織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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警告狙撃と簪と束さん

 

その日の夕方、俺は簪は高級マンションから1km離れたところでスタンバイされていた

 

「殺しはしないんですか?」

 

「簪、いきなり人を撃てとは言わない。まずは正確に的に当てることができるかどうかだ」

 

俺はそういうと風の方位と距離を伝えた。ただ今回は別にどこにあたろうとしても問題ない

ターゲットにけがか脅しをかけることが目的ではないからだ

猟犬がIS学園にいることをアピールすことが狙いだからだ

俺はそのホテルの部屋に電話をかけた

 

『誰だ?』

 

「これは警告だ。IS学園に手を出すな。猟犬とフェンリルに殺されるのが嫌ならな」

 

『そんなはったりにのると思っているのか』

 

はったりかどうかは今に分かるというと俺は簪にバレットM82を発砲するように合図をした

銃弾は男のすぐそばに命中した。

 

「これが最後の警告だ。二度と手を出さないと約束するなら、この場から去ってやるがまだやる気があるなら天国に行かせる」

 

俺は簪に合図をすると再度バレットM82を発砲。相手のすぐそばを通過していった

さらにすごいことにわずかにかすり傷を負わせるという。偶然なのか狙ったのかはわからないが

警告には十分だ

 

「わかったか?」

 

『わかった。猟犬がいる限りは狙わない』

 

利口な判断だと俺は言うと撤退していくことにした

 

「簪、狙ったのか?」

 

「風速を計算に入れていました。ただ本当はもう少し外すつもりだったのですが」

 

簪はすみませんといったが俺にとっては上出来だと評価した。

威嚇としては最も効果的なものになったからだ。ただ俺の狙いとは少し違ったが

 

「まぁ合格点だろう。1kmも離れているのに、風速の計算も入れていたなら上出来だ」

 

引き上げようかと言って、俺と簪は引き上げようとしたときだった。

そのビルのアンテナに人が立っていた。誰なのかは俺にはすぐに察しがついた

だから俺は銃を向けることをしなかった。だが簪は気配を感じたのかすぐにホルスターから拳銃を抜いた

素早い対応だ。

 

「束さん。こんなところに居て良いんですか」

 

「この人があの・・・・・・・・」

 

「簪、篠ノ之束さんだ。実はあるものを依頼しておいた。お前にはもう必要ないとは思うが保険にはなる」

 

「いっくんからお願いされたら断れないもんね」

 

束さんは今夜一晩簪のことを借りてもいいかなと聞いてきたので俺は構わないと返事をした

 

「簪、良い経験だから行ってこい」

 

するといつものようにニンジンロケットの2人が乗り込むとその場から離れていった

表向き俺たちはISを持っていないことになっているので表から行くわけにはいかない

そこで束さんの出番であることを依頼した。

報酬として俺の特別の日にしか作らなかった料理メニューをと言ったらすぐに食いついた

 

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