ISの世界の強き竜の者   作:大鉄人ワンセブン

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今回はIS学園側のキャラは出ません(あえて言うなら久留宮さんが少しだけ出る)、楽しみにしてた読者の皆様、誠に申し訳ございません!


ブレイブ11 『ダァァッ!悲しき剣士』

 〈ナレーションSIDE〉

 

 

ここはIS学園とはまた別のとある高校の1クラス

 

 

「ではこれで今日のHRは終了とする。皆、危ないところによるなよ」

 

 

『はい!』

 

 

帰りのHRの終了…それは部活に係や委員会、そして用のないものは下校ということを告げるもの、そして教室から出生きて廊下にいる徒たちは…

 

 

「放課後何処かに寄っていかない?」

 

 

「それいいじゃん!何処いく?」

 

 

「私カラオケ〜」

 

 

「俺はファミレスとかがいいかな〜」

 

 

「あ~、俺は部活があるから無理だわ~」

 

 

などと言ってる中に…

 

 

「今日も動物達の餌やりか〜。少しは誰か手伝ってくれないかな〜、まぁ動物好きだから良いけどさ…」

 

 

翔堂光汰がいた。ここは彼が通っている私立高校なのだ。そして自分の能力の関係もあって動物係を担当しており学校で飼っている動物とは仲良しなのだ。因みに彼が担当する時の餌は光汰自身が作ってきた物もある。そして校庭まで出ると動物小屋のあるところまで行く

 

 

「皆、元気にしてた?」

 

 

光汰が学校で飼われている動物達に話しかけると…

 

 

『光汰!今日の授業とやらどうだった!?』

 

 

『戦隊とやらの悩みが解決してから随分元気になったじゃないか』

 

 

『お前も皆と同じ高校生とやら何だからよ、少しは今を楽しめよ』

 

 

などと返してくる。これらの声は学校の校庭で飼われている動物達の声である。勿論この学校では彼以外にこの声が聞こえる者はいない

 

 

「まぁね~。あ、これ今日の皆の餌だから!」

 

 

光汰はそれぞれにあった餌を与える

 

 

『うんめえぇぇっ!』

 

 

『ヤッパ光汰が持ってきた食い物は違うよな!』

 

 

『言えちょるわ〜』

 

 

などと発言しており、彼らも大満足の様子である。その後も希望のものにマッサージを施すなどをして、一仕事終えて教室に戻った時だった

 

 

「ん?これって…」

 

 

教室の隅に竹刀があった。恐らくはクラスの剣道部の人が置いてきてしまったのだろう…そう思って名前を確認すると

 

 

「斑鳩…瞬って!ホントに!?あの人少し苦手なんだよなぁ…」

 

 

斑鳩瞬…キョウリュウグリーンの物であった。実は彼もこの学校に在籍しているのだが彼らは互いにキョウリュウジャーとしての素顔の面識はない。あくまで同じクラスの人といった認識である

 

 

「はぁ〜、仕方ないけど届けたほうがいいよね…」

 

 

光汰はそうして教室を再び出ていった

 

 

       ◇

 

 

その頃、剣道部の部室では…

 

 

「おい瞬!お前自分の竹刀はどうした!」

 

 

斑鳩瞬は剣道部の先輩に竹刀の話を持ち出されたが…

 

 

「…無くしました」

 

 

「ふざけるな!それでも剣道部としての自覚があるのか!?」

 

 

その先輩が怒鳴り散らすように近くの壁を叩いた

 

 

「別にそう言うわけでw「すみませーん、斑鳩くんいますか〜?」…俺だけど…」

 

 

部室に誰かが来た。よく見れば自分と同じクラスの生徒であった

 

 

瞬はそのように考えていた

 

 

「あ、これ斑鳩君のでしょ?教室にあったから…」

 

 

部室に入ってきた彼、光汰はそう言うと瞬に竹刀を手渡したがが…

 

 

「…なぜ持ってきた?」

 

 

「え!?だってこれないと部活動できないでしょ!?」

 

 

光汰からそのように指摘を受ける

 

 

「そうだぞ瞬、ちゃんと竹刀があるなら最初から持ってくればいいだろ」

 

 

先輩が瞬に対して言うと今度は光汰の方へ向き

 

 

「申し訳ない、実力は確かなのですがヤル気が感じられなくて…」

 

 

「えっと…3年の先輩ですか?」

 

 

「ああ、ついでにこの剣道部の部長をやっている者だ。おい瞬、お前も…っていない!あいつどこ行った!?」

 

