〈ナレーションSIDE〉
イベント当日
「歌原さん、私でかけてくるから」
「おう!わかったぜ!霧ちゃん!こっちはエイリアンにインヴェートされないようにしたり、化身忍者が現れない様に気をつけるよ!」
「何よそれ」
霧花はそう言うと部屋を出ていった
◇
ここは光汰の妹…翔堂美久が出演しているアニメのイベント会場である。そこに…
「それで光汰、話は通ったのか?」
「うん、一応ね。大丈夫だよ」
「楽屋に入るなんて滅多にないわね。それに…」
彼女はそう言うと後ろを振り向く
「まさかIS学園の近くでやるとはね…」
「別に言うほど近くはないだろ?」
「まあね」
会場はIS学園の最寄り駅から一駅、その為振り向けばはっきりとIS学園のほぼ全体が見えるのだ
「にしてもあいつは悔しがるだろうな〜。こういうの好きだし」
「「誰?」」
光汰と霧花が聞くと
「ブラック。あいつゲームやアニメ大好きなんだよ」
「「へ、へぇ~」」
少し意外な情報であった。簡単に言えばブラックはオタクなのだ
「現役のヒーローがアニメオタクって…何か斬新ね」
「そうか?」
「あ、もうすぐ楽屋につくよ。キョウリュウジャーの事は僕からは聞きづらいから…」
「わかってる。タイミング見計らって俺が聞いてみるよ」
そう言うと彼らは楽屋のドアをノックした
〈千秋SIDE〉
「今日は…学校の外でも行こうかな…」
今日僕はとても暇だった。せっかくなので外にでようと思い準備をしていたのだ。そして準備を終えて僕は外に出て行こうとしたのだか…
「あら、千秋さんではありませんか。どこかにお出かけへ?」
「千秋か、何をしているのだ?」
二人に見つかった
「いや、買い物をしようと…」
折角だから最近の特撮の玩具とか知りたいし
「そ、それならわたくし達も買い物に行こうとしていたところですわ!是非一緒に行きましょう!」
「別にいいけど…」
「本当ですか!?」
セシリアさんが物凄く喜んでいた。何故だろう?
それよりも…
「二人とも随分仲はイイね」
「まぁ…な、私も新しい竹刀を買いに行こうとしていたところだ」
「そうなんだ、じゃ行こうか」
こうして僕達は駅を一つ移動して街についた
〈光汰SIDE〉
僕は今、仲間二人を連れて妹の楽屋の前に来ていた
コンコン
そしてノックするとドアが開いた
「あ、お兄ちゃんいらっしゃい!…その人たちは誰!?」
「えっと…友達!友達だよ!」
これで何とか…
「お兄ちゃん、友達は一人しかいないって言ってなかったっけ?」
「酷いよ!僕だって時間が経てば友達くらい増えるよ!」
「ゴメンゴメン」
「貴方達仲いいわね」
「うん、ってすごい美人さん!誰!?」
霧花さんにそんなことを言ってきた。今まで女の子の友達がいなかったからだろう、すごくびっくりしていた
「久留宮霧花よ。宜しく、因みにIS学園所属よ」
「マジですか!?いいなぁ~、私もIS学園に入りたい!」
「芸能界との両立はまず無理ね」
「うっ、問題はそこですよね…」
(似てるわねこの兄妹…)
「そういえば美久ちゃん、キョウリュウジャーって知ってる?」
大牙君がいきなりそんな事を聞いてきた。僕は美久の方を見ると
「う~ん。確かネットで情報を見ました。ISが効かない怪物をやっつけた謎の戦士…ですよね?都市伝説の」
僕達都市伝説化してるんだ…
「おう美久ちゃん的にはどう思う?」
すると美久は黙り込んだ。ヤッパリISより強力な存在は女の子としては良くは思わないか…
「彼等には感謝しています」
「え、何で?」
僕は思わず聞き返した
「だって、彼れがいなかったら今頃ここら一帯はどうなってたかわからないし、今日のイベントを無事に開催できたのも彼らのおかげと私は考えているんだよお兄ちゃん。何より今こうして平和に生きていられるのもキョウリュウジャーのおかげだよ」
「…」
僕は何も言葉が出なかった。まさかISに興味がある妹がキョウリュウジャーを肯定するとは思わなかったからだ
「光汰、お前はなんの為に…誰の為に戦うんだ?」
大牙君が美久に聞こえないように小声で呟く
(僕が…戦う理由…)
ドカァァン!!
