二話連続投稿しますので戦闘はそちらで
〈千秋SIDE〉
「ではクラス代表は織斑千秋に決定です!おめでとう!」
パアァァン!
クラスの女子達がクラッカーを鳴らしていた。けど待って欲しい、僕って確か…
「僕、オルコットさんに負けたよね?久留宮さんはクラス代表には興味ないって言ってたけど…」
そうだ。僕はあの時は理解できていなかったけど零落白夜を発動させてシールドエネルギーが0になって負けたはずだ
「あら、それはわたくしがクラス代表を辞退したからですわ」
あ、なーるほど!そういう訳か…因みに今は食堂で僕のクラス代表決定パーティーとやらをしていた
「うんうん。シリちゃんはいい娘になったね~」
「ま、確かに前よりは良くなったわね」
Sコンビにそう言われるとオルコットさんは
「何をおっしゃいますか?わたくしは前からこうでしたわよ久留宮さん。それと歌原さん!いい加減その呼び方辞めて下さらないかしら!わたくしにはセシリア・オルコットという名前がありますの!」
歌原さんは少し悩んだような顔をしていたが…
「じゃあ…シーちゃん!」
「し、シーちゃんですか?」
「うん。
「ふ、ふん。シリちゃんと呼ばれるよりはマシですし、ちゃんと考えてますのなら構いませんでしてよ」
「あ、シーちゃん照れた!かわいい~」
「か、からかわないでくださいまし!」
…ちょっと助けるか
「歌原さん、少し落ち着こう。オルコットさんも大丈夫?」
「え、えぇ。それより
…ん?僕のこと名前で呼んだ?
「えっと…何かな?」
「そのオルコットさんというのは…セシリアと名前で呼んでくださいませんか」
そう言うと彼女は顔を赤くしていた。何でだろう…分からない
「えっと、セシリア…さん」
僕は言うと彼女は少し残念そうな顔をしていたが
「…ハイ!」
すぐにさっきまでと同じ顔に戻っていた
「はいはーい!私は新聞部の黛薫子でーす。今話題の織斑千秋君にインタビューに来ました。クラス代表になった感想を是非」
…そんな事言われてもなぁ
「ぼくh「彼は兄であるジョージ真壁を認めなかった世の中に復讐するつもりなんだよ。いずれロボットマフィアを率いて全人類を抹殺」しないから!」
歌原さんが横から言ってきた
てか兄さんの名前が真壁じゃないっていったよね!
「ふむ。千秋くんは自分の野望のためにIS学園に入学した…と。メモメモ」
「しなくていいですよ!そんな物騒な事をするつもりもありませんし!」
ほんと迷惑だから…
「では改めて感想を」
だからそんな事聞かれても…あ、そうだ!
「みんな!IS学園の前で「僕と握手!」って歌原さん邪魔しないでよ!」
「え~、いいじゃん別に」
「それ、ヒーローショーのやつだよね?」
うっ、それはそうだけど…
「じゃあ、最後に代表候補生のさんと千秋くんで記念写真…あ、そうだ!噂のSランクの二人もそれぞれ撮るから」
「えっ、それは後でもらえるのですか?」
「それくらい別にいいよ。せっかくだから握手してよ。ほら織斑くんも」
「あ、はい」
僕とセシリアさんは握手する
「じゃあいくよ。(sin²+cos²)×2は?」
「えっと…2かな?」
「正解!」
パシャ!
シャッターの音がした。まだ習ってないのにそんな問題出されても困るよ。それとこの状況…
「皆さんどうして写ってますの!?」
「え~、セシリアだけずるいよ」
「いいじゃん、クラスの思い出ってことで」
「そうだぞシーちゃん!私は婚約者がいるから別にどうでもいいけど他の皆からしたら千秋君は興味ビンビンなんだよ!」
ブハッ!
僕は思わず飲んでるシューズを吐きそうになってしまった。彼女今物凄いことカミングアウトしなかった!?
