織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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一夏と暗殺と逮捕

 

東京都内某所

 

一夏はヘリに乗って対物ライフルを構えていた。

狙いは1km先のターゲット。今回の依頼主はココさんだが、他にも数人から今回の対象者について依頼があった

そんな彼らの共通点は1つだ。ターゲットに人生をぼろぼろされて、なにもかも失ってしまった。彼らからも依頼を受ける事にした

今回の報酬1000万円。なかなかの大仕事だが。建物の位置関係上ヘリを使う必要があった

フェンリル先生の紹介で会ったことのある人物でヘリから戦闘機、そして大型輸送機まで操縦できるベテランだ

名前は教えてくれないのでいつも名前の話をしたりしない

 

「狙いは1km先だな」

 

「お前の腕が試されるところだな。猟犬」

 

ロングキルショットは極めて難しい。さまざまな風の影響も考慮にいれなければならない

ミスは許されない1発勝負だ。俺はバレットM82を構えて発砲態勢に入った

 

「そろそろ始めるか」

 

彼に俺はこの位置で固定する指示するとホバリング体制を維持した

数秒後、俺の放った弾丸は秒速800mで飛んでいった。そしてターゲットの頭を貫通した

まるでスイカが割れるかのように頭部が吹き飛んでしまった

仕事としては十分だが、もう1つする事がある。それはあの部屋を吹き飛ばす事だ。

既に宅配便で植木鉢を送っておいた。女の知り合いの名前で

中にはプラスチック爆弾が仕込まれている。スイッチ1つでドカンといってしまった

 

「キャスパーさん、部屋ごと吹き飛ばしておきましたので」

 

『仕事が早いね。どうだい。僕と手を組まないかい?』

 

「今は仕事が忙しいのでまたの機会にでも。では失礼します」

 

そういって通話を切ると引き上げようとしたときだった

 

「織斑一夏!殺人容疑で逮捕する!」

 

楯無も一緒にいた。どうやら本当に俺を怒らせたいようだ

ISも展開している。俺と本気で敵対したいようだ。おれはバレットM82の弾丸を対IS用のものに切り替えた

念のための措置だ

 

「どうする?」

 

「ヘリをヘリポートを下してくれ」

 

了解と言うとヘリは着陸すると俺は降りてすぐにヘリパイロットには離脱するように指示した

 

「俺を逮捕するという事の意味は分かっているんだろうな」

 

「もちろんよ。あなたの身柄は私が預かるわ。もう殺しはさせない」

 

「まぁ良いだろう。素直に抵抗しないで逮捕されよう。だけど、このお返しはさせてもらうからな」

 

俺は素直に警察によって逮捕された。もっともすぐに釈放されることは分かっていた

今回の仕事の依頼主が依頼主だからだ。ヘクマティアルからの依頼なら何らかの関与をしてくるだろう

そのために保険はかけている

 

 

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