ISの世界の強き竜の者   作:大鉄人ワンセブン

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一週間以上空けての投稿!

今回はIS学園編ですので戦闘は無しです。




ブレイブ13 『出やがった!セカンド幼馴染』

 〈睦月SIDE〉

 

 

ー1年半程前ー

 

 

俺は金と暇さえあればゲーセンに通っていた。

 

 

主にクレーンゲームでしか手に入らないグッズを手に入れたりしていることが多かったがシューティングゲームをしていることのほうが多かったかもしれない。

 

 

いつもハイスコアを出しては他の奴らが驚いていたが俺にとってはどうでもよかった。

 

 

俺にはガキの頃、よく一緒に遊んでいた奴がいた。

 

 

そいつは他の連中よりも頭が冴えていて、まだ女尊男卑が浸透していなかったその時はそいつを尊敬の眼差しで見る奴や嫉妬の情を抱く奴もいた。

 

 

俺?

 

 

俺にとってはただの親友ってところだった。何か変わっていた奴だったが一緒にいて飽きなかったからな。

 

 

ただ、俺やそいつが5歳くらいの頃、そいつは忽然と姿を消した。

 

 

一体何があったのか?どうしちまったのか?どうしても気になっていた。10年たった今でも覚えてる。シューティングゲームはいわば気まぐれ、ストレス発散のためにやってるようやものだ。

 

 

「おいおい、アイツまたハイスコアだしやがったぞ…」

 

 

「ホントにスゲェな…」

 

 

「一体どうやって鍛えたんだ?」

 

 

ゲーセンをたまり場にしている奴らには俺のことは知られてるらしく勝負を挑んでくる奴もいた。

 

 

…圧勝だったけど

 

 

(俺は…一体いつまでこんなことやりゃあいいんだよ…)

 

 

『〜♪(『二人の地平線(ギターVer)』)』

 

 

どこからともなくギターの音がする。

 

 

周囲の奴らも俺も一体誰がこんなところで引いているのか?

 

 

と気になっていた。

 

 

すると白いギターを手にした黒いウエスタンルックの男が現れた。

 

 

恐らくこいつによるものだろう…帽子のせいで顔が確認できないが。

 

 

「あんたか、柊睦月ってのは?」

 

 

こいつ…なんで俺の名前を知ってるんだ?

 

 

「何で知ってんだ?って顔をしているな。当たり前だろ、有名だからな。シューティングゲームの名人、但し!その腕は日本じゃあ二番目だ」

 

 

「へぇ〜…俺が二番目ねぇ〜、じゃあ一番は誰なんだ?」

 

 

するとその男は「ヒュウ」と軽く口笛を吹くと中指と人差し指で

 

 

チッチッチ

 

 

と言わんばかりに動かすと親指で自分のことを指さしてきた。

 

 

「面白いこと言うな…だったら勝負するか?」

 

 

俺は一つのゲームを指す。

 

 

「このゲームは倒した敵の数が表示されるんだ。ゲームをクリアするまでに何体倒せるかを競う…なんてのでどうだ」

 

 

「いいだろう。俺の射的の腕に、腰を抜かすなよ?」

 

 

よほど自信があるように見えるな…こいつは只者じゃない。

 

 

よし、ここは本気を出すとするか。

 

 

「まずは俺からだな…」

 

 

俺は100円を入れるとスタート画面が表示された。

 

 

(いくぞ!)

 

 

『GAME START!』

 

 

ババン!バババン!

 

 

「おお!」

 

 

「スゲェ!」

 

 

「速すぎて腕が2本…4本…6本あるように見える!」

 

 

「さっすが柊!その腕にかけちゃあ誰も叶わないぜ!」

 

 

俺は正確に敵を狙い撃ち、スコアを稼いでいく。そしてボスのとこまで辿り着いた。

 

 

「おいおい、柊のやつもうここまで来たのかよ。8分もかかってないぞ」

 

 

「あのスピードにあの正確な射撃…まるで西部劇のガンマンだぜ!」

 

 

誰かがそんなことを言い出す。

 

 

(…西部劇のガンマンねぇ。俺はそんなにカッコよくねぇよ)

 

 

そう考えていたが今はゲームに集中しないとな…

 

 

『CLEAR』

 

 

画面にその文字が出てくる。倒した敵の数は185体か…時間は10分も掛かっちまったな…

 

 

「ほら、次はお前だ」

 

 

俺は手にしていたコントローラーをそいつに手渡した。

 

 

「サンキュ。じゃあ俺は…」

 

 

するとそいつはもう一つのコントローラーを取り出し…ってマジかよ!?