 

部長が他の部員に尋ねると

 

 

「あ~、さっき出て行きましたよ。用事ができたとか」

 

 

「用事だぁ!?全くあいつは…」

 

 

部長はそう言って呆れているがこのままというわけにもいかないので瞬を探しに部室から出ようとしたが

 

 

「あの…僕が行きましょうか?先輩は忙しそうですし…」

 

 

光汰がそのように言う。光汰的に部員をまとめるべき部長が長いこと時間を空けるのは良くないと判断したからだ

 

 

「すまねえな。何の関係もないお前に苦労をかけさせちまって」

 

 

「いえ、そんなことは無いですよ。では行ってきます」

 

 

光汰はそう言うと部室から出ていった

 

 

       ◇

 

 

場所は変わってとある広場

 

 

「俺は…何のためにこの能力(ちから)を…」

 

 

彼、斑鳩瞬は悩んでいた。自分の能力に…そこへ

 

 

「すみませーん、ボール取ってくださーい!」

 

 

自分の足元に野球のボールが転がってきた普通なら手で拾ってその子供たちに投げるのが普通だろうが…

 

 

シュッ!

 

 

瞬は足で蹴ったのだ。まるでサッカーボールを蹴るように。その光景に子供たちは…

 

 

「…今の人、野球のルール知らないのかな?」

 

 

「さあ?馬鹿なんじゃないの?」

 

 

ムカッ

 

 

瞬だって人間だ。子供にそんな事を言われれば腹も立つ。しかしそんな事に構う暇もない、そして何よりも仕方ないのだ。彼は自分の手を見つめながら…

 

 

「俺には…厄介な能力(ちから)があるからな…」

 

 

瞬はある事を思い出していた。それは自分の能力を恨むきっかけとなった出来事である。それは…

 

 

「か、怪物だァーー!!」

 

 

「!?今の声は…」

 

 

瞬は叫び声がした噴水の方向へ向かって行く

 

 

「やれ!ゾーリ魔!」

 

 

「「「ヌル!」」」

 

 

案の定、デーボ・モンスターとゾーリ魔がいた。瞬はコッソリと誰もいないところへ移動し緑色の獣電池を取りだす

 

 

「ブレイブイン!」

 

 

『ガブリンチョ!ザクトォォォル!』

 

 

「キョウリュウチェンジ!」

 

 

その声とともにガブリボルバーのシリンダーを回し、そこから流れるリズムと共に踊り出す

 

 

「ファイヤー!」

 

 

そしてキョウリュウスピリットが発射され、彼の体と一体化して敵の元へ行く

 

 

「待て!デーボス軍!」

 

 

グリーンのその声にデーボス軍は反応する

 

 

「お前達、早く逃げろ」

 

 

グリーンは逃げ遅れた人達にそう告げるように言ってデーボス軍に立ち向かっていく

 

 

「くらえっ!斬撃無双剣!」

 

 

グリーンはガブリカリバーを使って剣による攻撃を放つ。その動きは荒々しくも美しさが備わっていた

 

 

「中々やるな〜、だが一人では俺には勝てんぞ!」

 

 

デーボ・モンスターはそう言うがグリーンはある一点を見て

 

 

「言っておくけど俺一人じゃないよ」

 

 

グリーンがそう言うと噴水の水に波紋が広がっていた。そこから

 

 

「「トウッ(よっと)!」」

 

 

キョウリュウレッドとキョウリュウブルーが現れた

 

 

「勇気凛々!腕はビンビン!笛の音色はブレイブだ!キョウリュウレッド・アズナンバー1!!」

 

 

「硬い鎧は何の為、愛するものを守る為。気高き闘士・キョウリュウブルー!」

 

 

(何やってるんだ?)

 

 

グリーンはいきなりいつもと違う名乗りをしだしたレッド達にそう突っ込んでいた

 

 

「…レッド、これでよかっの?グリーンと敵さん思いっきり引いてるんだけど…」

 

 

「気にすんな!きっと…照れ隠しだ!」

 

 

「今ちょっと間が開いたよね!?実際どうなのさ!?」

 

 

下だらない。まさにその一言であった

 

 

「レッドとブルーか、この組み合わせは本当に多いな」

 

 

グリーンがそう言うとブルーが

 

 

「今日は人を追いかけてたんだけど急に呼び出されて…」

 

 

グリーンはため息をついて

 

 

「ブルー、足手まといになるなよ」

 

 

「…グリーンホントに酷いよね」

 

 

「…何か言ったか?」

 

