織斑一夏の裏家業   作:アイバユウ

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簪の素質と評価

俺は警備室でとりあえず待機することにした。これで当面の間、警備担当者の不足は補える

簪と俺はとりあえず仮眠をとることにした。

 

「寮でゆっくり休むといい」

 

「ですが夜の警備は「それは心配するな。自衛隊の精鋭隊員が各所で配置についている。トラブルがあればすぐに連絡するからな」

 

「わかりました」

 

俺はとりあえず簪を寮に戻した。万が一に備えての対応だ

寮の警戒は厳重のほうが良い。今は特に

 

「それで俺だけを残した理由を聞きたい」

 

「水野ユウ一等陸佐、あなたの目から見て簪をどう思う?」

 

「素質は十分に持ち合わせている。鍛えれば優秀な成績を収めるだろう」

 

俺と意見は一緒だがあることを忠告してきた

 

「人殺しは慣れてしまうとあとがどうなろうと気にしない」

 

それはその通りだ。人殺しに慣れてしまうと危険だ。

見境なく仕事を引き受けてしまったら悪に完全に染まってしまう。

俺にこんなことを言う資格はないのだが。いつかは知らせる必要がある

境界線がどこなのか理解しなければならない

 

「鍛えるときは気を付けることにするんだな。更識簪は確かに更識では力が少ないかもしれない。だがそれはISでの戦闘ではだが」

 

「そうですね。ISでの戦争はまだまだ力不足だ。だが、ISを使わない戦闘では話は別。違いますか?」

 

「その点に関しては俺も認めよう。彼女を鍛えれば特殊部隊での訓練にも付き合えるだろう。猟犬が育てたなら特にな」

 

確かにそうかもしれないがそれをゴールにするべきではないだろう。俺たちにゴールや試合終了はないのだから

いつまでも永遠に戦場で戦わなければならないのだから。平和に世界にいる時間はもうないのだから

これが俺たちが選んだ世界なのだから。俺は引き続き各センサーの情報を一等陸佐に報告した

 

「形勢はかなり不利の状況下」

 

「残念ながら。今いろいろと手をまわしていますが当面はこの人員でやるしかないのが現状」

 

「確かに俺たちの指令が回ってきたの正解だな。一夏君とはそれなりの関係もあるし私の部下も訓練で技量は知っている」

 

うまく車輪が回りそうだと彼は言うが俺としてはうまく車輪が回らないほうが怖い

立場がどちらが上か知らしめる必要がないからだ。俺としてはありがたい

 

「俺としてもあなたに仕事を依頼できたことを感謝しています。何か圧力があったのですか?」

 

俺の言葉に防衛省の上層部から何度も助けてくれたからと言ってこれはプレゼントだと話しかけた

これがただのプレゼントなら良いが何か裏事情があるのではないかと疑ってしまう

まぁこの仕事をしていれば当然のことだが

 

 

 

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