「歌原さんって婚約者いたの!?」
うわっ、クラスの女子達が食いつきはじめたよたよ
「うん。言ってなかったっけ?」
今初めて聞いたよ
「あ、千秋君千秋君」
「?…何、歌原さん」
「今までのことから考えて君は特撮好きのようだけど何が好き?」
歌原さんのその発言から…
「えっ!織斑君って特撮好きなの!?」
「やっぱり男の子だね」
一部の女子たちにそんな事を言われていた…べ、別にいいじゃん!
「僕はやっぱり『特捜ロボ ジャンパーソン』かな?『重甲ビーファイター』や『特警ウインスペクター』とかもいけるよ」
どうだ。これでも特撮は結構詳しい方だと自負してるんだよ
「私はね…『電光超人グリッドマン』や『超人バロム・1』かな?主題歌もかっこいいし、ライバルキャラだど『キングコブラ』や『魔天郎』が…」
…だめだ!ついて行けない!何その作品!何そのキャラ!
僕はまだまだ初心者だったのか…
「あれ?千秋君聞いてる?お~い」
「聞こえてるよ」
「あ、そう言えばあのキョウリュウジャーについて千秋君はどう思う?」
目をキラキラさせてそう聞いてくるけど
「う~ん。やっぱり正義の味方ってのはわかるんだけど…もっとチームワークを大事にしたほうがいいと思うよ。やっぱりヒーローなんだし」
ゴチン!
痛っ!誰!?
僕はそう思って振り向くと…
「貴方ね、ヒーローだって人間よ。織斑君も初対面の人といきなりチームワークをつけなさいと言われても無理でしょ」
確かにそうだけど…ってあれ?
「久留宮さんあの時ピットに居なかったよね?なんで知ってるの?」
「あれだけ大騒ぎになれば私の元にだって情報は届くわよ」
「ご、ゴメンゴメン」
確かに、普通そうか…その後パーティーは無事に終わった
〈千冬SIDE〉
私は今、同僚の山田君ととある物を調べに学園の一室に来ていた
「織斑先生、少しだけ彼らに関すると思われる情報が」
「よくやってくれた山田君。そしてどんな物なんだ?」
「ええ、古い記録書にあのゾウリムシのような怪物と似たのを見つけたんです。しかも三つ」
「それで、いつ頃の物なんだ?そして内容は?」
「はい、まずは一つ目1500年前の中国『星を降らせる魔物が現れる時、あらゆる物を打ち砕く勇者が現れこれを退ける』
二つ目は500年前のヨーロッパ『あらゆる病を操る悪魔が君臨した時、鋼の如き怪力をもつ勇者が降臨しこれを打ち倒す』
三つ目は400年前の日本、丁度戦国時代ですね『怒りのままに荒れ狂う傍若無人の怪物が姿を表した時、雷鳴を響かせる黄金の勇者参上しこれを一網打尽に斬り裂いていく』
これで全部です」
山田君がそう解説した。おそらくは…
「その化物がデーボス軍。勇者と言うのがキョウリュウジャーの事だろう。しかし、そうだとすると奴等は少なくとも1500年前から戦い続けてる事になるのか…」
「す、凄く長い戦いですね。アハハハ…」
「山田君、悪いが私はもう少しだけ調べたいことがある。付き合ってくれないか?」
「ええ、構いませんよ」
〈ナレーションSIDE〉
織斑千秋のパーティーの翌日、桐生大牙は今、スピリットベースにて1つのことに没頭していた。それは…
「おぉ。やっぱりいいなこのオープニング、あのイントロどうやったら出せるんだ?」
何やら特撮のDVDを見ていたようだった。するとスピリットベースの入り口が光出す
「誰か…って、大牙君しかいないか、なら変身の必要もないか」
ブルーはそう言うと変身を解除した
「おぉ!光汰じゃねぇか。どうしたんだ?」
大牙はそう言って彼…翔堂光汰に話しかけた
「うん。実は…ってそれって特撮?相変わらず好きなんだね」
「あぁ、なにか変か?」
「別に、そういうのは人それぞれだから…話を戻すけど実は相談が…」
「相談?」
「うん。キョウリュウジャーの事、妹に迷惑をかけてるんじゃないかと思って…」