 

「イエ、ナニモイッテナイ」

 

 

グリーンの少しドスの聞いた声につい片言になってしまうブルーであった

 

 

「おいおい二人とも、喧嘩は後にして今はデーボス軍だ」

 

 

「ああ(そうだね)!」

 

 

三人は自分の獣電池をもう一本取り出し

 

 

「「「ブレイブイン!」」」

 

 

ガブリボルバーに装填し

 

 

「「「アームド・オン!」」」

 

 

ガブリボルバーのシリンダーを右肩に当てて回す

 

 

『『『メッチャ・ムーチョ!』』』

 

 

「ガブティラファング!」

 

 

「ステゴシールド!」

 

 

「ザクトルスラッシャー!」

 

 

それぞれの獣電アームズがでてくる

 

 

「おら!ガブティラ岩烈パンチ!」

 

 

「喰らえ!ステゴシールドパンチ!」

 

 

レッドとブルーが打撃技でゾーリ魔を蹴散らし、

 

 

「もう一回行くぞ!斬撃無双剣!」

 

 

グリーンはザクトルクラッシャーによる斬撃無双剣でゾーリ魔達を切り裂いていく

 

 

「グリーンの武器の切れ味凄いね…」

 

 

「本当ならもっとすごく出来るんだけどな…」

 

 

「え?それってどういう事?」

 

 

「いや、何でもない。オラッ!これで最後だ!」

 

 

レッドが最後のゾーリ魔を片付ける

 

 

「クソ!このデーボ・ローヤローヤ、今はお前たちにかまってる暇はない!」

 

 

デーボ・ローヤローヤはそう言ってものすごいスピードで逃げていった

 

 

「デーボ…老化坊や?」

 

 

「ローヤローヤだ。ブルー、いつも思うがなぜお前はそうよくデーボ・モンスターの名前を間違える」

 

 

「いや、ただの聞き間違い?」

 

 

「なぜ疑問系なんだ。たくっ、今日はこう次ぎから次へと面倒くさい奴に合う」

 

 

ブルーとグリーンがそんな事を言い合っていると

 

 

「おーい!早く来いよ!」

 

 

レッドにそう言われて来てみると基地へと繋がるレリーフがあった

 

 

「…何でこんな人目につきやすいところにスピリットベースへの入り口があるんだ」

 

 

グリーンは呆れた感じで言うが…

 

 

「おい、せっかくだから来いよグリーン。どうせ獣電池少なくとも2本は空だろ?」

 

 

「…仕方ない」

 

 

その言葉とともに三人はスピリットベースに移動した

 

 

        ◇

 

 

その頃、スピリットベースでは

 

 

「多分これ…大牙のね」

 

 

久留宮霧花がいた。彼女はレッドとブルーが戦闘に向かった頃はまだISの訓練などをしていた為に現場には迎えなかったのである。今来たところ机に特撮のDVDが置かれていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

するとスピリットベースの入り口が光だす

 

 

「よっと、おっ!霧花来ていたのか!」

 

 

「ええ、さっき学校が終わったから…同室の娘の目を欺くのに苦労したけど」

 

 

レッド、ブルーが入ってきた。そして二人は変身を解除すると

 

 

「!?大河、そいつらは…恐らくはブルーとピンクか!?」

 

 

グリーンが入ってきた。実はあの時グリーンは少し遅れて入り口に入っていったのだ。

 

 

そしてグリーンは光汰を見て

 

 

「!…お前は!」

 

 

「え?えっと…何処かでお会いしましたっけ?」

 

 

「ふざけるな!お前のせいで今日俺は!」

 

 

グリーンはそこでまだ自分が変身している事を思い出すと

 

 

「…いや、何でもない」

 

 

彼はそう言って空になった獣電池をチャージボックスに入れてスピリットベースを出ていった

 

 

「…光汰、貴方グリーンに何したの?」

 

 

「えっ!いや、僕に聞かれても身に覚えが…」

 

 

霧花と光汰がそんな会話をしていると

 

 

「あっ、そうだ。確かグリーンは…」

 

 

大牙はそう言ってスピリットベースを出ていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5分後……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま!」

 

 

「おかえり…と言いたいところだけど何をしに行ってたのかしら?」

 

 

「僕も気になる。グリーンに関係する事ぽかったけど…」

 

 

霧花と光汰は一体大牙が何をしにスピリットベースから出ていったのかを聞くと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「履歴書」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「履歴書!?」」

 

 