「「「「!!」」」」
今の爆発って…まさか!
『〜♪(モバックル着信音)』
…どうやら本当のようだ
するとドアが開いて
「あ!いた!美久さんとお兄さんとそのご友人さん、外に怪物が!早く避難してください!」
「分かってる。けどここは俺達に任せて貴方は他の人たちの避難も」
「えっ!は、ハイ!分かりました!」
スタッフの人が来てそう言った
「美久、ここはとりあえず避難しよう」
「うん。分かった」
僕達はそう言って楽屋から出ていった
〈ナレーションSIDE〉
「ここがイベントとやらの会場か、やっちまえゾーリ魔!」
「「「ヌル!!」」」
ゾーリ魔たちがその声と共に会場を壊そうとした時
「何やってるんだデーボス軍!」
「あ?」
そこには大牙、光汰、霧花、美久がいた
「あれが噂の…」
美久がそう言うとデーボ・モンスターは美久を見て
「お前、今日のイベントにでる予定のやつだな」
(((何で知ってるんだ!?)))
キョウリュウジャーはデーボ・モンスターがアニメのイベントの出演者を知ってることにある意味驚かされていた
「はい、そうですけど一体何を…」
「簡単な話だ!楽しみにしていた事が中止となれば人間は哀しむだろう。俺様、デーボ・ハッパーンはそのために生み出されたのだ!まずはこの会場を爆破してやろうと思ったのだが…出演者が怪我をしたほうが哀しみが倍増しそうだな!」
「「「なっ!」」」
デーボ・ハッパーンは翔堂美久に重傷を負わせた上で会場を爆破しようと作戦を変更したのだ
「…させない」
光汰は何かを決心したようにつぶやく
「何だと?」
デーボ・ハッパーンはそう返し
「お、お兄ちゃん?」
美久はいつもと雰囲気が違う兄に戸惑っていた
「美久、ここはお兄ちゃんが…僕達が何とかする!だから安全なとこに隠れてるんだ!」
「で、でもそれだとお兄ちゃん達g「大丈夫!」…!」
美久は驚いていた。いつも情けない兄がこんなにもはっきりと強く何かを言うのは珍しかったからだ
「確かに僕は情けない兄ちゃんだよ。家事なんて一切できないし、勉強も得意じゃないよ。でも…お兄ちゃんが美久との約束を破ったことはあるか?」
美久はその言葉にハッとなる。兄はいつも自分がなにか言ったらきちんと約束を守ってくれた。去年の誕生日プレゼントも約束通りに買ってくれたし一昨年のクリスマスも養成所からの帰りが遅くなってもずっとケーキを一人で食べずに待ってくれていた。何よりも、声優になって今回のイベントのアニメで初めて主演を務めることが決まった時に一番喜んでくれたのが兄だった
それも昔…
『美久が主役になったら兄ちゃんが誰よりも一番喜ぶよ!約束だ!』
ということがあったからだ。
だから今回もきっと…
「おい!話は済んだのか!?」
「光汰、霧花、そろそろいけるか?」
「うん、大丈夫!」
「私もよ、今日はいいもの見せてくれたし、ここで変身に躊躇するなんて私が納得しないわ」
(変身?)