 

 

「おいおい、そのゲームは二人用でやると難易度が上がるんだぞ。それを一人で?無茶すぎるぜ」

 

 

「無茶かどうかは…その目で確かめな!」

 

 

そう言ってそいつはゲームに金を入れた。

 

 

『GAME START!』

 

 

バババババババン!

 

 

やつはゲームが始まった途端に物凄いスピードで銃を撃ち出してきた。その速さに周りのやつだけじゃなく俺自身も唖然としていた。

 

 

「お、おい。何だあいつ…2丁拳銃で正確に敵を撃ち抜くのも凄いが…」

 

 

「速すぎるだろ!音は聞こえるのに腕は全く見えないぞ!」

 

 

「に、人間にこんな芸当ができるのか!?」

 

 

「凄いなんてもんじゃねぇ…最早異常だぞ!?」

 

 

奴はとんでもないスピードでゲームを進めていく。

 

 

『CLEAR』

 

 

奴は3分としないうちにゲームをクリアしやがった。

 

 

「そんな…柊が負けた…」

 

 

「あいつ…本当に何者だ!?」

 

 

正直、それには俺も驚いている。あれだけの射撃スピードを出せる奴がこの世の中にいるとは…

 

 

「もうこの世の終わりだ!」

 

 

何でだよ!?何で俺がゲームに負けたらこの世が終わるんだよ!?俺は神様じゃねぇよ!

 

 

すると例の男が俺達の方を向き

 

 

「俺の勝ち?何言ってんだよ。今回のルールよく思い出して画面を見てみろよ」

 

 

俺達はその言葉にゲーム画面を見ると…倒した敵の数は185体、今回のルールは…そうか!

 

 

「一人気づいたようだな。今回はどちらがより多く『敵を倒せるか』だ。別に速さまでは競ってねぇ…俺は185体の敵を撃ったがこれが全部だったのさ。奴も同じ数だけ倒した…つまりは柊が全部の敵を倒した時から少なくとも俺に『勝ち』は無かったってことさ。今回は引き分けだよ」

 

 

こいつ…たくっ勝負は引き分けたが…別のところで負けたな。この感じ、まるでアイツみてぇだ。

 

 

「なあ、最後に顔くらい見せてくれねぇか?」

 

 

「ほお、何でだ?」

 

 

「いや、昔のダチを思い出してな…」

 

 

すると奴は再び『ヒュウ!』と口笛をすると

 

 

「嬉しいねぇ、まさかお前が俺のことを覚えてくれていたなんてな…」

 

 

するとそいつは被っていた帽子をとり、素顔を見せてきた。

 

 

その顔は…

 

 

「…お前は!?」

 

 

「ハッハッハ、久しぶりだな。睦月」

 

 

十年前に姿を消した俺の幼馴染、桐生大牙との再開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺がキョウリュウジャーとなるきっかけであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〈千秋SIDE〉

 

 

「ねぇねぇ、織斑君。転校生の噂知ってる?」

 

 

「転校生?知らないなぁ…」

 

 

IS学園への転校、それは国の推薦がないと出来ないくらい条件が厳しかったはずだけど…つまりは…

 

 

「何でも中国の代表候補生らしいよ」

 

 

やっぱりか…

 

 

「あら、ワタクシの存在を今更ながらに危ぶんでの転入かしら?」

 

 

「それはないと思うわ…少なくともクラス代表決定戦の時の『これこそがワタクシに相応しい曲ですわ』の流れ、聞いてて恥ずかしかったわ」

 

 

「それは忘れてください!」

 

 

久留宮さんとセシリアさんが二人でなにか言い合っていたが…

 

 

「でも他のクラスらしいよ。確か隣の2組」

 

 

「え?そうなの?」

 

 

「でも織斑君なら大丈夫だよ」

 

 