二人は驚いていた。何故大牙がグリーンの履歴書何かを持っているのかと…

 

 

「いや~。あいつ真面目そうだったからさ〜、冗談半分で獣電竜に勝ったあと、『履歴書出して』なんて言ったら本当に出してきてさ、捨てるのなんだからもしもの為に俺の方で厳重に保管してたのよ。勿論悪用はしてないから」

 

 

「真面目すぎるでしょ…」

 

 

「将来は詐欺に引っ掛かりそうね…」

 

 

二人はグリーンについて思った事をそれぞれ述べていた

 

 

「ところでどうするのそれ?」

 

 

光汰が聞くと

 

 

「ここに書いてある住所からグリーンの家を探して行ってくる」

 

 

「…それいいの?」

 

 

「ケース・バイ・ケースだ!それに会社の上司が部下のお見舞いに住所を調べて見舞いに来てくれる事だってあるだろ?学校だと先生が家庭訪問とかする時も調べてるし大丈夫だろ」

 

 

「…そんなもんなのかなぁ」

 

 

「それにあいつは自分の能力に悩みを抱えてるみたいでな。俺もその理由までは詳しく聞いたことが無いんだ。だからちゃんと聞きに行こうと思ってな。ついでに光汰お前知り合いっぽいから来い」

 

 

「えぇぇっ!…わ、わかったよ!行けばいいんでしょ、行けば!」

 

 

「決まったな。悪いが霧花、俺達は…」

 

 

「別に構わないわ。私もそろそろ寮に帰らないと怪しまれるもの」

 

 

こうして大牙と光汰はスピリットベースを後にした

 

 

        ◇

 

 

そしてとある道場…その門の前に2人は来ていた

 

 

「たのもー!」

 

 

「ちょっと!何道場破りみたいなノリで来てるのさ!」

 

 

「よく言うだろ?道場は破るためにある!」

 

 

「それルールとか規則だよね!?いや、どっち道破っちゃダメだけど」

 

 

2人がそんなことを言い合っていると

 

 

「…君達は何をしているのかね?」

 

 

門が開いて強面の人がそこにいた

 

 

「えっと…僕達は…」

 

 

光汰は内心焦っていた。彼らはこの道場に住んでいるはずのキョウリュウグリーンに会いに来たのだ。しかし、今光汰は彼の名前を知らないのだ

 

 

「…もしかして私の息子、瞬の友達か?」

 

 

「え?…瞬?」

 

 

その名前に光汰は一人の人物を思い浮かべた。それは先程まで探していた人物と同じ名前だったからだ。しかし、ここは道場だ。門下生に志願してきたとしてもおかしくは無い。寧ろそちらのほうが頭に浮かぶのではないのか?そう思っていると

 

 

「いや何、君が着ている服が息子と同じものだったのでな…」

 

 

そう言われて光汰は自分の服装を見ると自分が通ってる高校の制服のままだという事に気がついた。光汰は同じクラスの瞬を探していたところを大牙に呼ばれたのだ。つまり今の今まで制服のままなのだ

 

(やっぱり、瞬って同じクラスの斑鳩君だ。よく見れば『斑鳩道場』って看板があるし。そうなるとさっきグリーンが怒鳴った理由もなんとなく心当たりがある。竹刀を持って部室に来た時露骨に嫌そうな顔してたからなぁ…)

 

 

「まあいい。もう一人の方、君も友達だろ?中に入りたまえ、茶ぐらい用意しよう」

 

 

そう言われて二人は道場の中に入っていった

 

 

       ◇

 

 

二人は今、とある一室で正座をしていた

 

 

「何か…なかなか立派な道場だね」

 

 

「何せ戦国時代から続く暗殺剣術の家系らしいぜ。開祖が忍者だったために忍術を組み合わせた華麗な無双剣っていう技を使う独特の流派らしい。瞬のは獣電竜との戦いで身につけた斬撃剣を組み合わせたオリジナルの斬撃無双剣っていうんだけどな」

 

 

「あ、暗殺…」

 

 

(同じクラスに暗殺剣術を学んでる人がいたなんて…ちょっと怖い…というか忍者って言ってたけどどこの流派を取り入れてるんだろう…)

 

 

「確か忍術の流派は…戸隠流が主流だったな。他にもいくつかあるって聞いたけど」

 

 

「そんな流派があるんだ…それ強いの?」

 

 

「強いと思うぜ?FBIやCIAには戸隠流の修行をする役職があるって話だし」

 

 