美久は三人の言葉がよくわからなかった。すると三人はガブリボルバーと獣電池を取り出した
「「「ブレイブイン!」」」
三人は獣電池をガブリボルバーに装填する
『ガブリンチョ!ガブティィィラ!!』
『ガブリンチョ!ステゴッッッチ!!』
『ガブリンチョ!ドリケェェェラ!!』
「「「キョウリュウチェンジ!」」」
その言葉と共にガブリボルバーのシリンダーを回しそこから流れるサンバのリズムとともに踊り出す
「「「ファイヤー!」」」
すると三人のガブリボルバーからキョウリュウスピリットが発射され、彼らの体と一体となる
「うそ!お、おおおおお兄ちゃんがキョウリュウジャー!」
「あっ、美久この事は…」
「…分かってるよ。内緒でしょ!」
「うん。OK!」
〈千秋SIDE〉
あれから三人で買い物をしていたが…
「何かあったのかな?」
帰り道、周りの人たちが慌てる様子だっのだ
「何かあったのですか?」
「へ、変な化け物が!」
「「「!?」」」
もしかして…デーボス軍?僕はセシリアさんと箒ちゃんと顔を合わせた
「その怪物はどこに?」
「あ、あっちのイベント会場だよ!」
そう言うとその人は逃げてしまった
「…どうする?」
「現場に行くのは危険だろ」
「ギリギリまで近づいて様子を見ましょう。ハイパーセンサーを使う手もありますが勝手にISを起動させますのはよろしくありませんので」
「…よし、そうしよう」
僕達はそうして会場に向かって走り出した
◇
走り出してしばらくしてから
「「「ヌル!」」」
「「「!」」」
ゾーリ魔とかいう怪物が僕達の方に向かってきた
(まずい!)
そう思った時だった
バキュュュン!
突然の銃撃音とともに現れたのは…
「オイオイ、折角今日のイベント楽しみにしていたのにこれはないだろ?」
キョウリュウブラックだった。彼は例の黄色い銃の銃口に息を吹いていた
「おい、そこの三人!とっとと寮に帰っておとなしくしてろ!」
そう言ってその場を去っていった…ん?
「大丈夫ですか、千秋さん!」
「うん。けど…」
「「けど?」」
「あの人、なんで僕達が寮に暮らしてるの知ってるんだろう?」
僕のその言葉にセシリアさんと箒ちゃんも確かにといった顔になる。けど今は…僕らは再び走り出した
〈ナレーションSIDE〉
再びキョウリュウジャー三人とデーボ・ハッパーンとの戦いの場
「よっしゃ!聞いて「ちょっと待って!」何だよ折角いいところだっのに…」
レッドがブルーに対して言うと
「折角だからこの間レッドがスピリットベースで見てたあの名乗りをやってみようよ!霧花さんも見てたよね!」
「ええ、いいわ。たまには違うのもやってみたいし」
「そっか。よっしゃ、いくぜ!」
そう言うと三人は左手を重ね合わせると右手にガブリカリバーをもつ
「ザラード!」
「イラード!」
「ガラード!」
三本のガブリカリバーを交差させ、そのまま空に掲げると
「「「唸れ!ガブリカリバー!!」」」
カキィィイン!
ガブリカリバーは唸りをあげる。そして右手を構えると
「「「我ら!獣電戦隊キョウリュウジャー!!」」」
説明しよう!これは嘗てその身を犠牲にしてアクマ族の地上侵略を喰い止めた『アクマイザー3』の『ジャンケルクロス』である!これを行う事によりアクマイザー3は三倍の力を発揮できたのだ!!
「荒ぁ~れぇ~るぅ~ぜぇ~!とめてみな!」
◇
そこから少し離れた場所では
(お兄ちゃん頑張って!)
美久が皆の勝利を願い隠れていた、すると
「あっ、君ここで一体…」
その言葉に振り向くと
「キョウリュウジャーが戦って危ないからここにいるの」
「僕達もいい?」
「責任は取らないよ」
織斑千秋たちがいた
◇
「ヒャッホォ〜イ、どんなもんじゃい!!」
三人はゾーリ魔たちを蹴散らしていった
「よし、アームド・オンだ!」
「「分かった(わ)!」」
そう言うと三人はそれぞれ自分の獣電池をもう一本出してガブリボルバーの上部に装填し、カバーを開閉したあと右腕にシリンダーを当てて滑らすように回す
「「「アームド・オン!」」」
すると三人の右腕に装甲が追加され、右手にはそれぞれの専用武器『獣電アームズ』が現れる
「ガブティラファング!」
「ステゴシールド!」
「ドリケランス!」
レッド、ブルー、ピンクはそれぞれ自分の獣電アームズでゾーリ魔たちを蹴散らしていく
「何だと!?」
「行くぜ!今日は何もまだ能力使ってないからな、喰らえ!ガブティラ岩烈パンチ!!」
レッドは怪力の能力を使いデーボ・ハッパーンにガブティラファングでダメージを与える
「くそ!」
デーボ・ハッパーンはダメージを喰らった直後
「喰らいやがれ!発破ビーム!」
デーボ・ハッパーンはそう言ってピンクの方めがけてビームを発射する
「なっ!油断していたわ!」
ピンクがそう言うがビームが爆破してしまう
「ダーハッハッハ!これで一人…!?」
爆破が晴れた時、ブルーがステゴシールドを使って爆発の衝撃を防いだのだ
「あなた…」
「だって仲間でしょ?これくらい当然だよ」
ブルーがそう言うと
「くそ!ならばもう一発」
ハッパーンはもう一度ビームを放つ、しかも今度はブルーたちの足元に命中したため流石にシールドで衝撃は防ぎきれず
ドカアァァン!
