ISの世界の強き竜の者   作:大鉄人ワンセブン

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三話です


ブレイブ3 『チョットマッタァァッ!英国貴族登場』

〈千秋SIDE〉

 

 

その後の休み時間

 

 

「ちょっとよろしくて?」

 

 

「ん?」

 

 

「まあ!何ですのそのお返事は!わたくしに話しかけr「イヤッホー!ちっあっきく〜ん!私、歌原美喜!よっろしっくね〜!」ちょっとあなた!」

 

 

すごく馴れ馴れしく名前を呼ばれたよ…てか人の話が終わってからにしようよ

 

 

「ん?何」

 

 

「この私が話しかけている最中なのに何いきなり話しかけてるのですか!身の程をわきまえなさい!」

 

 

「え~と、誰この娘?」

 

 

歌原さんがそう言って僕の方を見てくる。いや僕も知らないんだけど

 

 

「知らない!このわたくしを!?イギリスの代表候補生であるこのセシリア・オルコットを!?」

 

 

代表候補生!?そりゃすごい

 

 

「ねぇ、一つ質問していい?」

 

 

「あら、何ですの?」

 

 

歌原さん、一体何を質問する気なんだろう?

 

 

「代表候補生って何?」

 

 

え、嘘。マジで言ってるの?よく見るとよく見ると他の女子が何人かずっこけていた

 

 

「貴方、本気でいってますの!」

 

 

「うん!」

 

 

うわ、なんという元気な返事だ事

 

 

「歌原さん、代表候補生っていうのはその国の国家代表の候補生って事だよ」

 

 

僕がそう説明する。そういえばさっきIS操縦者になれなくてもいいとか言ってたけど…だからって知らないのは流石になぁ

 

 

「へえ~、あ!そういえばどっかで聞いたことがあるよう…な?」

 

 

本当に大丈夫なのこの娘?

 

 

「そう、つまりエリートの事ですわ!」

 

 

あ、マズイ、僕のせいでオルコットさんの変なスイッチ入れちゃったみたい

 

 

「本来ならわたくしのようなエリートと同じクラスになれるだけでも奇跡だというのに、その現実をもう少し理解していただけるかしら?」

 

 

「そうか。それはラッキーだ」

 

 

「うん。名犬だね」

 

 

それはラッシーだよ

 

 

「…あなた達、私を馬鹿にしてますの?」

 

 

「別にしてないよ」

 

 

「僕もそんなつもりは…それに僕に何か期待されても困るんだけど」

 

 

「ふん。まあでも、わたくしは優秀ですから、あなたのような人間にも優しくして上げますわよ。ISのことで分からないことがあれば日本人らしく土下座でもすれば教えて差し上げてもよろしくってよ」

 

 

日本人馬鹿にするな

 

 

「え~、シリちゃんそういうの教えるの苦手そうじゃん。私が教えてあげてもいいよ!さっき授業でも言ったじゃん。ISの操縦のコツ人に教えてるって」

 

 

「シ、シリちゃん!?もしかしてわたくしのことですか!?そんなはしたない名で呼ばないでくださいまし、第一貴方、代表候補生の事も知らなかったじゃありませんか。信憑性にかけてますわよ!?」

 

 

シ、シリちゃんて…だめだ笑わずにはいられない

 

 

「ちょっとあなた何を笑っていらっしゃるのですか!?」

 

 

オルコットさんが僕に対してそう言い出す。くっ、もう少しでツボるところだった

 

 

「ご、ゴメンゴメン」

 

 

こ、こういう時は深呼吸だ。すーはー、すーはー

 

 

「まあ、どっちにしろわたくし

のほうが実力があるのは確かですわ」

 

 

「ふぇ?何でそんなことが言えるの?」

 

 

「あら、それは実に単純ですわ。何せわたくし、入試で唯一教官を倒したのですから」

 

 

へえ~、って入試って

 

 

「それなら僕も倒したよ教官」

 

 

「は?」

 

 

そう言ってオルコットさんは信じられない顔をしていた

 

 

「いや、正確には相手が突っ込んできたのを避けたら壁に激突したから自滅に近い形だったけど」

 

 

「わ、わたくしだけと聞きましたが」

 

 

「女子だけってオチじゃないの?」

 

 

「あの〜、ちょっいい?」

 

 

 

「「何(ですの)?」」

 

 

僕とオルコットさんの声がハモる

 

 

「入試って、IS動かして戦うやつ?」

 

 

それ以外に何があるの?