「それホント!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単に言えばFBIやCIAの中には忍術修行している者たちがいるということである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホントだ。因みに忍術は伊賀流と甲賀流が有名だか古武道としての技が受け継がれてきたのは戸隠流だけた。とはいっても磁光真空剣使ったり磁雷神は出てこないからな」

 

 

「いや、何のことだか全くわからない…」

 

 

すると瞬の父である斑鳩豪斬がくる

 

 

「しかし、あいつにまた友達ができるとは…私としては嬉しい限りですな」

 

 

「…昔斑鳩君に何かあったんですか?」

 

 

「ああ、なんでもあいつがまだ五歳の頃、友だちと一緒に遊んでいた時に誘拐されたことがあったらしい。その犯人は単独犯だったのだか左肩を負傷してな…警察に逮捕されたのだよ」

 

 

(それと友達と一体何の関係があるんだろう?)

 

 

「だが…ここからが不思議な話でな、何でも犯人が言うには瞬に左肩を銃で撃たれたというのだ」

 

 

「「え?」」

 

 

5歳の子供が銃を撃った…拳銃は仮に犯人から何らかの形で奪ったのだろう

 

 

だとしても拳銃は威力が強い分その反作用も強いと聞いたことがある。子供がその衝撃に耐えられるのか?そもそも…

 

 

「ここ、剣道場ですよね?銃なんて異端…どころか日本は基本銃の使用以前に所持が認められてないですよね?」

 

 

「あぁ、その頃から真剣の訓練はさせていたが銃はな…」

 

 

(あんた自分の息子に何してんだ!?)

 

 

「しかし、事件のあと警察に聞いて資料の写真などで見せてもらったが犯人の左肩には確かに何かが貫通した跡があったのだ。しかし瞬は銃など…いや待て、確かそれっぽいものなら持っていた」

 

 

「それっぽいもの?」

 

 

銃っぽいものとは何か?光汰は考えてみる。モデルガン?いや、自分はモデルガンを見た事ないからそれで人を負傷できるのかは知らない。だとしたら…まさかそれはガブリボルバーの事でその頃からキョウリュウジャーとして活動していたのか?等と…

 

 

そして返ってきた返事が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「確か…BB弾とかいったか?いや、私はそのような物に詳しくなくてな。申し訳ない」

 

 

「…」

 

 

光汰は軽く引いていた。BB弾は目などの部位に当たれば十分に危ないが人体を貫く程の威力は無い。それくらいは光汰も知っていた。だがすると一体…

 

 

「ああ、すまない。こんな話しをして悪かったな。今茶菓子を用意しよう、気に入ってくれると助かる」

 

 

その言葉を聞き大牙と光汰は礼を言うと豪斬は部屋を出ていく

 

 

すると大牙が真面目に何かを悟ったような顔をして

 

 

「多分、凶器はそのBB弾だ。撃ったのはやはり瞬…」

 

 

そんなことを言い出しはじめて思わず光汰はズッコケだ

 

 

「なんでそう断定できるのさ!?」

 

 

「言ってなかったっけ?グリーンの能力は『性能強化(アームズ・コントローラー)』つってな、手にしたものの力を強化できるんだよ。刃物なら切れ味が鋭くなり、木刀やバットのようなのは打撃力が、そして飛び道具は貫通力が強化されるんだよ。それこそ本気になればBB弾で人体ぶち抜くことができるくらいにな。ちなみに不思議なことに反作用は能力未使用時と変わらない」

 

 

「…マジで?」

 

 

「大マジ」

 

 

つまり、瞬はとっさに能力でBB弾の力を強化し、それで犯人の肩を撃ち抜いたのだ。これが事件の真相である

 

 

そこへ…

 

 

「ただいま、父さん…って何でお前たちがここにいる…」

 

 

噂をすればとはこのことか、斑鳩瞬が現れた

 

 

「いや〜、お前のことが気になっt「そうじゃない。何故ここに住んでいることがわかったのかを聞いている」…履歴書」

 

 

そう言って大牙は瞬の履歴書を見せる

 

 

「なるほどね…それで俺に何しに来たんだ?」

 

 

「お前、自分の能力が嫌いとか言ってるけど迷ってるだけじゃないのか?」

 

 

大牙のその言葉に瞬は頭に限界が来たのようで

 

 

「迷ってない!俺はこの…この悪魔のような力が嫌いなだけだ!」

 

 

「じゃあ、なんでお前はキョウリュウジャーになったんだ?ザクトルと戦った時、明らかにお前はあの能力をところどころ使ってただろ?散々嫌いとか言ってる割に能力使ってあそこまで必死になった理由はなんだ?」

 

 

「!?そ、それは…」

 

 

その言葉に瞬は黙り込んでしまう。自分は何故、キョウリュウジャーになったのか?という事に

 

 

「たくっ…いいか、お前は自分の能力が嫌いという訳じゃない。自分の能力に逃げてるだけだ」

 

 

大牙がそう言うと瞬は机を

 

 

バン!