「「ウワーーー!!」」
二人は爆発に巻き込まれた。ピンクにいたってはドリケランスが手元から離れてしまったが
「よっと!」
レッドが見事にキャッチする
「ピンク、使わせてもらうぜ!」
「え?」
するとドリケランスが回転しだすが…
(私が使った時よりも回転が強くなっている!?)
「貴様、一体何を!?」
「喰らえ、スティンガードリル!ストライクブラスト!!」
(名前違う…)
ピンクはそう突っ込んでいたがレッドはドリケランスを使ってハッパーンに強烈な一撃を与えた
「ぐはっ!こ、この俺が!?」
ハッパーンが膝をついたあと
「おっしゃ!名乗りに続いて必殺技も行くぞ!名付けて『恐竜陣アタック』だ!」
「うん(ええ)!」
ブルーとピンクは腕を合わせ
「「アーム・クロス!」」
足場をつくると
「ブレイブイン!」
レッドは獣電池をガブリカリバーに装填する
『ガブリンチョ!』
その音声の後レッドは
「ホップ!」
ジャンプながら前進し
「ステップ!」
再びジャンプして前進すると
「ジャンプ!!」
ブルーとピンクがつくった足場を踏み台にして三度ジャンプするとガブリカリバーのレバーを引く
『バモラ!』
「恐竜陣アタック・ブレイブフィニッシュ!」
レッドはハッパーンを切り裂いた
「グワーーー!!」
ドカアァァン!
「よっしゃーー!!」
「やった!」
「ええ!」
そう言い合っていると
「すごいよ!キョウリュウジャー!」
今まで隠れてた美久、そして千秋たちも出てきた
「何をしているのあなた達?」
「いや~、ちょっと気になって…」
「言っておくわ、危険だから近づかない方が安全よ」
「でもやっぱり気になりますわ!」
「そうだ!お前たちは一体」
すると…
「あ~、俺様のハッパーンが~」
「お前は哀しみの戦騎アイガロン!」
「えっ、幹部!あれが!?」
「私達もいるわよ〜!」
「ラッキュー!」
喜びの戦騎キャンデリラと楽しみの密偵ラッキューロが姿を表した
「アイガロン様、助けてあげるよ」
「はぁ~、どういうことだ?」
「そ・れ・は〜、ラッキューロ!」
「ハイな!え~と、これでもない、こっちも違う」
ラッキューロは腹のガマ口からいろいろなものを取り出した後、目当てのものが見つかり
「あった!スクスク〜ジョイロ〜!」
するとそこから出る水をハッパーンにかけると
「ウオォォォ!」
「でっかくなっちゃった!」
「えぇっ!」
「すげ〜、あとは任せたぞ。ハッパーン」
そう言って三幹部は姿を消した
「どうしよう!」
「あんなのどうやって対処するのですか!?」
皆が皆色々言い合っていたが…
「みんな!大丈夫か!?」
そこにトリンが現れた
「何(ですの)(だ)あれ((は))!?」
IS組は新たに現れた存在に警戒していたが
「おお!トリン!」
「大丈夫だけど…」
「どうしたのかしら?」
「あっ、他の場所は大丈夫なのか!?」
レッドは会場の周りの他のエリアにもゾーリ魔が出たのか心配していたがそこにブラックとグリーンがくる
「大丈夫だよ、レッド」
「ああ、こっちも片付いた」
「ブラックもきていたのか!」
「ああ、今日のイベント楽しみにしてたのにこんな大惨事だぜ、酷くね?」
するとトリンが
「うむ。それよりレッド、ブルー、ピンク君達の獣電竜を呼ぶのだ。今の君たちならカミツキ合体ができる!!」
「えっ!合体!?」
「そんなことができるの!?」
キョウリュウジャーはそう言うが…
((((獣電竜?カミツキ合体?))))
