られている

 

「たまにはこれを撃ってみるか」

 

手に取ったのは対物ライフルであるバレットM82だ。

時には自分のスペックの最大限発揮するためにこういう銃も撃てないと。

拳銃なら射撃訓練施設で撃つのだが、これはそこで撃つわけにはいかない

威力があり過ぎるので、IS用のスタジアムの使用具合を端末で確認する

すると今から1時間は誰も使わない予定となっている。ちょうどいいと判断して

俺は射撃訓練の予約を入れた。12.7x99mm NATO弾も50発持ち出すとそちらに移動した

スタジアムは静寂に包まれていた。俺は素早くバレットM82を組み立てて弾を装填した

IS射撃訓練用の的を表示させると射撃訓練を開始しようとした

単発で終わるのではなく、まずはマガジンに装填できる10発すべてを撃ち終わるまで続けた

 

「はずれが1発か。腕が鈍っているな」

 

最近は狙撃用ライフルか拳銃しか発砲していないため、対物ライフルの反動に最初は対応できていないという事もあった

的から外れたのは1発。ど真ん中を捉えたのは7発。残りの2発少し中心から外れたところだった

 

「これじゃダメだな」

 

俺はマガジンを抜くと弾を装填するとライフルにセット。再度発砲訓練を続けた

その後も持ち出した弾をすべて発砲したため銃身が少し熱くなっていた。

こういった時でも正確に的の中心部を狙えるかどうかがプロの腕といったところだ

たとえどんな圧倒的不利な状況であっても不可能を可能とするのが仕事なのだから

50発すべて打ち終えた時には銃身から少し湯気が出ていた

連射で発砲したから多少こうなる事は想定していた

結果から言って、まだまだ俺も甘いという事が分かった

 

「ずいぶんと良い趣味だな。一夏」

 

そう声をかけてきたのは千冬姉だ。仕事中だと思ったんだが、どうやら抜けてきたらしい

 

「どうしてここに?」

 

「警備室に行ったら無人だったからな。調べたらIS用のスタジアムで射撃訓練をしているとは」

 

「俺は日々の鍛錬をしているだけだ。それに千冬姉には関係のない事だろ」

 

「姉として弟の行為を監督する義務があると思うが」

 

何を今さらと思ってしまったが口には出さなかった

 

 

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