 

 

と思いっきり叩き

 

 

「うるさい!うるさいうるさい!何がわかるんだ!俺は…俺は友達だと思ってやつに……友達だと信じてた奴にこの力の所為で化け物呼ばわりされたんだぞ!お前たちにこの気持ちがわかってたまるか!!」

 

 

するとその言葉が屋敷中に響いたのか扉が開き

 

 

「い、今の声はなんだ!?って瞬!帰ってたのか!?」

 

 

「!…父さん」

 

 

親子の間にはあるのは沈黙、ただ暗い雰囲気が漂うだけであったが

 

 

「…ごめん父さん、少し家を出ていく」

 

 

そう言って背を向けて道場を出でいこうとするが

 

 

「あっ!コラ待て瞬!友達に失礼ではないか!」

 

 

すると瞬は振り向いて二人を見て

 

 

「違う!そんな奴ら…そんな奴ら友達でも()()()()()()()()()()

 

 

そう言って瞬は道場を出ていってしまった

 

 

「何か、悪いことしちゃったみたいだね…」

 

 

「仕方ないさ。俺も俺で厄介な能力があるけど誰かに責められたことなんてないからな…」

 

 

大牙はそれに、と言うと

 

 

「あいつ、泣いてなかったか?」

 

 

「やっぱり大牙君にも見えた?てっきり僕の見間違いかと思ったけど…」

 

 

二人は瞬が道場を出ていく時、彼の目から一筋の涙が流れているのが見えたのだ。それの意味を考えようとしていたが大牙が何かに気づいたのか周りを見渡しはじめた

 

 

「あれ!?瞬の親父さんがいない!」

 

 

「えっ!…ホントだ!」

 

 

そう。豪斬がいないのだ。実は彼は瞬の後を追って道場を出ていってしまったのだ。そこに…

 

 

『〜♪(モバックル着信音)』

 

 

「どうしたトリン!?」

 

 

トリンからであった。内容は…

 

 

『大牙、デーボス軍が暴れている!場所は君たちの近くだ!』

 

 

「なんだって!?」

 

 

       ◇

 

 

その頃、瞬はというと…

 

 

「俺は…俺は一体どうしたら…」

 

 

レッドに言われた事、問われたことについて考えていたが答えが見つからず、途方に暮れていた。そこに

 

 

「ほう…まだ人間がいたかそれに背にあるのは竹刀か…だとすれば貴様武道家か?」

 

 

その言葉に瞬は咄嗟に声の方向に振り向くと

 

 

「デーボ・モンスター…」

 

 

さっきの戦いで逃げられたデーボ・ローヤローヤであった

 

 

「ほう。俺の事を知ってるのか…なら話しは早い。俺に囚われろ!」

 

 

するとデーボ・ローヤローヤは瞬目掛けてチェーンを投げてきた。突然の事でさすがの瞬も反応に遅れてしまった

 

 

(!マズイ、捕まる!)

 

 

だがそこに

 

 

「シューーン!!」

 

 

豪斬が駆けつけ瞬を突き飛ばし、代わりに捕まってしまった

 

 

「父さん!」

 

 

「ホォ〜、お前の父親か〜。さぞかし強そうだな〜、では代わりに貰っていくぜ!」

 

 

そう言うとデーボ・ローヤローヤは豪斬を左肩の牢屋に閉じ込めてしまった

 

 

「なっ、貴様!父さんを返せ!」

 

 

瞬はデーボ・ローヤローヤに向かって走っていくが

 

 

「そんなの遅い遅い。ヒャッハー」

 

 

ローヤローヤはまたしてもとんでもないスピードでその場から去ってしまった

 

 

「そんな…俺の所為で…父さんが…」

 

 

瞬は自分の所為で父が敵に捕まった事に何とも言えない気持ちになりその場に膝をつかせて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただその場には彼の嘆きが木霊するだけであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、斑鳩瞬と大河達の絆が試される!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To Be Continved

 

 

 

 

 

 

 




というわけで続きます。長くなってしまったので…


学校があるからいつ頃更新出来るようになる分かりませんが…
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