先程まで隠れていたIS組や美久にはちんぷんかんぷんであった
「よし!いくぜブルー、ピンク!」
「うん(ええ)!」
「「「ブレイブイン!」」」
「こ〜い!ガブティラ!!」
「来て!ステゴッチ!!」
「来なさい!ドリケラ!!」
三人は獣電池を空に向かって投げた。すると…
「「「ギャオォォォ!」」」
「な、何あれ!?」
「恐竜ですの!?」
「そんな馬鹿な!?」
千秋たちは仰天していた。目の前に機械の体をもつ恐竜が現れたからだ
「いくぜ!カミツキ合体!!」
するとガブティラはステゴッチ、ドリケラの獣電池を読み込んだあと二体を首と尻尾の付け根に合体させ、足を90°回転させた。すると三人はコックピットに転送される
『キョウリュウジン!』
「「「完成!キョウリュウジン!!」」」
「何!?」
デーボ・ハッパーンは新たな敵に驚いていた
「くそっ!さっきみたいにはいかないぞ!くらえっ!」
ハッパーンはまたも発破ビームをかますが
「それはこっちの台詞だよ。ステゴッチシールド!」
右腕のステゴッチシールドで難なく防いだ
「馬鹿な!?」
ハッパーンはやけくそになったのかビームを連射するが効果がなくキョウリュウジンは前進し、ついに目の前に来た
「くらいなさい!ドリケラドリル!!」
今度は左腕のドリケラドリルで攻撃をかまし続ける
「よっしゃ!そろそろ決めるぜ!」
レッドがそう言うと右肩のガブティラヘッドにキョウリュウスピリットが集まる
「「「キョウリュウジン・ブレイブフィニッシュ!」」」
ドカアァァァァン!!!
ガブティラヘッドからビームが放たれデーボ・ハッパーンをついに倒した
〈千秋SIDE〉
「すごい…」
キョウリュウジャー…彼らの圧倒的戦力に僕たちは黙って見てるしかなかった。その後、再びキョウリュウジャーはどこかへ行ってしまった。彼らは一体何者なのか…謎は深まるばかりだ
〈ナレーションSIDE〉
その後、スピリットベースでは…
「「「カンパーイ!」」」
大牙が光汰と霧花の対面会等と称してパーティーを開いていた
「いや~、やっとだよ。ここまで長かった…」
「そんなに?」
「まあ、確かにこれまで素顔を合わせる機会なんて皆無に等しかったからね。事情もあるのだろうし」
「おお!そういえば光汰、美久ちゃんのアニメのイベント結局どうなったんだ?」
「一応、開催できるって。美久もファンに迷惑かからなくって良かったって言ってたよ」
「あら、随分ファンの事を大事に思ってるのね」
「そ、そお〜」
「なんでお前が照れるんだよ」
彼らはそう言いながら笑い合っていた
「まさか本当にカミツキ合体を成功させるとは…ブレイブすぎる!」
トリンはそう言ってフィンガースナップを決めた
◇
一方同じ頃…とある道場にて
「ハアァァッ!」
そこにいた一人の青年が竹刀を振るっていた
「レッドはあの時、俺の力を…」
彼…キョウリュウグーンこと
つまり、あの場に自分がいた事はレッドには既に知られていたのだ。そして自分の能力を使った。つまりそれは…
「…!俺は、俺はこんな力!」
彼はそう言うと持っていた竹刀を近くにあった瓦に叩きつけた
すると
バアァァァン!
瓦がいとも簡単に粉々に
彼は一体なぜ自分の力を憎むのか…
デーボ・モンスターの名前の由来は火薬などを意味する
発破からです
大牙達が言うように正体をIS学園側に知られないようにする為にキョウリュウジャーのメンバーはお互いの素顔を知っても暫くはスーツカラーで呼び合わせます。ご了承を