「そっか。お前の妹声優だっけ?このご時世にISを上回る戦力を持つ怪物とそれに立ち向かえる戦士が現れたってのはIS委員会側や各国のお偉いさんとしては良くないしな…身内に芸能人がいるってのが知られたらそれこそどうなるか分からないし…」
「やっぱりそうだよね…」
二人がそう言うと再びスピリットベースの入り口が光出す
「おはよう。大牙…」
入ってきたのはピンクであった。彼女は光汰にガブリボルバーを向けて
「あなたは誰?どうやってここに?目的は?」
物騒な事を聞いてきた。まるで侵入者扱いである
「ちょ、ちょっと!ブルーだよ!そもそもここは基本キョウリュウジャーじゃないと入れないでしょ!」
光汰はそう言うと青い獣電池を見せた
「…なるほどね。顔を見てしまった限りこちらも平等でないと」
彼女、久留宮霧花はそう言うと変身を解除した
「これでおあいこね。にしても他のメンバーが来るかもしれないのに何故変身を解いたのかしら?」
「い、いや~雰囲気的にこういう場で変身した人と生身の人間が居るのは変かなって思って、それに僕はメンバー同士なら素顔を明かしてもいいんじゃないかって思ってるんだよ。この間の戦いはアリーナを見てる人たちに正体を知られたくなかったから…」
「なるほどね。ところで二人はさっきまで何をしていたのかしら?」
「おう!俺たちは特撮のDVDを見てたんだ!」
大牙はそう言って自分のパソコンを見せ、霧花はそれを覗き込む
「…あなたもこのような趣味が?」
「イヤイヤイヤ!ないから!?」
「ところであなたも能力持ってるのよね。どんな力なのかしら?」
「……」
霧花に聞かれ光汰は黙り出す
「大牙、彼の能力は何?」
「コイツの名前は翔堂光汰って言うんだ。能力は
「…それ戦闘に役に立つのかしら?」
「うっ!結構気にしている事を…」
光汰は落ち込む。彼は前回集まった四人と比べて能力は戦闘に向いているかというと微妙なのだ
「でも光汰はそれだけj「ところで二人は何について話してたのかしら?」…光汰の家の事情について」
「どんな?」
霧花が聞くと
「妹の事だよ。芸能人なんだけどこんな兄だし迷惑をかけてるんじゃないかって、それにキョウリュウジャーのこと知られたらどうなるかが気になって…ね」
光汰はそう説明すると
「兄…」
「?…どうしたの」
「!何でもないわ、それより一つ聞いていいかしら?」
「な、何?」
「あなた妹さんと仲はいいのかしら?」
「…まあ、いいほうだと思うけど」
光汰はそう答える。幼い頃から光汰の両親は家にいる事が少なかった為、妹とはよく一緒にいることが多かったのだ。仲は良い方に入る
「なら、これだけは言っておくわ。きっと妹さんはあなたの事を心配してるわ。それに…」
霧花はそう言ってから
「貴方がキョウリュウジャーをやってる事を否定しないと思うわ」
「そう…かな?」
「だったらさ、聞きに行こうぜ!今度イベントあったよな!その時俺たちも来るからさ!」
「何私も入れてるのよ…」
「でもその日学校休みだろ?4月16日」
「…なんで知ってるのよ」
「お前以外にもIS学園に知り合いがいるんだよ。そいつからの情報」
「情報社会ってホント怖い…」
「えっ!IS学園なの!?」
「…制服見て気づかないかしら?」
「いや、男だからIS触れる機会ないし…」
「そ、自己紹介がまだだったわね。久留宮霧花よ」
「えっと…翔堂光汰です。宜しくお願いします…って時間ない!」
彼はそう言うとスピリットベースを出ていった
「何の時間?」
「晩飯だよ。妹さんがアニメの初主演が決定したらしくってそのお祝いなんだって」
「なんで知ってるのよ…」
「さっき連絡が来たから」
「…そう」
彼等はそう言い終えるとスピリットベースを後にした
因みに光汰の方が年下ですが大牙の事を君付けしてるのは
「気楽に話しかけてくれ!」
と大牙が言ってるために君付けで呼んでいるという設定があります