「フリーパスの為にも!」

 

 

そういえば一位のクラスには学食のデザート半年フリーパスが配られるんだっけ?女子って本当にそういうの好きだよなぁ。

 

 

「今のところ専用機持ちは1組と4組だけだから大丈夫だよ!」

 

 

「その情報、古いよ」

 

 

あれ?今の声って…僕は教室のドアの方を見るとそこには見覚えのある女子がいた。

 

 

「もしかして鈴ちゃん?」

 

 

「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音よ。今日は宣戦布告に来たってわけ!」

 

 

物凄いドヤ顔で鈴ちゃんが立っていた。

 

 

「何やってるの?凄く似合わないよ。そんなんじゃ兄さんに笑われるよ」

 

 

「ちょっ!なんでそこに一夏が出てくるのよ!」

 

 

「別にいいじゃんw」

 

 

「よ、良くないわよ!」

 

 

ドゴッ!

 

 

腹を殴られた…超痛いんですけど…

 

 

「あんたね、少しは私の気持ちも考えてよ。だって一夏はもう…」

 

 

あ、やばい。何か暗い雰囲気になってしまった。鈴ちゃんは箒ちゃんと同じで兄さんの事が好きだったからなぁ…ここは謝ったほうがいいよね。

 

 

チョンチョン

 

 

すると歌原さんが鈴ちゃんの顔を突く。手に持っているのは…法螺貝?一体何をする気なのだろうか?

 

 

「…アンタ一体何のy「風貝コマ!」…!」

 

 

歌原さんが法螺貝を吹くと風が起きて鈴ちゃんは後ろ1m程後ろに吹っ飛んで尻餅をついた。何事!?

 

 

「ちょっと、あんた何をしたのよ!」

 

 

「この風貝の性能チェックだよ。試作段階でどれくらい飛ばせるかっていう」

 

 

「試作段階?」

 

 

「うん、私のISの装備の」

 

 

「ハァ!?ちょっと、なんで本体を部分展開もせずに武器だけ出せるのよ!」

 

 

「だって…私の『アメシスター』はそれが可能だから…」

 

 

「それ危なくない!?」

 

 

「大丈夫だよ。装備だけ展開すると威力が1/80に落ちるから!」

 

 

「あ、あれで1/80…」

 

 

「まあ、生身じゃ使えないのもあるよ。ハーメルケインとか」

 

 

え、マジで!?あるの!?

 

 

「何よそれ?」

 

 

「ちょっと色々危険な武器」

 

 

確かに凄かったけど言うほど危ない機能あったっけ?

 

 

「てか話を変えるけどアンタ何でさっきあんなことをしたのよ」

 

 

鈴ちゃんが歌原さんにビシッと指さして言う。確かに…なんであんなことをしだしたのか…

 

 

「だって暗い顔してたんだもん、そんなの似合わないよ。それこそ真壁くんに笑われるぞ!」

 

 

「誰よ真壁って!」

 

 

「織斑一夏君の事だよ!」

 

 

歌原さん、兄さんの名前ちゃんと覚えてたんだ…

 

 

「普通に名前で呼びなさいよ!」

 

 

全くだよ。

 

 

「鈴々、怒ってるところ悪いけど後ろ後ろ、魔王がいるよ」

 

 

魔王?そう思って振り向くと…げっ!?

 

 

「魔王が何よ!」

 

 

「おい」

 

 

「だから何よ!」

 

 

パアァァァン!

 

 

「痛っ、って千冬さん…」

 

 

鈴ちゃんが後ろを振り向くとそこには魔王ビルゴルd…じゃなくて千冬姉さんがいた。

 

 

「とっととクラスに戻れ、SHRの時間だ」

 

 

「す、すみません…」

 

 

鈴ちゃんはドアからどく。姉さんに凄くビビってるよ。確かにこれだと姉さんが魔王に見えるな…

 

 

「千秋、後で色々聞きたいことがあるからまた後で来るわよ。それとアンタ!」

 

 

鈴ちゃんは歌原さんにビシッと指さす。当の歌原さんは自分を指さして「私?」という感じに首を傾げていた。

 

 

「あとで覚えてなさいよ!」

 

 

そう台詞を言って2組に戻っていった。けど今のじゃあ…

 

