織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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一夏と自衛隊とアメリカ軍

そして林間学校の出発の日を迎えた。俺は武器などをおさめたトランクケースをバスに積み込んでもらった

道中何があっても良いように腰のホルスターには2丁のグロック17を持っている

俺はバス座席の一番前に乗り込んでいた。今のところは異常はない

ちなみに向こうではバイクを借りれるようにレンタル会社に依頼をしておいた

 

「まったく今回ばかりは楯無がいないから静かに過ごせそうだな」

 

情報端末を操作して周辺のレーダー情報を確認していた

レーダー画面は自衛隊の自動警戒管制システムのデータが映し出されていた

これもいろいろと貸しのある政財界のコネを活用して獲得した方法だ。俺は自衛隊にも協力者は多い。

保険として俺は自衛隊に念のため林間学校を行う沖合に護衛艦の配置を要請していた

防衛省もすぐにわかったと言って護衛艦を。かなり協力的だ

 

「何もなければ良いんだが」

 

俺はバスの座席に座ってノートパソコンを操作していた。

自衛隊から送られてきているレーダー画面に注視していた

なにかあればすぐに行動できるようにだ

ちなみにこのバスの運転手について俺は様々な角度から裏付けを取っている

危険人物でない事は確認できていた

 

『ピーピーピー』

 

俺の衛星携帯電話が着信を告げていた

 

「織斑一夏だ」

 

『いっくんも林間学校で過ごすみたいだね!』

 

束さんからの電話だった。まったく何を考えているのか読みにくい人だ

 

「仕事ですから。それに契約の仕事は必ず全うします」

 

『お願いね。いっくん!』

 

通話が切れると俺はため息をついた。林間学校ではISの実地訓練がある

そこで俺は独自の情報で俺は宿から少し離れたところでアメリカが開発したISの運用テストがある事を確認していた

それにきっと束さんはからんでくることは容易に想像ができた

 

「まったくアメリカも何を考えているんだか」

 

ISの軍事転用は認められていない。表向きはだが。

実態は研究開発が行われているの現実だ。その時前方で停車しているセダン車両がいた

俺はバスの運転手に停車するように言い、俺だけ降りて腰の銃のホルスターに手をやって慎重に調べに行った

車爆弾の可能性があるからだ。車内を確認すると1人の男性が口から泡を吹いた状態で苦しんでいた

俺はすぐに救急車を手配した。10分ほどで救急車は駆けつけてきたので後は本職に任せてバスに戻った

 

「発進してくれ」

 

「わかった」

 

俺は何か嫌な予感がした。こんなところで車を止めて口から泡を吹いた状況の人物がいた

タイミングは良すぎる。念のため俺は警戒レベルを上げる事にした

もしあれが何かの前兆なら旅館や林間学校の自由行動が認められる時間に手を出してくる組織があるかもしれない

そういった事態から食い止めるのも一応仕事だ

 

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