 

 

「そうに決まってますわ」

 

 

そう言うと歌原さんは何を思ったのか顔を少し上げて遠くを見るようにして思いふけている

 

 

「……あれ、勝っちゃってよかったんだ」

 

 

「「は?」」

 

 

彼女、今ものすごい事言わなかったか?てかこんな事思うのこれで何度目だろう

 

 

「ど、どういうことですの!?」

 

 

「いや~、勝っちゃったら教官の人に失礼かな~って、それにその性でプライド傷ついたとかでその教官に恨まれて不合格にされたら嫌だな〜って思って」

 

 

それは流石にないと思う!勝っていいんだよ!

 

 

てかそんな事言うってことはもしかして…

 

 

「ま、まさか貴方勝てる見込みが十分にありながら手加減したというのですか?」

 

 

どうやらオルコットさんも僕と同じ考えだっようだ

 

 

「うん。引き分けにしてあげたんだ」

 

 

…勝とうよ!そこは!?そもそもプライド云々言ってるけど教官がそのこと知ったほうがよっぽど傷つくからね!

 

 

「二人共落ち着いてよ〜」

 

 

イヤイヤイヤ、さっきからいろんな意味でビックリで落ち着くのも落ち着かないよ

 

 

「こっ!これが落ち着いて――」

 

 

キーンコーン

 

 

そこでチャイムが鳴って

 

 

「く、後でまた来ますわ、逃げなくってよ!」

 

 

別に逃げないよ

 

 

「……別にそんな黒田鬼吉博士じゃないんだから」

 

 

あれは脱獄したんだよ!

 

 

そんなこんなで休み時間は終了した

 

 

                   ◇

 

 

授業が始まると千冬姉さんが机の前に立ち

 

 

「この時間は再来週に行われるクラス代表戦に出場するクラス代表を決めようと思う。自薦他薦は問わんぞ」

 

 

クラス代表、つまりクラス長みたいなものか。たしかに大事だね

 

 

「はい!織斑くんをを推薦します」

 

 

え、僕?何言ってるの?

 

 

「私もそれがいいと思います!」

 

 

「私も!」

  

 

「ちょっと待ってよ、僕はそんなのやるつm「他薦されたものに拒否権はない。選ばれた限り覚悟しろ」……」

 

 

そんな横暴な…

 

 

「さて、他にいないのか?いないなら――」

 

 

「ちょっと待って下さい!納得がいきませんわ!」

 

 

オルコットさんが急にそんなことを言い出したかと思うと机を強く叩いてその場から立ち

 

 

「男がクラス代表なんていい恥さらしですわ。そんな興味本位で極東の猿にされては困りますわ!大体文化として後進的な島国で暮らさないといけない事自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛ですわ!」

 

 

それはさすがに言い過ぎだと思った。てか普通にカチンときた

 

 

「イギリスだって大したお国自慢無いでしょ。世界一マズイ料理で何年連続一位だよ」

 

 

「あ、貴方わたくしの祖国を侮辱しますの!?ふん、これだから男というのは。いいですか、クラス代表というのは実力トップがなるべきですわ。そしてそれは代表候補生で専用機持ちであるこのわたくしですわ!」

 

 

じゃあ何で最初に自薦しなかったの?それ以前に一番言いたいのは

 

 

「最初にぶじょk「先に人の祖国を侮辱したのはあなたよ。オルコットさん」……」

 

 

セリフ取られた。そしてその声の主の方向に目をやると

 

 

「それに、あなたはなにか勘違いをしてるわ」

 

 

…物凄く恐ろしい形相をした久留宮さんだった




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