 

「まるで負けフラグが立った悪役だね!」

 

 

わざわざ口に出さなくても…

 

 

「お前たちも席に戻れ。それと織斑、お前さっき私に対して失礼な事を考えていただろう」

 

 

…バレてた。

 

 

 〈睦月SIDE〉

 

 

俺は今、IS学園の食堂で生徒たちの昼食の準備をしていた。これが結構大変で…まあ、料理好きだから良いけど。

 

 

「すみません、和食セットお願いします」

 

 

「あ、お前はあの時のガキンチョ!」

 

 

「何ですかその言い方!」

 

 

「ハッ、俺から見たらお前は十分にガキンチョだよ」

 

 

「いや、十分にひどいですよその言い方」

 

 

織斑千秋、唯一ISを動かせる男子…か、羨ましいじゃねぇかコンチクショウ!

 

 

あれ?よく見てると一人増えてるな…ツインテールの女子が一人。

 

 

そういや大牙からツインテールの名前の由来は特撮に出てくる怪獣から来ている説があるって話を聞いたな…まあ、どうでもいいけど。

 

 

「なあ、一人増えてるよな。誰だ?」

 

 

「あ、幼馴染みの女の子です。今日転校してきたんですよ」

 

 

うわぁ、こいつギャルゲーの主人公かよ。ホントどこまでも羨ましいなコンノヤロウ!!

 

 

「…なんか怒ってません?」

 

 

「…別にそんなことねぇよ」

 

 

「ちょっと千秋、早くしなさいよ先に皆で食べちゃうわ」

 

 

「あっ!ゴメンゴメン、今行く」

 

 

…何かありそうな感じだな。ちょ〜っと話を聞きにでも行きますか。

 

 

 〈千秋SIDE〉

 

 

僕は昼食をとるために席に座っていた。同じテーブルに座っているのは僕、箒ちゃん、セシリアさん、鈴ちゃん、歌原さん、久留宮さんである。

 

 

何だかんだこのメンバー凄くない?そういえば鈴ちゃんは一体なぜここに来たのか…

 

 

「いつ帰ってきたの?おばさんは元気?代表候補生ってスゴイじゃん」

 

 

「いくつも質問しないでよ。何アンタこそISを動かしてるのよ。ビックリしたじゃない。それと私が聞きたいことの本題は…」

 

 

やっぱりか。きっと僕がIS学園にいるなら兄さんの事も聞けると思ったんだろう。けど…

 

 

「…ごめん、まだ兄さんは見つかってないんだ」

 

 

「…そう」

 

 

う~ん。昼食なのに暗くなってしまった。どうすれば

 

 

「風k「やめなさい」…むう〜」

 

 

歌原さんがさっきの法螺貝を吹こうとしたが久留宮さんに止められる。まあそうだよね、ここでやるのはどうかと思うから…

 

 

「千秋、この女は一夏とどういう関係なんだ?」

 

 

あ、箒ちゃんが反応し始めたよ。

 

 

「べっ!別になんともないわよ!」

 

 

「まあね、兄さんともただの幼馴染だから」

 

 

…あ、鈴ちゃんに睨まれた。

 

 

「…にしても、まさかあんたも一夏の事が?」

 

 

「あぁ、そうだ。私も一夏の事がな」

 

 

2人の間でバチバチと火花が散っているように見えるのは気の所為だろうか?こういう時女子って結構怖いよなぁ…

 

 

「…ま、今こんな事で争っても仕方無いわね。続きは一夏が見つかってからにしない?それまでは友人として接することにしましょう」

 

 

「…うむ、そうだな」

 

 

あれ?あっさり終わった、てか意気投合した。まあ、これは兄さんが見つかった時大変な事になりそうだけど…

 

 

「ところで千秋、あんたのクラスにランクSが二人いるって聞いたけど誰?」

 

 

「えっと…それは…」

 

 

僕は当の二人の方に目をやる。久留宮さんは普通に食事を進めてて歌原さんはこっちを向いて「イェイ!」とか言う感じでピースを向けてた。

 

 

「…まさかあんた達が?」

 

 

「その通り!私と霧ちゃんがランクS同士のパートナーだよ!」

 

 

「勝手にパートナーとか言わないで頂戴」

 

 

「ウゲェ!霧ちゃん酷いよ!」

 

 

「…一人はともかくあんたの方はそうは見えないわよ」

 

 

鈴ちゃんは歌原さんに向けてそう言い放つ。確かに歌原さんって一見それほど強くは見えないよね…一体どれほどの実力があるのだろうか?IS本体も見たことないし…

 

 

「ンンンッ!皆様、ワタクシの存在を忘れては困りますわよ」

 

 

「…あんた誰?」

 

 

「なっ、まさかイギリス代表候補生であるこのワタクシを知らないのですか!?」

 

 

「私、あんまり他の国興味無いから…どんな人?」

 

 

鈴ちゃんが他の女子にセシリアさんのことを聞くと

 

 

「自己主張の強い女」

 

 

「霧ちゃんに手も足も出なかった人」

 

 

「自称、自分が出る時は特撮ソングが相応しいとか言ってる残念な()

 

 

何だろう…なんか一つも褒め言葉が無いようにしか聞こえない。

 

 

「皆さん!もっと他にもあるでしょう!」

 

 

「アハハハハッ、さ、最後の千秋みたいなこと言ってるじゃん。お、可笑しいwww」

 

 

なんで僕!?

 

 

「あ、そういえば確かシーちゃんは千あk…ムグッ!」

 

 

歌原さんが何か言おうとしていたがセシリアさんに口を抑えられ止められた。一体何を言いたかったんだろう?

 

 

「おいおい、今日も盛り上がってるのかお前たちは」

 

 

あ、この声は…

 

 

「「「「食堂のおじさん!」」」」

 

 

鈴ちゃんと久留宮さん以外の人の声がハモった。IS学園で数少ない男性職員だ。

 

 

「参ったぜ、俺の名前まだ覚えてもらってなかったのか?俺の名前は柊睦月だ。これからは覚えてくれよ。それと俺は20歳だ」

 

 

そういえば大学生だっけこの人?

 

 

「これアンタが作ったの?なかなかうまいじゃない。うちも食堂やってたけどここまでの味は出せなかったわ」

 

 

「嬉しい事言ってくれるじゃねえか。女の子に褒められるのはいつになってもいいものだ」

 

 

「そういえば鈴ちゃん、食堂で思いだしたけどおじさんはどう?元気?」

 

 

「う、うん元気…だと思う、多分」

 

 

?…思う?多分?

 

 

すると柊さんが何かを察したようで僕の近くに来て

 

 

「…まぁ、この娘にはこの娘の家の事情があるって事だよ。男なら下手に探ろうとしない方がいいぞ。返って相手を辛くする事もあるからな」

 

 

「…はい」

 

 

う~ん。一体何があったのか…やっぱり気になる

 

 

「あとお前ら大丈夫か?」

 

 

「え?何がですか?」

 

 

「時間」

 

 

柊さんがそう言って時計を指さしてきた。それに釣られて僕達も時計の方を見ると…ヤバッ!

 

 

「今日はこの前みたいにいきませんから!」

 

 

僕はそうしてできるだけよく噛みながら早めに食事を済ませた。

 

 

因みに相変わらずSコンビは早めに食事を終えていた。

 

 

 〈ナレーションSIDE〉

 

 

その日の放課後、睦月は仕事を終えて外に出ようとした時だった。

                               

 

『〜♪(モバックル着信音)』

 

 

「なんだよ。こんな時に呼び出しか?まあ、でも」

 

 

彼はそう言うってポケットから13番の獣電地を取り出し…

 

 

 

「忘れるなよ大牙、俺はヒーローになるとは言ったが()()()()()とは言ってないからな…」

 

 

そう言って彼はデーボス軍の元へ向かっていった。

 

 

 




次回は戦闘に入れると思います。いつ頃の更新になるか分かりませんが…

あと最近気づいたのがこの作品、ジャンパーソンだけじゃなくてメタルヒーローシリーズのネタが多すぎるんだ。

あと微妙なことろで終わって申し訳ございません。


あと風貝の降りはアニメではISの武器を呼び出す時には一部でも展開しないと出せないような感じだったので。


間違ってたら申し訳ございません。
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